「椅子を使って、足上げの腹筋って、どんなものがあるのかな?」と思っているあなた。
まずは、7つご紹介しましょう。
- 1:椅子に座って、足を伸ばす
- 2:足を90度に曲げて行う
- 3:足を45度に曲げて行う
- 4:足を45度に曲げて上げ、下げる時はまっすぐにする
- 5:足をまっすぐにして行う
- 6:逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
- 7:伸ばした「手」と「足」をつける
さらに、イスの種類でも、色々変わります。
- ベンチタイプなら、より負荷が大きくなる
- 背もたれタイプは、負荷が軽くなる
- 足は安定して、滑らないもの
- キャスター付きは、滑らないようにして
- 出来れば硬めの座面がいい
ここも確認しておきましょう。また「仰向けになって」「鉄棒にぶら下がって」も見ていきます。これで、あなたの下腹部(下っ腹)が変わります。さあ、さっそく始めましょう。
イスを使った7つの足上げ腹筋
イスを使った腹筋を解説する前に、ポイントをご紹介します。それが「お腹を伸び縮みさせる」こと。

0:ポイントは「お腹を伸び縮みさせる」こと

下の絵のように、お腹を意識しましょう。足の筋肉は使わないことがポイントです。
〇:お腹を使うこと

- お腹の筋肉の「伸び縮み」を意識
〇:足は使わないこと

- ほかの筋肉を使わない(絵では足)

それでは、次の7つをご紹介しましょう。
- 1:椅子に座って、足を伸ばす
- 2:足を90度に曲げて行う
- 3:足を45度に曲げて行う
- 4:足を45度に曲げて上げ、下げる時はまっすぐにする
- 5:足をまっすぐにして行う
- 6:逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
- 7:伸ばした「手」と「足」をつける
コマ送りで、ポイントも併せて解説しますね。
1:椅子に座って、足を伸ばす
【4コマでポイントを確認する】

- 手で座面をつかんで、体を安定させる
- 足は曲げる
- 体は縮める

- お腹を伸ばす
- 息は吐きながら
- 上半身は少し倒してもいい

- 足を一直線に伸ばす
- つま先まで意識する
- このまま1秒キープ

- お腹を縮ませる
- 足も曲げる
- 息は吸いながら
2:足を90度に曲げて行う
【2コマでポイントを確認する】

- 足は90度に曲げる
- 足は床につけない
- 座面を手でつかみ、体を安定させる

- お腹を縮ませる
- 足の力を使わずに、持ち上げる
- 息を吐きながら
3:足を45度に曲げて行う
【2コマでポイントを確認する】

- 足は45度に曲げる
- 足は床につけない
- 座面を手でつかみ、体を安定させる
- 上半身は、少し後ろに倒し気味で

- お腹を縮ませる
- 足の力を使わずに、持ち上げる
- 息を吐きながら
4:足を45度に曲げて上げ、下げる時はまっすぐにする
【4コマでポイントを確認する】

先ほどと同じ
- 足は45度に曲げる
- 足は床につけない
- 座面を手でつかみ、体を安定させる
- 上半身は、少し後ろに倒し気味で

先ほどと同じ
- お腹を縮ませる
- 足の力を使わずに、持ち上げる
- 息を吐きながら

- お腹を縮めたまま、足を伸ばす

- 伸ばした足を、そのまま下ろす
- 2秒かける
- 下ろしたら、また、足を曲げる
5:足をまっすぐにして行う
【2コマでポイントを確認する】

- 足は伸ばしたまま
- 足は床につけない
- 座面を手でつかみ、体を安定させる
- 上半身は、少し後ろに倒し気味で

- お腹を縮ませる
- 足の力を使わずに、持ち上げる
- 足は伸ばしたまま
- 息を吐きながら
6:逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
【4コマでポイントを確認する】

- 手は頭の上
- 足はつま先だけ床につけて、ひざを曲げる

- ひじとひざをつける
(絵では、右ひじと、左ひざ)
- お腹をねじる
- 腕と足は動かさない

- Aに戻す

- ひじとひざをつける
(絵では、左ひじと、右ひざ)
- お腹をねじる
- 腕と足は動かさない
7:伸ばした「手」と「足」をつける
【4コマでポイントを確認する】

- 両腕、両足を伸ばす
- できれば、足は浮かせる

- 手と逆の足をつける
(絵では、右手と左足)
- つけていない、手と足は動かさない

- Aに戻す

- 手と逆の足をつける
(絵では、左手と右足)
- つけていない、手と足は動かさない
椅子の種類でも、違いがあるので、5つに分けて考える
椅子の種類でも、違いがあります。具体的に次の点を確認しましょう。
- ベンチタイプなら、より負荷が大きくなる
- 背もたれタイプは、負荷が軽くなる
- 足は安定して、滑らないもの
- キャスター付きは、滑らないようにして
- 出来れば硬めの座面がいい
こちらも、絵でイメージしやすく、解説していきます。
1:ベンチタイプなら、より負荷が大きくなる
ベンチタイプなら、より負荷が大きくなります。

仰向けなので、お腹が大きく動き(可動域:かどういきが広い)、筋肉により刺激を与えます。
2:背もたれタイプは、使い方に注意
背もたれタイプは、使い方に注意しましょう。

ぶつかる可能性があります。可動域も狭くなりますしね。
3:足は安定して、滑らないもの
足は安定して、滑らないものにしましょう。接地面(せっちめん:床と接する面)が大きく、滑りにくいものがいいですね。

床も大事
そして、床も大事です。カーペット自体が滑ると、意味がありません。

フローリングや、畳など、床自体も注意しましょう。
4:キャスター付きは、滑らないように。ただ、壊れやすくなるかも
キャスター付きは滑らないのが大事です。さらに、足も壊れやすいので、注意が必要です。


避けたほうがいいですね。
5:出来れば硬めの座面がいい
座面は硬めのほういいですね。柔らかいと負荷が逃げて、筋肉への刺激が減ります。


あなたの手持ちの椅子は使えますか?
寝て行う足上げタイプ 3選
椅子を使わずに、寝て行うタイプもあります。次の3つをご紹介しましょう。
- 足を90度に曲げて行う
- 足を45度に曲げて行う
- 足をまっすぐにして行う

私もこれでトレーニングしています。
1:足を90度に曲げて行う
【4コマでポイントを確認する】

- ひざは90度に曲げる
- 足は浮かせたまま
- 腕を床に押し付け、体を安定させる

- 腹筋を縮めて、足を上げる
- 2秒かけて、息を吐きながら行う

- ひざ、股関節の角度は90度
- これで、1秒キープする
- お腹は縮めたまま

- 息を吸いながら、足を下げる
- 2秒かけて「A」に戻る
2:足を45度に曲げて行う
【4コマでポイントを確認する】

- 膝の角度は45度
- 足は浮かせる
- 腕で床を押して、体を安定

- 腹筋を縮めて、足を上げる
- 2秒かけて、息を吐きながら行う

- 足を、体の上まで上げる
- このまま1秒キープする
- 腕は床に押し付けたまま

- 息を吸いながら、足を下げる
- 2秒かけて「A」に戻る
3:足をまっすぐにして行う
【4コマでポイントを確認する】

- 足を伸ばしたまま
- 床にはつけない
- 腕を床に押し付け、安定させる

- 腹筋を縮めて、足を上げる
- 2秒かけて、息を吐きながら行う

- 体の上まで、引き上げる
- このまま1秒キープする

- 息を吸いながら、足を下げる
- 2秒かけて「A」に戻る
これで、あなたの体は変わっていきますよ。
鉄棒を使って行うタイプ 2選
さらに、負荷を上げるなら、鉄棒などにぶら下がり、行いましょう。次の2つをご紹介します。
- 足を90度に曲げて行う
- 足をまっすぐにして行う
これで、引き締まった肉体を手に入れてください。
1:足を90度に曲げて行う
【4コマでポイントを確認する】

- 肩幅ほど広げて、鉄棒をつかむ
- 足はついてもOK

- 足を曲げながら、お腹を縮める
- 息は吐きながら、2秒かけて動く

- ひざは90度
- 太ももと地面が平行
- ここで1秒キープする

- 足を伸ばしながら、息を吸う
- 2秒かけて「A」に戻す
2:足をまっすぐにして行う
【2コマでポイントを確認する】

- 肩幅ほど広げて、鉄棒をつかむ
- 足はついてもOK

- 伸ばした足のまま、お腹を縮める
- このまま1秒キープする
腹筋ローラー 4つの方法で、お腹全体を鍛える
お腹全体を鍛えるなら、おススメは腹筋ローラーです。1,000円ほどで売っており、手軽にできますからね。私も持っています。

そこで、次の4つのトレーニングをご紹介します。
- ひざをついて、半分だけ伸ばす
- ひざをついて、全部を伸ばす
- 立って、全身を伸ばす
- ななめに伸ばす

かなりコスパ(少ない投資で、大きな効果を得ること)がいいトレーニングですよ。
1:ひざをついて、半分だけ伸ばす
まずはひざをついて、半分だけ伸ばしましょう。
【2コマでポイントを確認する】

- 腹筋ローラーと、ひざで体を支える
- お腹を見るようにして、お腹を縮める

- 体の半分まで進ませる
- 足ではなく、お腹を伸ばす

見た目とは違い、かなりつらいです。出来るところまで、きちんと伸ばしましょう。
2:ひざをついて、全部を伸ばす
【4コマでポイントを確認する】

- 腹筋ローラーと、ひざで体を支える
- お腹を見るようにして、お腹を縮める

- 息を吐きながら、2秒かける
- 足ではなく、お腹を伸ばす

- 体を一直線にする
- このまま1秒キープする

- お腹を縮めて、腹筋ローラーを動かす
- 息は吸いながら、2秒かけて「A」に戻す
3:立って、全身を伸ばす
これが出来れば、あなたの筋肉はバランスよくついています。
【4コマでポイントを確認する】

- 腹筋ローラーと、足のつま先で全身を支える
- お腹を見るようにして、腹筋を縮める

- お腹を伸ばすようにして、腹筋ローラーを動かす
- 息を吐きながら、2秒かける

- 体を一直線にする
- このまま1秒キープする

- お腹を縮めて、腹筋ローラーを動かす
- 息は吸いながら、2秒かけて「A」に戻す
4:ななめに伸ばす
先ほどの「1~3」を使って、斜めに伸ばすと、腹斜筋(ふくしゃきん)も鍛えられます。
【イラストで確認する】


腹斜筋とは、こちら。

これで、あなたも満足したはずです。
まとめ
足上げの腹筋は、下っ腹を鍛えるのに、ちょうどいいトレーニングです。さらに腹筋ローラーも追加して、全身を鍛えましょう。さあ、早速行動。動き出してください!
実際に「絵で」解説していきます。