「ダイエットって、最初太るんだよな」と思っているあなた。その理由がこちらです。
- 筋肉に栄養・血液がたまっている
- エネルギーを使わないようにしている
- 体重の計る時間がバラバラ
- 食事制限をしていない
そして、見るべきものは体型。体重も、体脂肪率も必要ない。これで、数字から解放されます。
最後に必ず成功するダイエット。楽しく、健康で、ストレス解消になるもの。つまり、痩せる目的だけでは、失敗するのです。先ほどの「数字からの解放」とも結びつきますね。176㎝、65kgの体型を27年間維持している42歳がお伝えします。
最初に太る4つの理由
最初に太る理由は、次の4つです。
- 筋肉に栄養・血液がたまっている
- エネルギーを使わないようにしている
- 体重の計る時間がバラバラ
- 食事制限をしていない
では、確認しましょう。
1:筋肉に栄養・血液がたまっている
運動を始めると、筋肉に栄養・血液がたまって、一時的に太ります。新しい刺激による備えですね。同じ運動やトレーニングがまたあっても、すぐに筋肉が動けるように、エネルギーを貯めておくのです。ただ、運動が習慣になれば、収まります。
2:エネルギーを使わないようにしている
食事制限を始めると、エネルギーを使わないようにします。なぜなら、いつもよりも少ないから。今までなら、体の外に排出(はいしゅつ:出す)していたものまで、取っておく。量が少ないので、当然の反応です。
3:体重の計る時間がバラバラ
体重の計る時間がバラバラなのも、ありますね。人は1日に「±2キロ」は変わってしまう。飲み物、汗、食事で、これくらい変動するのです。
4:食事制限をしていない
食事制限をしていない、と言うのもありますね。その体型を作ったのは、間違いなく食事です。


では、実際に使うカロリーを計算してみましょう。
運動で使うカロリーの計算式はこちらです。
カロリー=
- 運動の強さ(メッツ)×
- 運動時間(時間)×
- 体重(kg)×
- 1.05
さらに、腹筋のメッツは「3.0」。腹筋1回を6秒とした場合「600秒=10分=1/6時間」となります。つまり、体重が「60kg」の人が行うと
- 運動の強さ(3.5メッツ)×
- 運動時間(1/6時間)×
- 体重(60kg)×
- 1.05=
36.75kcal


はい。だから、食べ過ぎたままなのです。
見るべきものは体型
見るべきものは体型です。なぜなら、細ければ「100kg」でもいいから。あなたは綺麗、カッコよくなりたいはず。だから「鏡に映る自分だけ」を意識するのです。
体重は意味のない数字
体重は意味のない数字です。なぜなら、誰も知らないから。紙に書いて、背中に貼っていないし、SNSで全世界に発信もしていない。気にすることはありません。
同じ体重でも体型が違う
有名なサッカー選手で、クリスチアーノ・ロナウドという選手がいます。
体重は「84kg」。同じ芸能人に、タレントの「兵頭大樹」さんがいます。

ただの数字だと、理解できますよね。
体脂肪率の数字は必要ない
体脂肪率は、体調などに大きく変化します。実際に体脂肪を計る機能を持つ体重計のメーカー「タニタ」のサイトでも、このように言っています。
生体電気インピーダンス(BIA=Bioelectrical Impedance Analysis)法とは、からだに微弱な電流を流し、その際の電気の流れやすさ(電気抵抗値)を計測することで体組成を推定する方法です。「脂肪はほとんど電気を流しませんが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を流しやすい」という特性を利用します。
これは食事や入浴により体水分・体温などの変化が起こることで体組成の計測値に影響が出ることで、日々の変動傾向の把握を妨げてしまうためです。

つまり「正確ではない数字」とも言える。だから、振り回されないことです。
必ず成功する「自然と続く」ダイエット
必ず成功するダイエットは「自然と続く」こと。なぜなら、やり続ければ、体は変わっていくから。そして、次の3つの力を持っています。
- 楽しい
- 健康になる
- ストレス解消
1つずつ確認しましょう。
1:楽しい
まずは楽しいこと。これで、確実に続きます。例えば運動。私はストレッチ、筋トレ、スロージョギング、ボクシング、全て楽しいです。特にボクシングは、誰も来ない清掃工場の前で「シャドーボクシング」を行っている。子供ができて、ジムには通えないためです。ほかの人から見ると、完全に危ない人。でも、楽しく、絶対に続けたいので、こうしています。
2:健康になる
健康になるのも大事です。充実した人生を歩む「基本中の基本」ですからね。例えば、バランスの取れた食事をすれば、体調が整います。体には色々な栄養が必要で、それを取るから、当然ですよね。さらに、次の2つの言葉をご覧ください。
- 食事療法(しょくじりょうほう)
食べ物で、病気の症状を軽くしたり、治したりすること
- 医食同源(いしょくどうげん)
医療と食事は、同じところがスタートであること
食事と健康の「強い関係」が、簡単にわかる。だから、ダイエットするのです。
3:ストレス解消
最後にストレス解消。ダイエットで無くせば、絶対に成功します。運動すれば「スカッと」しますよね。あれは「体を正常に戻す」ため「頭の悩み」を後回しにするから。息が「ゼエゼエ」心臓は「バクバク」すると、全力で戻そうとします。だから、悩みを「いったん後回し」にする。
さらに、バランスの取れた食事なら、ストレスもたまりません。髪も、肌も、爪も、筋肉も、骨も、全て作り変えながら、生きており、この栄養が入ってくるわけです。なぜか感じるイライラも収まります。
痩せる目的だけでは、必ず失敗する
痩せる目的だけのダイエットは、必ず失敗します。なぜなら、痩せないとストレスを感じるから。
体重や体脂肪は、上下を繰り返して、だんだん減っていきます。痩せるだけが目的だと、一時的に「上がった」段階でストレスを感じる。いわゆる停滞期(ていたいき)ですね。しかも、これは繰り返し起きるので、心が耐えられなくなり、止めるのです。
あなたは「無理な目標」を立てている
さらに、痩せる「基準」は「意味のない計算での理想」です。具体的な例はこちら。
- 「3か月でマイナス4キロ」
- 「2週間でウエスト5㎝ダウン」
この数字は「カロリー」「運動」「仕事」「ストレス」「子育て」「日常生活」全てを考えて出していない。つまり「無理な目標」なのです。だから達成できず、結局止めてしまう。これで、失敗は当然です。

失敗する人が必ず起こす間違い。ここを確認すると、必ず成功に近づきます。
まとめ
最初は太るが、気にしないこと。運動と食事を改善すれば、あなたの体は必ず改善されます。必要なのは「自分がいい」と思ったものを「試して」どんどん変えていくこと。
私は20年以上前から、ストレッチをしていますが、その時に比べると、やるものが2倍近くに増えました。これも、改善し続けた結果です。あとは、あなた次第。さあ、早速始めましょう。