「バーピージャンプって、腹筋が鍛えられるのかな?」と思っているあなた。

それでも、同時に鍛えたいなら、動き自体を変えましょう。次の3つをご紹介します。
- 1:腕立て伏せの姿勢のときに、走る足を追加する
- 2:腹筋ローラーで、腕立て伏せの姿勢を行う
- 3:ジャンプではなく、ひじと膝をつける動作に変える
これで、あなたの迷いは無くなるはず。さあ、早速、読み進めてください。
バーピージャンプは腹筋を効果的に鍛えられない
バーピージャンプは、腹筋を効果的に鍛えられません。なぜなら、お腹を「縮める」「伸ばす」行為がないから
動作で見ると、腹筋が動いていない
バーピージャンプの動作を見てみましょう。


最初は、ジャンプするときに「正しい姿勢を保つために」「少しだけ」腹筋を使います。

さらに、お腹の伸び縮みがあるのが「しゃがんで、足を伸ばし、またしゃがむとき」だけ。しかも、この時は「足の力」を使っている。


つまり、腹筋はあまり使っていません。
腹筋だけ、別のトレーニングにしたほうが、効率はいい
腹筋だけ、別のトレーニングをしたほうが、効率がいいですね。お腹の伸び縮みは「体の安定」が必要だから。例えば、この筋トレを見てみましょう。



体の安定があるから「お腹を動かせる」のですね。
それでも、同時に鍛えたいなら、この3つで動きを変える
それでも、同時に鍛えたいなら、バーピージャンプの動きを変えましょう。次の3つが考えられます。
- 1:腕立て伏せの姿勢のときに、走る足を追加する
- 2:腹筋ローラーで、腕立て伏せの姿勢を行う
- 3:ジャンプではなく、ひじと膝をつける動作に変える
では、絵で確認してみましょう。
1:腕立て伏せの姿勢のときに、走る足を追加する
腕立て伏せの姿勢の時、「走る足」を追加するのです。


- お腹の伸び縮みを意識する
- 足を蹴るのと同時に、お腹を縮める
- 上半身は安定させる

「ダッシュ10秒」だけで、腹筋が悲鳴を上げますよ。
2:腹筋ローラーで、腕立て伏せの姿勢を行う
しゃがんだときに、腹筋ローラーをもって、体を伸ばしましょう。

- しゃがんだときに腹筋ローラーを持つ
- 腹筋ローラーと、足のつま先で体を支える
- お腹を見るように、腹筋を縮める

- お腹を伸ばして、腹筋ローラーを動かす
- できるところまででOK

ジャンプした後、腹筋ローラーを持つのは、かなり難しいですが、これで刺激が行きますよ。
3:ジャンプではなく、ひじと膝をつける動作に変える
ジャンプではなく、ひじとひざを付ける動作に変えましょう。

- 立って、手を頭につける

- 「ひじ」と「逆のひざ」をつける
イラストでは、右ひじと左ひざ
- お腹をねじるように動かす
- 腕や足は、できるだけ動かさない

- 「A」に戻す

- 「ひじ」と「逆のひざ」をつける
イラストでは、左ひじと右ひざ
- お腹をねじるように動かす
- 腕や足は、できるだけ動かさない
これで、腹斜筋(ふくしゃきん)という、斜めに入った筋肉が鍛えられますよ。

まとめ
バーピージャンプは、かなりつらいトレーニングです。ただ、腹筋に注目すると、それほど効率的ではない。だから、別の筋トレだったり、動作を変えたりして、対策しましょうね。
あまり鍛えられません。動きをイラストで確認しましょう。
もし、効率を考えるなら、別々でのトレーニングがおすすめです。