「ストレスで劇太りした…。」とダイエットしたいあなたへ。
まず「ストレス自体」を、詳しく解説します。これが原因で太る理由と、ストレス解消をダイエットにすべき点も説明。これで、確実に成功する。運動と食事で、イライラを無くしましょう。
ストレスが太る4つの理由
ストレスが太る理由は、次の4つです。
- やけ食いのもととなる
- 眠れなく、ホルモンバランスが崩れる
- 内臓の働きが弱くなる
- 行動量が減る
1つずつ見ていきましょう。
1:ドカ食いのもととなる
ストレスは、いつもよりかなり多く食べる「ドカ食い」のもとになります。これは、論文で証明されていること。
入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。
ストレス解消を「食事」で行う。太るのは、当然です。
2:眠れなく、ホルモンバランスが崩れる
続いて、眠れなくなる点。睡眠が取れないと、ホルモンバランスが崩れます。例えば、こちら。
- カテコールアミン…脂肪を分解する
- インスリン…カテコールアミンの邪魔をする
- コルチゾール…短期的に脂肪を燃やし、長期的には脂肪を増やす
これらの証明をご覧ください。
〇:カテコールアミン
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである。
~(中略)~
カテコールアミンの血中濃度が高まり、脂肪細胞表面の受容体に結合する。これに応答してペリリピンがリン酸化されると、CGI-58はペリリピンから離れ、かわりに ATGL と相互作用することによって、この酵素を活性化する。またペリリピンがリン酸化されることによって、HSL は脂肪滴にアクセスできるようになる。HSL 自身のリン酸化も、脂肪滴へのアクセスと活性化に寄与する。
このように、多くのタンパク質や酵素が脂肪滴表面で協調してはたらくことにより、大規模な脂肪分解が起こると考えられる。
〇:インスリン
インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。
〇:コルチゾール
コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるステロイドのことで、血糖値を高めて、エネルギーを生成し、炎症を抑える働きをします。
別名『ストレスホルモン』とも呼ばれ、働き過ぎや、睡眠不足、過度のダイエットによりストレスが溜まると、コルチゾールの値も高くなっていき、お腹の脂肪や内臓脂肪が出来やすくなります。
バランスが崩れれば、当然太りやすくもなりますね。
より長い期間だと、太るようになる
ストレスは、短い期間なら、痩せます。緊張すると、ご飯も食べられませんよね。ただ、長く続くと「危険だから、生きるために、栄養を取っておこう」と、体が勝手に反応します。太古の昔、長期間続くストレスは「食べ物が無い」ような生命の危機だったからですね。

3:内臓の働きが弱くなる
内臓の働きが弱くなるのも、太りやすい。


それは「栄養が欲しい体」にとって、当然の働きになります。
内臓の働きが悪いと、栄養吸収が遅く、体内に適切な量を取りこめません。だから、食べても栄養が入ってこないので、より多く必要になります。これが食べ過ぎを生み、太るのです。
4:行動量が減る
ストレスがかかると、やる気出ません。つまり、行動しないのです。何もせず、ただ、ボヤ~っと時間が過ぎていくだけ。これでは、使うカロリーも少なくなります。
本当に激太りか、確認する

と、パニックになっているあなた。本当にそうでしょうか? BMIという、身長と体重を使って、肥満度を測る数字で確認しましょう。
BMIで数字を確認
計算式と目安が、こちらです。
BMI=【体重(kg)】÷【身長(m)の2乗】
BMIの数値 体型 18.5未満 低体重 18.5≦(あなたのBMI)<25 標準体重 25≦(あなたのBMI)<30 肥満度1 30≦(あなたのBMI)<35 肥満度2 35≦(あなたのBMI)<40 肥満度3 40以上 肥満度4

そして、標準体重ギリギリも確認しておきます。
身長 | BMI=25(標準体重ギリギリ) |
155cm | 60.1kg |
160cm | 64.0kg |
165cm | 68.1kg |
170cm | 72.3kg |
175cm | 76.6kg |
180cm | 81.0kg |

どうでしょうか? あなたの肥満度を「冷静に」確認しましょう。
1日2キロ増えるのは普通のこと
また、1日に2キロ増えるのは「普通」です。さらに、運動し始めたとき、水分や栄養を中にため込もうとして、一時的に体重が増えることもあります。

これはよくあること。安心してください。
ストレスをダイエットで解消すると成功する
成功のカギは「ストレスをダイエットで解消する」ことです。なぜなら、絶対にやるし、続くから。
- ダイエットする→ストレスが増える→失敗
- ダイエットする→ストレスが解消する→成功

単純な話です。
スカッとする運動の特徴
まず、運動はイメージできますよね。体を動かすと、スカッとします。これが積極的休息(せっきょくてききゅうそく)で、体は動くが、心は休まる。
逆に、1日中家でダラダラ過ごす消極的休息(しょうきょくてききゅうそく)をすると、なぜか疲れが取れないですよね。この違いを利用するのです。

それでは、特徴をご紹介しましょう。
- 楽しい
- 成長を感じる
- 人の目を気にしない
- 体が辛い
- 気持ちいい
1つずつ、見ていきます。
その1:楽しい
まずは楽しいこと。これで、必ずやります。サッカーでも、バスケでも、プールでも、登山でも、あなたが楽しいものを、ぜひやりましょう。
その2:成長を感じる
2つ目は、成長を感じること。これは「筋トレ」が分かりやすい。「回数」「バーベルの重さ」「トレーニングのステップ」など、昨日より、1か月前より、1年前より、出来るようになっている。これで「心が安定」します。
実は、経営者にも、筋トレマニアが多い。経営は、昨日からの進化が感じにくい。ましてや、間違いもある。だから、精神的にかなりキツいのです。そこで、前の自分よりの成長を感じる「筋トレ」を選ぶのです。

「そういえば、テレビで出ている社長とか、いい体しているな」と思った人も多いでしょう。
その3:人の目を気にしない
続いて、人の目を気にしないこと。家で出来る筋トレや、ストレッチなら、問題ない。ただ、ウォーキングやジョギングでも大丈夫です。あなたの姿を見ている人はいません。
恥ずかしいというのは、勘違い
運動したくない人の多くが「恥ずかしい思いをした」経験がある。私もその1人。小学校の時、138㎝、48kgだった私は、体育の時間に「できない見本」として、クラスの前で前転をさせられました。この時の苦い思いを、今でも忘れていません。
しかし、それでも、私は体を動かし続けています。その理由は、次の2つ。
- 誰も見ていない
- そんな昔のクラスメートや先生に、今の自分の幸せを壊されたくない
あなたの姿、走るタイムを見ている人は、誰もいません。さらに、運動したほうが絶対にいいのに「今会っても分からないクラスメートや先生のせい」で、足を引っ張られたくないのです。
運動には「健康になる力」「病気に打ち勝つ力」「肌の老化を予防する力」があります。
適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている
適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。

こんな素晴らしい力を、全く関係ない人たちの「昔の目」で、手にできないことが、最も悔しい。だから運動するのです。
その4:体が辛い
次は、体が辛いこと。


これにも理由があります。
〇:体が辛いと、心のつらさが無くなる
先ほどの、ダッシュすると、頭がスカッとなる点がこれ。体の辛さが優先されるのです。この苦痛を取り除くために、頭もフル回転させる。だから、スカッとするのです。
〇:「辛い」と「楽しい」は、同時に成り立つ
辛いと楽しいは、同時に成り立ちます。部活の練習は、厳しいのに、友人と一緒なら、楽しいですよね。また、フルマラソンを走る私の同僚(60代の男性)が、以前、このように言っていました。

走っている時は辛いんだけど、走ったあと、スカッとするから、またマラソンのことを考えるんだよな。
これも、両立している証拠。運動の素晴らしい力です。
その5:気持ちいい
運動すると、気持ちいいですよね。私も朝、走りますが、朝日が昇る景色は、やっぱり最高です。自然と、心も前向きになる。だから、続くのです。
味覚を整えることが大事
食事については、まず「味覚を整える」ことが大事です。これは「和食のような味付けが薄いものを、美味しいと感じる舌」になります。
今のあなたは、味付けが濃いものが、美味しいと感じている。だから、食べ過ぎるのです。
飲み物を変えると、味覚が変わる
飲み物を変えると、味覚が変わります。次の4つにしましょう。
- 水(炭酸水もOK)
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー
つまり、飲み物から砂糖を無くすのです。これで、口がもとに戻りますよ。
バランスの取れた食事なら満足する理由
バランスの取れた食事なら、満足します。なぜなら、体には色々な栄養が必要だから。骨も、肌も、髪も、爪も、内臓も、筋肉も、作り変えながら、私たちは生きています。赤ちゃんの頃から、同じ細胞ではないですよね。だから、バランスの取れた食事をとれば、体が満足するのです。
食べたものを管理する2つのアプリ


そこでアプリを利用しましょう。なお、今から紹介するものを、あなたが登録しても私にお金(アフィリエイト収入)は入りません。できれば、入ってほしいのですが…。
- あすけん
- カロママ
それでは、見ていきましょう。
①:あすけん
あすけんは、ダイエットアプリとして、有名ですね。
- 管理栄養士から、アドバイスが贈られる
- 450万人以上、登録しており、検索すれば、情報が豊富
- 3か月で、平均マイナス4キロとサイトで記載がある
②:カロママ
カロママも、魅力的なアプリです。こちらも、特徴をご紹介しましょう。
- AI管理栄養士から、アドバイスがもらえる
- 写真を撮るだけで、次のメニューの提案がある
- カロリー、糖質、2つのコントロールコースが選べる

スマホの便利さを活用しましょう。
簡単に出来る食事のルール 6つ
さらに、簡単に出来る食事のルールを、ご紹介します。
- お腹が空いたら、炭酸水を飲む
- お腹が空いたら、ガムをかむ
- お酒は「ウイスキーのお湯割り」
- 甘いものは、朝に
- ご飯のお代わりより、魚や肉を
- 昼ご飯を使って、プチ糖質制限
この6つで、口に運ぶものが変わる。では、1つずつ確認します。
①:お腹が空いたら、炭酸水を飲む
お腹が空いたら、炭酸水を飲みましょう。満腹感が出ます。
②:お腹が空いたら、ガムをかむ
口を動かすなら、ガムもありですね。私もやっています。眠気も覚めるし、ストレスも軽くなる効果もあるのです。
③:お酒は「ウイスキーのお湯割り」
お酒は「ウイスキーのお湯割り」がいいですね。温かいし、糖質もゼロ。
サントリー角ハイボール缶(500ml) 糖質0g
トリス ハイボール(500ml) 糖質0~5g
糖質は、ご飯やパンなどの主食、果物、根菜(こんさい)と呼ばれる土の中でなる野菜(じゃがいも、にんじんなど)のほかに、お菓子やジュースにも入っています。だから、お酒はオフにしてあげましょう。
冷たいビールが、下っ腹を作る理由
ビールを飲むと「ビール腹」と言う、下っ腹が出ますよね。あれは、体温調整のためです、冷たいものがお腹に入ると、体温を維持するために温めます。これに1番適しているのが「脂肪」。太っている人が、汗をたくさんかくように、脂肪には「熱を逃がさない(断熱)」働きがある。だから、あのボテッとした「お湯割り」を作るのです。
④:ご飯のお代わりより、魚や肉を
糖質を取り過ぎているので、ご飯よりもタンパク質である「魚」「肉」を取りましょう。筋肉、肌、爪などの材料ですからね。見た目が変わっていきますよ。
⑤:昼ご飯を使って、プチ糖質制限
昼ご飯は職場で、という人も多いでしょう。ここで、ご飯などを抜く「プチ糖質制限」をするのもアリですね。やってみて、自分に合えば、続けるのも方法の1つです。
⑥:甘いものは、朝に
甘いものは、朝に食べましょう。これで、夜までに使われます。タイミングを変えるだけで、太りにくい。少しの違いが、大きな差となります。
まとめ
ストレスで太るのは、本当に腹立たしいですよね。正しい道は、ストレスも脂肪も、同時に落とすこと。これで、人生が変わります。私もこの方法で、176㎝、65kgの体型を27年間維持できています。


だから、あなたにも出来る。ぜひ、試してください。イライラが無くなれば、あなたの体型は、絶対に変わる。早速、始めましょう。
しかも、短期間、食べられなかったため、余計食べ物を取り込むのです。これが悪循環になります。