「楽して、腹筋を鍛えたいな…」と思っているあなた。この14のトレーニングをご紹介しましょう。
- 1:ロングブレス
- 2:ドローイン
- 3:ウォーキング
- 4:スロージョギング
- 5:イスに座って、足を伸ばす
- 6:イスに座って、90度に曲げた足を上げる
- 7:タオルを下に敷いて、上半身を上げる
- 8:壁に足をつけて、上体起こし
- 9:足を上げて、上体起こし
- 10:タオルを敷いて、下半身を上げる
- 11:タオルをもって、上半身だけ回す
- 12:立って、同じ「ひじ」と「ひざ」をつける
- 13:イスに座って、逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
- 14:仰向けになって、ひざを立てて、腰を上げる
そして「何か筋トレグッズを買おう」と思っていました? それが効かない理由をお答えします。効くのは「腹筋ローラーだけ」。なぜならキツイから。つまり、楽して鍛えられません。
これで、無駄な出費は抑えられます。早速、読み進めてください。
割と楽して腹筋を鍛える14の方法

という声にこたえて、この14の方法をご紹介します。
- 1:ロングブレス
- 2:ドローイン
- 3:ウォーキング
- 4:スロージョギング
- 5:イスに座って、足を伸ばす
- 6:イスに座って、90度に曲げた足を上げる
- 7:タオルを下に敷いて、上半身を上げる
- 8:壁に足をつけて、上体起こし
- 9:足を上げて、上体起こし
- 10:タオルを敷いて、下半身を上げる
- 11:タオルをもって、上半身だけ回す
- 12:立って、同じ「ひじ」と「ひざ」をつける
- 13:イスに座って、逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
- 14:仰向けになって、ひざを立てて、腰を上げる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1:ロングブレス
ロングブレスとは、3秒かけて息を吸い、7秒かけて吐き切る呼吸法です。
【息を吸うとき】

- 両腕を上げる
- 足を前後にする
- 息は鼻から、3秒かけて吸う
- 腰は反らし過ぎない
(反らしすぎると、腰を痛めます。)
【息を吐くとき】


- 両腕を力いっぱい閉じる
- 7秒かけて、口から息を吐き「切る」
必ず息を吐き切る
これで、腹横筋(ふくおうきん)と呼ばれるコルセットのような筋肉が鍛えられます。

2:ドローイン
ドローインも、腹横筋を鍛えるトレーニングです。お腹をへこませて息を吸い、さらにへこませて息を吐き切るもの。
【息を吸うとき】


- 鼻から息を吸う
- お腹はへこませる
- 大体、3~5秒ほど
【息を吐くとき】


- 口から息を吐ききる
- お腹はさらにへこませる
- 時間は7~10秒ほど

3:ウォーキング
ウォーキングも、腹筋を鍛えます。全身のトレーニングですからね。そして、コツを5つご紹介しましょう。
- 足の中心で着地
- カバンはリュックなど両腕が使えるもの
- ひじは引くように
- 靴・靴下はクッション性があるもので
- 目線は少し前、腰から進む
これで、歩き方が変わります。
コツ1:足の中心で着地
足の中心で着地しましょう。かかとでは、衝撃が大きく、傷める可能性もありますからね。
コツ2:カバンはリュックなど両腕が使えるもの
カバンは両手を使える「リュック」にしましょう。腕を振ることが大事です。
コツ3:ひじは引くように
ひじを引くようにすると、大きく上半身が使えます。
コツ4:靴・靴下はクッション性があるもので
安くても、大丈夫。あなたの足にあったものを選びましょう。
コツ5:目線は少し前、腰から進む
目線は少し前にしましょう。そして、腰から進むと、胸が張れて、肺が大きく使えます。

これで、かなり歩き方が変わります。
4:ジョギング
ジョギングも全身を使う運動で、当然、腹筋も鍛えられます。こちらもコツを4つ、ご紹介しましょう。
- スピードは会話ができる程度で
- つま先で着地する
- 呼吸は「鼻から2回吸って、口から2回吐く」
- ウォーキングのコツを使う

私もこの走り方で、長く続けられています。
コツ1:スピードは会話ができる程度で
スピードは会話ができる程度にしましょう。

「速く走らなきゃ」というプレッシャーがあると、長続きしません。ストレスが運動を遠ざけます。これくらいで、ちょうどいいですよ。
コツ2:つま先で着地する
つま先での着地を意識すると、かかとを避けられます。

先ほど出てきた理由と同じです。
コツ3:呼吸は「鼻から2回吸って、口から2回吐く」
呼吸は「鼻から2回吸って、口から2回吐く」です。これで楽になります。

「スッ、スッ、ハッ、ハッ」と言った感じでテンポよくやると、走りにリズムも生まれますよ。
コツ4:ウォーキングのコツを使う
ウォーキングのコツを使いましょう。ひじや、足の着地などは、使えます。

私もジョギングで挫折しましたが、これで走れるようになりました。
5:イスに座って、足を伸ばす

ここからは、筋トレになります。絵で「コマ送り」にしながら、動きとポイントを確認しましょう。
〇:イラストで動きとポイントを確認

- 胸と、太ももをつけるように、お腹を縮める
- 手は座面をつかんで、体を安定させる

- お腹を伸ばしながら、足も前に出す
- 上半身も後ろに倒すと効果的
- 腕の力は使わない

- 体は一直線上にする
- このまま1秒キープする

- お腹を縮めながら、足を曲げる
- 上半身も元に戻す
6:イスに座って、90度に曲げた足を上げる
〇:イラストで動きとポイントを確認

- イスに座って、ひざを曲げる
- 足は浮かせると、より効果的
- 手で座面をつかんで、体を安定させる

- お腹を縮めて、足を上げる
- 太ももを上げるイメージで
7:タオルを下に敷いて、上半身を上げる
〇:イラストで動きとポイントを確認

- タオルを上半身に敷いて、両手でつかむ
- ひざは立てる

- タオルを上げながら、上半身も起こす
- お腹を見る感じで、背中は床につけたまま
8:壁に足をつけて、上体起こし
〇:イラストで動きとポイントを確認

- 足を壁につけて、体を安定させる
- 手は頭の上

- お腹を見る感じで、背中は床につけたまま
9:足を上げて、上体起こし
〇:イラストで動きとポイントを確認

- 足を浮かせて、ひざは90度に曲げる
- 手は頭の上

- お腹を見る感じで、背中は床につけたまま
10:タオルを敷いて、下半身を上げる
〇:イラストで動きとポイントを確認

- ベンチなどの、長いイスに座る
- 足は座面から出す
- タオルを下半身の下にして、支える

- タオルを上げながら、下半身を上げる
11:タオルをもって、上半身だけ回す
〇:イラストで動きとポイントを確認

- タオルを持った腕を体の前に伸ばす
- 上半身だけ回す
- 顔と下半身は前のまま

- 上半身だけを回す
- 顔と下半身は、そのまま
12:立って、同じ「ひじ」と「ひざ」をつける
〇:イラストで動きとポイントを確認

- 立って、手は頭の上
- 両足はバランスよく、体重をかける

- 同じ「ひじ」と「ひざ」をつける
(イラストでは「右」)
- お腹を縮め、手足はなるべく動かさない

- 「A」に戻る

- 同じ「ひじ」と「ひざ」をつける
(イラストでは「左」)
- お腹を縮め、手足はなるべく動かさない
13:イスに座って、逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
〇:イラストで動きとポイントを確認

- イスに座って、手は頭の上
- 足は浮かせると、より効果的

- 逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
(イラストでは「右ひじ」と「左ひざ」)
- お腹をねじる

- 「A」に戻す

- 逆の「ひじ」と「ひざ」をつける
(イラストでは「左ひじ」と「右ひざ」)
- お腹をねじる
14:仰向けになって、ひざを立てて、腰を上げる
〇:イラストで動きとポイントを確認

- ひざを立てて、仰向けになる
- 腕を前で組む

- 息を吐きながら、腰を上げる

- 体を一直線にする
- このまま1秒キープする

- 息を吸いながら、腰を下ろす

ぜひ試してください。意外と簡単ですよ。
グッズが効かない理由


それは効きませんよ。


はい。その理由ですが、単純です。楽しても鍛えられないから。
楽して鍛えられることはない
筋肉は8~12回で限界を迎えると、太く強く成長します。この限界を迎える回数が多くなると、細く引き締まったものになります。ボディビルダーとマラソンランナーの違いを見れば、分かりますよね。つまり「限界を迎える」ことが大事「楽ではない」のです。
昔からあるのは、腹筋ローラーだけ
道具で、昔から使われているのは「腹筋ローラー」だけです。そして、かなりつらい。

私も使うとき、歯を食いしばります。


ボディビルダーも持っている人が多いですね。なぜなら、必要なトレーニングができるから。まさに、結論そのものです。
こちらに、まとめた記事があるので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
トレーニングは「辛く、苦しい」です。ただ、同時に「楽しく、生きがい」にもなります。例えば、部活で辛く苦しい練習があっても、仲間と一緒なら笑顔で乗り越えられましたよね。苦しみと楽しみは同時に感じられる。筋トレも、まさにこれ。さあ「楽(らく)して」ではなく「楽(たの)しく」トレーニングをしましょう!