「ストレスで太る人と、痩せる人の違いは、何かな?」と思っているあなた。
次の2つの考えです。
ストレスが
- 短い期間だけなら、痩せる
- 長い期間なら、太る
- 自分に向かうと、痩せる
- 他人に向かうと、太る
これが基本ですね。さらに、ダイエットこそ、ストレス解消に最もいいこと。これで、あなたは変わります。早速、始めましょう。
ストレスで太る人、痩せる人の違い
ストレスで太る人、痩せる人の違いは、こちらです。
- 短期的には痩せる
- 長期的には太る
- 自分なら、痩せる
- 相手なら、太る
これで「1つの基準」がわかりますよ。
1:短期的に痩せる、長期的には太る
ストレスが短期なら、痩せます。学校で、ステージの発表前は、何ものどを通りませんよね。会社で重要なプレゼンの前も、水分だけで、食物を避ける。なぜなら、危険だと思い、いつでも動けるようにするから。これが「食事を遠ざける」理由です。
その代わり、長期的なストレスは食欲に変わります。残業続きだと、お菓子に手が伸びますよね。「食べることで、解消!解消!」と言い訳して、必要以上に口に運ぶ。
これも、はるか昔、長期的なストレスは「食べられない」ことで、その反応です。つまり「体にエネルギーをためよう」としているのです。
2:自分に向かう人は痩せる、他人に向かう人は太る
ストレスが、自分に向かう人は痩せます。なぜなら、食べる気力も無くなるから。
- 「自分がダメなんだ」
- 「悔しい」
- 「どうして、あんなことをしたんだ…」
など、自分を責めたり、後悔したり、悩み過ぎると、食欲が無くなります。自殺する人の多くは、やつれますよね。これも、同じ理由から。
しかし、他人に向かうと、太ります。なぜなら、自分の悪い点を見ず、外見が変わっても気にしないから。悪口ばかりの人は、ぽっちゃり体型が多いですよね。このように、向かう方向でも、違ってくるのです。
解決方法は、ストレス解消をダイエットで行うこと
解決方法は、簡単です。ストレス解消をダイエットで行うだけ。私もこれで、176㎝、65kgの体型を27年間維持しています。


運動で「スカッと」する
運動で、スカッとしましょう。体を動かすと、筋肉や呼吸が辛くなり、意識もつなぎとめるだけになります。これが、頭にある悩みを「後回し」にし「スカッと」する。この力を利用しましょう。
バランスの取れた食事で、体は満足する
バランスの取れた食事で、体は満足します。なぜなら、骨も、筋肉も、肌も、髪も、作り変えながら生きている。だから、この材料が必要で、バランスの取れた食事こそ、1番いいもの。これで満足するのです。
ダイエットとは健康になること
ダイエットとは、健康になること。脂肪がついたメタボ体型になると、病気になる危険性が高まります。
内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態です。単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームにはあてはまりません。
日本人の死因の第2位は心臓病、第3位は脳卒中です。この2つの病気は、いずれも動脈硬化が原因となって起こることが多くなっています。動脈硬化を起こしやすくする要因(危険因子)としては、高血圧・喫煙・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・肥満などがあります。これらの危険因子はそれぞれ単独でも動脈硬化を進行させますが、危険因子が重なれば、それぞれの程度が低くても動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中の危険が高まることがわかっています。
ただ、痩せすぎも問題。食べないことで、快楽を覚える「拒食症(きょしょくしょう)」でも病気になります。
体重減少は「太る食物」を避けることでなされる。また、自分で誘発した嘔吐、下剤の使用、過度の運動、食欲減退剤あるいは利尿剤の使用が1つ以上ある。
太ることへの恐怖心がある。その場合、どんなに痩せていても、「自分は太っているに違いない」といった強迫的な考えがある。
【拒食症の症状】
- 食行動の異常(拒食→過食→嘔吐→拒食)
- やせ願望、肥満恐怖
- 実際はやせているのが、やせているとは思わない
- 病気とは思わない
- やせているが体重が増えないように運動をする
- 自分に自信がない、もしくは過度に自信がある
- 無気力、抑うつ状態になる
- 周囲から孤立している
- 無月経、低体温、貧血、脱毛、うぶ毛が濃くなる、寒がり、皮膚の乾燥、むくみ、骨粗鬆症、味覚障害、聴覚過敏、けいれん

ストレスと「うまく付き合うこと」
つまり、ストレスと「うまく付き合うこと」が大事です。


というあなたに。確実に良くなる方法をお話ししましょう。
- 筋トレ
- 体にいいものを食べる
- 悩みは、今しなくていい
- 悩みは、意外と自分が作り出している
魔法でも、気休めでもない。ネットでも、本屋でも、必ず転がっている。シンプルで、確実に役立つ方法です。
1:筋トレが、あなたを楽にする5つの理由
ストレスとうまく付き合うのは、筋トレが1番です。なぜなら、私が40歳で初めて、最も簡単な方法だと体験しているから。その理由がこちら。
- その1:お金がかからない
- その2:全力を簡単に出せる
- その3:必ず成長する
- その4:アンチエイジング効果がある
- その5:やったもの勝ち
こちらも確認していきます。
その1:お金がかからない
腕立て伏せ、腹筋、スクワットなど、自分の体重を使う自重(じじゅう)トレーニングなら、ジムへ通う会費も、道具のお金もいりません。「ストレスで、お金が出ていく」のは、納得いかないですよね。
その2:全力を簡単に出せる
正しいフォームなら、全力を簡単に出せます。例えば、腕立て伏せでも、このようにすると、20回で限界を迎える。

- 手は胸の下あたりで、肩幅くらいに広げる

- 息を吸いながら、わきを締めて、体を下ろす

- 体は一直線のまま

- 息を吐きながら、体を上げる
これで、体の辛さが優先されて、悩みが後回しになる。今すぐ解決すべきは「苦しい息切れ」と「バクバクいう心臓」ですからね。だから、頭がスカッとするのです。
その3:必ず成長する
筋肉は鍛えると、必ず成長します。人種も年齢も関係なく、大きくなることが論文で証明されています。
高齢者の筋力トレーニングの効果については, 日本人、カナダ人、アメリカ人、スウェーデン人を対象にした研究報告がいくつかみられる。いずれの報告においても, トレーニングにより筋力の増加が認められたという結果で一致している
イメージよりも遅いが「確実に」大きく、強く、太く、たくましくなる。これが、あなたに「自信」をつけます。なぜなら、昨日よりも「絶対に前進」しているから。これで、心が安定し、自信を生み出すのです。
その4:アンチエイジング効果がある
運動には、アンチエイジング効果があります。アンチエイジングとは「実際の年齢よりも、若くいること」です。この専門である、日本抗加齢医学会(にほんこうかれいいがっかい)でも、運動の素晴らしい力が書かれています。
アンチエイジング医学は“加齢”に焦点をあてた究極の予防医学といえる。 予防医学を考えるときに最も中心的な医学となる可能性を秘めた医学なのである。
現在厚生労働省は、メタボリックシンドローム撲滅のためにあげている、適度な運動、適切な食事、禁煙、サプリメントなどはまさにアンチエイジング医学の流れにそったものであり、単に疾患予防というレベルを超えて、さらに健康レベルをあげていくことがアンチエイジング医学的アプローチといえる。
所見から抗加齢(アンチエイジング)的な医学的戦略に結びつけます
(例)
骨年齢が高ければ、 適量の骨に刺激を与える運動や有酸素運動をすすめます。
体脂肪が多く、筋肉量、筋力等に問題があれば、 具体的な運動方法を教え、簡単に出来る筋トレを指導します。
血管年齢が高ければ、 動脈硬化性疾患の存在を念頭に置き、上位の医療機関で再検査を行い、抗凝固療法なども視野におきます。
この力が手にできるのです。
その5:やったもの勝ち
つまり、やったもの勝ちです。筋肉が鍛えられて、体が引き締まり、若く、健康でいられて、心も安定する。筋トレは「やった人の勝ち」です。
2:3つの体にいいものを食べる
体にいいものを食べるのも、いいですね。例えば、こちらです。
- その1:旬なもの
- その2:お菓子のお金をプラスして、少しいいもの
- その3:タンパク質
では、1つずつ見ていきます。
その1:旬なもの
まずは、旬なもの。スーパーに行けば、すぐに見つかる。たくさん売られている野菜や果物、魚がこれです。実際に一覧で見てみましょう。
【春】
- ごぼう
- アスパラ
- きゃべつ
- 鯛(たい)
- カツオ
- タコ
【夏】
- スイカ
- きゅうり
- トマト
- さくらんぼ
- イワシ
- うなぎ
【秋】
- かぼちゃ
- さつまいも
- きのこ
- カレイ
- さんま
- さけ
【冬】
- 白菜
- かぶ
- ねぎ
- りんご
- みかん
- ぶり
- タラ
- イカ
これは「栄養が豊富」で「今、必要なもの」になります。例えば、夏に旬な「きゅうり」は、汗で使う水分が豊富。冬に美味しい「かぶや長ネギ」は、土の中でなる根菜(こんさい)と呼ばれ、体を温める働きがあります。
このように、季節にあった力がある。だから、大事なのです。
その2:お菓子のお金をプラスして、少しいいもの
お菓子を買うなら、そのお金をプラスして「高い肉や魚、野菜」を買いましょう。和牛のほうが、外国産より美味しいし、少し高い金額を払えば、行ったことがないレストランで、今までとは違う食材・料理を食べられます。
その3:タンパク質
続いて、タンパク質。ご飯のお代わりより、魚や肉を多めに。卵もいいですね。タンパク質は、肌、筋肉などの材料なので、体が変わりますよ。
3:悩みは、今しなくていい
あなたの悩みは「今しなくていい」です。だから後回しにしましょう。夏休みの宿題、やりたくない仕事、掃除、洗濯のように、後でいいです。
4:悩みは、意外と自分が作り出している
悩みは、意外と自分が作り出しています。恐怖、不安を自分で大きくするから、多く悩む。やってみたら、意外と簡単だった経験、ありますよね。悩みは、他の人から見ると「小さいもの」です。
1年前の悩みを、覚えていない


では、1年前の悩みを、思い出せますか?
あなたは答えられないでしょう。「たった、それだけのこと」。貴重な時間を使う必要なんて、ありません。
まとめ
ストレスで太る、痩せるには、理由がある。そこを見直して、ダイエットで解消すれば、人生は必ずいい方向に向かいます。その「わずかな1歩」を踏み出しましょう。あとは、あなた次第。早速、腕立て伏せでスタートです。
どちらも「健康になるダイエット」が必要です。