「太りたくないのに、食べてしまうんだけど」と考えているあなたへ。この3つをお話しします。
- 「ダイエットがストレス」だと、確実に失敗します。
- 「痩せることが目的」だと、確実に失敗します。
- 「アルコールに走る」と、確実に失敗します
1つずつ、具体的に解説しましょう。そして、成功する方法はたった1つ。
ストレス解消をダイエット(運動と食事)で行うこと
これだけです。さあ、あなたの頭のモヤモヤは無くなりますよ。
1:「ダイエットがストレス」だと、確実に失敗する4つの理由
ダイエットがストレスになると、確実に失敗します。その理由は次の4つです。
- ストレスは、自然と遠ざける
- ストレスが、ドカ食いを引き起こす
- ストレスが、太らせるホルモンを作り出す
- ストレスが、お腹の調子を悪くする
1つずつ確認します。
1―1:ストレスは、自然と遠ざける
まず「ストレスは自然と遠ざける」こと。誰もがわかりますよね。イヤなことはやりたくない。仕事でも、家庭でも、イライラするのは、全て遠ざけます。
「走るのが苦痛」なら、外に出ないし「ケーキが我慢できない」と、他のものを食べてしまう。「10時以降食べない」のが辛ければ、9時50分に食べ物を探す。太るのは当然です。
1-2:ストレスが、ドカ食いを引き起こす
ストレス自体に、いつも以上にたくさん食べる「ドカ食い」を引き起こします。これは、論文で証明されていること。
入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。
「イライラ」が、引き金になっています。
1-3:ストレスが、太らせるホルモンを作り出す
ストレスが、太らせるホルモン「コルチゾール」を作り出します。こちらも、医療機関のサイトで、記載されていること。
コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるステロイドのことで、血糖値を高めて、エネルギーを生成し、炎症を抑える働きをします。
別名『ストレスホルモン』とも呼ばれ、働き過ぎや、睡眠不足、過度のダイエットによりストレスが溜まると、コルチゾールの値も高くなっていき、お腹の脂肪や内臓脂肪が出来やすくなります。
こういった「マイナス面」もあるのです。
1-4:ストレスが、お腹の調子を悪くする
ストレスがかかると、お腹の調子が悪くなります。つまり、栄養吸収が良くない。こうなると、空腹が長く続きます。なぜなら「栄養の足りないサイン」だから。
体は、骨も、肌も、髪も、筋肉も、爪も、作り変えて、生きています。だから、色々な栄養が必要。これが足りないから「お腹が空いた」と思うのです。
栄養吸収が悪いと、食べ過ぎて「脂肪」を作り出すのです。
2:「痩せることが目的」だと、確実に失敗する4つの理由
痩せることが目的だと、確実に失敗します。その理由は次の4つです。
- 無理な「目標」を立てている
- 体重は増えることがある
- 体重は誰も知らない数字
- 体脂肪率は、正確ではない
こちらも、確認します。
2-1:無理な「目標」を立てている
痩せることだけであれば、無理な「目標」を立てます。その理由は「根拠のない計算」だから。「3か月でマイナス5キロ」「3週間でウエスト6㎝ダウン」は、食事、運動、生活を全て考えて出した数字ではない。
例えば、ボクサーの減量は、食べ物の「量」を「グラム単位」まで計ります。中学校の時に習った「質量保存の法則」ですね。だから、試合前日に10g単位まで自分の体重を調整できる。
これが本当に「根拠ある計算」です。
2-2:体重は増えることがある
体重は増えることがあります。例えば、このように。
- 計る時間が違ったとき
- 食べ過ぎたとき
- 食事の内容が違うと
- 体調によって
- 水分を多めに取ると
- 食事制限をし始めると
- 運動し始めると
- ダイエットの最中でも
これでストレスがたまり、先ほどの話が出てくるのです。
2-3:体重は誰も知らない数字
体重は誰も知らない数字です。正確に知る人はいません。さらに、紙に書いて、背中に貼って歩いていない。だから、気にしなくていいのです。
2-4:体脂肪率は、正確ではない
体脂肪率も、正確ではありません。体脂肪率も測る体重計の販売メーカー「タニタ」のサイトで、この記載がありました。
生体電気インピーダンス(BIA=Bioelectrical Impedance Analysis)法とは、からだに微弱な電流を流し、その際の電気の流れやすさ(電気抵抗値)を計測することで体組成を推定する方法です。「脂肪はほとんど電気を流しませんが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を流しやすい」という特性を利用します。
これは食事や入浴により体水分・体温などの変化が起こることで体組成の計測値に影響が出ることで、日々の変動傾向の把握を妨げてしまうためです。
さらに、タレントの「なかやまきんに君」と、ボディビルダーの「ジュラシック木澤」さんが、対談している動画でも、お話ししています。

3:「アルコールに走る」と、確実に失敗する6つの理由
太りたくない!とアルコールに走るのも、確実に失敗します。それは、次の6つの理由です。
- 3-1:アルコールのカロリーが先に使われる
- 3-2:アルコールは食欲を増やす
- 3-3:アルコールを飲むと、睡眠が浅くなる
- 3-4:おつまみのカロリーが高い
- 3-5:飲み会は時間が長い
- 3-6:アルコールには依存性がある
お酒、飲み会は、かなり大きな「マイナス」もあるのです。
3-1:アルコールのカロリーが先に使われる
アルコールのカロリーが先に使われるので、食べ物や脂肪が使われません。お酒には、カロリーがあります。
アサヒ スーパードライ 350ml
- 【147kcal】
キリン 氷結R シチリア産レモン 350ml
- 【157.5kcal】
これを「エンプティカロリー」と言い、脂肪になりません。その代わり、食べ物や、お腹につく脂肪は後回しなのです。
3-2:アルコールは食欲を増やす
アルコールは、食欲を増やします。コース料理(1皿ずつ出てくる料理)の前に飲む「シャンパン」飲み会で最初に「飲み物」から注文すること、これらも、より美味しく料理を食べさせることが、目的です。
3-3:アルコールを飲むと、睡眠が浅くなる
アルコールを飲むと、睡眠が浅くなります。なぜなら、分解に時間がかかるから。ビール中ビン1本でも、この時間がかかります。
アルコールの消失(分解)速度
アルコールの吸収は速やかに行なわれます。それと共に分解も速やかに開始されます。飲酒後血中濃度のピークは30分~2時間後に現れ、その後濃度はほぼ直線的に下がります。血中のアルコール消失(分解)速度は個人差が非常に大きいことが知られています。私どもの実験結果によると、消失速度の平均値は男性でおよそ1時間に9g、女性で6.5g程度です。ビール中ビン1本(20g)が、分解されるのにおよそ男性では2.2時間、女性では3時間程度かかります。これはあくまでも平均値ですから、目安と考えてください。
消失速度に影響する要因
要因としてまず挙げなければならないのは肝臓の大きさです。大きい方がアルコールの分解は速くなり、体の大きい人は小さい人より、また一般的に男性は女性より速いのはこのためです。
つまり、飲んで寝ても、体は働いたまま。そして、睡眠にはホルモンバランスを調整するもの。だから、バランスが崩れてしまう。

先ほどのコルチゾールのほかにも、次の2つがあります。
- 脂肪を分解するホルモン…「カテコールアミン」
- カテコールアミンを邪魔するホルモン…「インスリン」

こちらが、その証明です。
【 カテコールアミン 】
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである。
~(中略)~
カテコールアミンの血中濃度が高まり、脂肪細胞表面の受容体に結合する。これに応答してペリリピンがリン酸化されると、CGI-58はペリリピンから離れ、かわりに ATGL と相互作用することによって、この酵素を活性化する。またペリリピンがリン酸化されることによって、HSL は脂肪滴にアクセスできるようになる。HSL 自身のリン酸化も、脂肪滴へのアクセスと活性化に寄与する。
このように、多くのタンパク質や酵素が脂肪滴表面で協調してはたらくことにより、大規模な脂肪分解が起こると考えられる。
【 インスリン 】
インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。
こういうこともあるのです。
3-4:おつまみのカロリーが高い
おつまみのカロリーが高いのもありますね。例えば「値段」と同じ数字とも言われます。
熱々サイコロステーキ
- 590円
鶏なんこつの唐揚げ
- 390円
チーズポテトもち
- 490円
焼き鳥盛り合わせ(5本)
- 690円
こう考えると、あなたが支払った「金額」が「食べたカロリー」になる。

これは怖いですよね。
3-5:飲み会は時間が長い
飲み会は「最低2時間」必要で、長いです。この間、飲み食いするので、どうしても多いカロリーを取ってしまう。目の前に、おつまみ、飲み物があれば、口に運びますよね。
3-6:アルコールには依存性がある
アルコールには、依存性があります。これは1つのものに頼ってしまい、生活さえも破壊する恐れがあること。
「物質への依存」について:
アルコールや薬物といった精神に依存する物質を原因とする依存症状のことを指します。依存性のある物質の摂取を繰り返すことによって、以前と同じ量や回数では満足できなくなり、次第に使う量や回数が増えていき、使い続けなければ気が済まなくなり、自分でもコントロールできなくなってしまいます(一部の物質依存では使う量が増えないこともあります)。
「アル中」と言う言葉を知っている人も多いはず。ストレスをアルコールで解消すると、止められません。体型と人生を壊してしまいます。
「ストレス解消をダイエットで行う」と、必ず成功する
ストレス解消をダイエットで行うと、必ず成功します。なぜなら、続くから。私もこれで176㎝、65kgの体型を27年間維持しています(現在42歳)。


これには「食事」と「運動」が必要です。
1:全力を出す運動
全力を出すと「スカッと」します。なぜなら、体の辛さを先に戻すから。息が「ゼエゼエ」切れて、心臓が「バクバク」言うと、まずここを元に戻します。そのため、頭の悩みが「後回し」になる。つまり「太りたくないのに」と言う「イライラ」も「いったん、忘れる」のです。
筋トレで「オールアウト」する
そこで、筋トレをしましょう。これ以上無理となるまで追い込む「オールアウト」をすれば、体も心も変わっていきます。
2つの筋肉で、理想の体型を作る


そこで、2つの筋肉をお話しします。
筋肉には、次の2つがあります、
- 大きく太い筋肉…大きな力。「8~12回」でオールアウトするとつく
- 細く引き締まった筋肉…続く力。「20回~」でオールアウトするとつく
(本来は、この中間がありますが、トレーニングでどちらかの特徴になります。)
また、つく場所でも印象が違います。
- 体の表側(顔の側)…大きい印象、ボディビルダー
- 体の裏側(背中側)…細く引き締まった印象。ボクサー、マラソンランナー

ちなみに私はボクシング歴10年です。
ボクシングなどの格闘技もおすすめ
私がこのサイトで、初心者でもボクシングや、格闘技ができる記事をご紹介しています。全力を出せるので、ぜひ参考にしてください。
2:食事でストレス解消を行う
食事でストレス解消を行いましょう。体が満足する食事なら、イライラも自然と無くなります。
バランスのいい食事こそ、体が満足する
バランスのいい食事こそ、体が満足します。先ほどお話しした通り、作り変える材料が色々、必要ですからね。ここを確認してください。


では、口にするもの、全て写真に撮りましょう。
バランスを見るには、口にしたものすべて写真に撮りましょう。これは飲み物も含めてです。これで、かなり確認できます。


それでは、アプリを使いましょう。
【 アプリを使ってみる 】

便利なアプリを使いましょう。この2つがおススメです。
- あすけん
- カロママ

では、画像を見ながら、確認です。
①:あすけん
- 会員数500万人ほどの人気アプリ
- 公式サイトより「平均3か月、マイナス4キロ」
- インターネットに、多くの情報がある
②:カロママ
- 管理栄養士から、アドバイスがもらえる
- 写真を送ると、次のメニューのアドバイスをくれる
- 食べたメニューの入力をすると、カロリーを計算してくれる

試してみてください。
「10時間だけ」好きなものを食べる
「バランスなんて…無理!」と思うなら「10時間だけ」好きなものを食べましょう。朝8時から、夜の6時まで。その後は、水か白湯(さゆ:普通のお湯)だけですね。私も家族がいない間は、こうしています。
飲み物から砂糖を抜く
飲み物から砂糖を抜くのもいいですね。例えば、次の4つです。
- 水(炭酸水はOK)
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー
これで、薄い味付けでも満足する口になり、自然とカロリーが抑えられます。
まとめ
太りたくないのに、食べてしまうのは、困りますよね。そこをしっかり見直せば、あなたは確実に変わっていく。見るべきものは「体型」ですよ。
数字は、気にしなくていいのです。