「全然、食べていないのに太る」と悩んでいるあなた。その理由は、こちらです。
- 1:ダイエットを始めたばかり
- 2:基礎代謝(きそたいしゃ)以下のカロリーになっている
- 3:年齢を重ねて、運動もしていない
- 4:運動した後、ご褒美として食べている
- 5:食事の見直しがあいまい
- 6:寝る前に食べている
ここをきちんと確認しましょう。そして、解決方法も簡単。「バランスいい食事」と「楽しい運動」の2つです。さあ、健康的なダイエットを、早速始めましょう。
食べていないのに太る6つの理由
食べていないのに太る理由は、次の6つです。
- 1:ダイエットを始めたばかり
- 2:基礎代謝(きそたいしゃ)以下のカロリーになっている
- 3:年齢を重ねて、運動もしていない
- 4:運動した後、ご褒美として食べている
- 5:食事の見直しがあいまい
- 6:寝る前に食べている
1つずつ確認しましょう。
1:ダイエットを始めたばかり
まず、ダイエットを始めたばかりだと、太る原因になります。なぜなら、食べない分、エネルギーをため込むから。体として、当然の反応です。
2:基礎代謝(きそたいしゃ)以下のカロリーになっている
続いて、基礎代謝以下のカロリーであること。基礎代謝とは「1日に必要な最低限のカロリー」です。これ以下は痩せにくくなる。なぜなら、筋肉を分解して、脂肪をそのままにするから。
基礎代謝以下は、体にとって危険です。そこで、脂肪を「大事なエネルギーの貯金」として取っておく。その代わり、分解してエネルギーにするのが「筋肉」。こうなると、基礎代謝がより低くなり、さらに脂肪がつくのです。
3:年齢を重ねて、運動もしていない
年齢を重ねて、運動もしていないと、使うカロリーもかなり少なくなります。
基礎代謝自体が減る
年齢を重ねると、基礎代謝自体が減ります。この計算式を見れば、わかります。
ハリス・ベネディクト方程式(改良版)を使って基礎代謝量を計算しています。
男性
- 13.397×【体重(kg)】
- +4.799×【身長(cm)】
- -5.677×【(年齢)】
- +88.362
女性
- 9.247×【体重(kg)】
- +3.098×【身長(cm)】
- -4.33×【(年齢)】
- +447.593
つまり1年たつと、4~5kcalが減っていく。だから、10年前より40~50kcal減っているため、同じ食生活なら自然と食べ過ぎになるのです。

運動量・活動量も減っている
運動や活動量も減っていますよね。20代なら、友人や同僚と、旅行や朝野球などをしていた、子供がいれば遊び相手で、色々な公園に行った。
それが無いと当然カロリーも、筋肉も使いません。筋肉は驚くほど、落ちるスピードが速い。私がボクシングジムに通っているとき(10年ほど行っていました)トレーナー(教える人)から、このような話がありました。

プロレスラーが普通の体に戻るのに、1か月もかからないんだよ。
衝撃でした。あの驚くような大きい体が、たった30日もせず、普通に戻る。だから、あなたの筋肉も同じく、落ちたのです。
4:運動した後、ご褒美として食べている
運動した後に「ご褒美」と言って、食べることも考えられます。

つまりは「食べ過ぎ」。これでは、太ります。当然です!
5:食事の見直しがあいまい
「4」と関係しますが、食事の見直しがあいまいな点もあります。つまり「実際は食べている」。
ジュースやお菓子のカロリー
「ご飯は全く」と言っても、お菓子やジュースを取れば、無意味です。実際にカロリーを見ていきましょう。
- カルビー ポテトチップス
【336kcal】
- キットカット 小分けの1袋
【54kcal】
- コカ・コーラ 500ml
【225kcal】
- オレンジジュース 500ml
【210kcal】
これなら、しっかりと食事すべきですね。
6:寝る前に食べている
最後に寝る前に食べている点。日中に食事をせず、栄養吸収しやすい状態で、食べて寝ると、脂肪に変わりやすい。このタイミングも、意識しましょう。
食事を見直す3つの方法
そこで、あなたの食事を見直しましょう。具体的には、次の3つです。
- 味覚を元に戻す
- 2つのアプリを使う
- バランスよく基礎代謝以上食べる
これで、必ずあなたは変わります。
1:味覚を元に戻す
まずは、味覚を元に戻すこと。これは「薄い味付けを美味しいと感じる」のと同じ意味です。方法は、飲み物から「砂糖」を抜くこと。具体的には、次の4つにしましょう。
- 水(炭酸水は可)
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー
これで、口の中が変わります。
2:2つのアプリを使う
次にアプリを使って、食事を見直しましょう。具体的には、次の2つです。
- あすけん
- カロママ
便利なものは、利用していきましょう。
その1:あすけん
あすけんとは、会員数500万人近いダイエットアプリです。
- 管理栄養士からアドバイスがもらえる
- 写真を撮って、食事を入力すると、カロリーが自動で計算される
- 公式のサイトでは「3か月、平均マイナス4キロ」と書いてある
- 会員数が多いので、SNS、インターネットに多くの情報がある
その2:カロママ
カロママとは、AI管理栄養士からアドバイスがもらえるアプリです。こちらも特徴をご紹介しましょう。
- 写真を撮って送ると、次のメニューの提案をしてくれる
- 糖質か、カロリー、2つの制限を選べる
- カロママが、タイムラインでやりとりできる
- 食事のメニューを入力すれば、カロリーを自動で計算してくれる
「あなたがいい」と感じるのにしましょう。
3:バランスよく基礎代謝以上食べる
最後に、バランスよく、基礎代謝以上取ること。なぜなら、体には色々な栄養と、生きるエネルギーが必要だから。あなたの髪も、骨も、爪も、肌も、筋肉も作り変えながら生きています。そして、これらを作るとき、さらに心臓を動かし、呼吸をするには、エネルギーが必要。だから、食事は大事なのです。
運動の素晴らしい3つの力
運動には、素晴らしい力があります。具体的には、次の3つです。
- ストレス解消
- 健康・アンチエイジング
- 使うカロリー、基礎代謝を上げる
こちらも確認しましょう。
1:ストレス解消
運動すると、ストレス解消になります。なぜか感じる、あの「スカッと感」の理由は、体のつらさが優先されるから。運動すると、心臓は「バクバク」呼吸は「ゼエゼエ」乱れます。その体を正常に戻すため、頭の悩みを「いったん後回し」にする。だから、頭がクリアになり、ストレスが解消されるのです。
2:健康・アンチエイジング
運動には「健康」「アンチエイジング(実際の年齢よりも若くいること)」の効果があります。こちらに、その証明があります。
〇:健康を維持でき、病気の予防効果がある
適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている
〇:体を丈夫にする
適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。
※:免疫力、抗酸化能力…病気に打ち勝つ力
〇:アンチエイジング(実際の年齢より若くいること)の効果がある
アンチエイジング医学は“加齢”に焦点をあてた究極の予防医学といえる。 予防医学を考えるときに最も中心的な医学となる可能性を秘めた医学なのである。
現在厚生労働省は、メタボリックシンドローム撲滅のためにあげている、適度な運動、適切な食事、禁煙、サプリメントなどはまさにアンチエイジング医学の流れにそったものであり、単に疾患予防というレベルを超えて、さらに健康レベルをあげていくことがアンチエイジング医学的アプローチといえる。
所見から抗加齢(アンチエイジング)的な医学的戦略に結びつけます
(例)
骨年齢が高ければ、 適量の骨に刺激を与える運動や有酸素運動をすすめます。
体脂肪が多く、筋肉量、筋力等に問題があれば、 具体的な運動方法を教え、簡単に出来る筋トレを指導します。
血管年齢が高ければ、 動脈硬化性疾患の存在を念頭に置き、上位の医療機関で再検査を行い、抗凝固療法なども視野におきます。
〇:皮膚の老化を下げる力
皮膚の老化を避けるためには光老化対策、酸化ストレス対策、糖化ストレス対策が重要である。
一次予防としては骨格筋肉量の維持、適度な運動、適正な食習慣が奨励される。これは血糖の急激な上昇を避け、インスリン抵抗性を増加させないためである。グルコースの70%は骨格筋で消費され、骨格筋量の減少がインスリン抵抗性増加を助長するので筋肉負荷運動は重要である。
体を動かしたくなりますよね。
3:使うカロリー、基礎代謝を上げる
体を動かすので、使うカロリーも多くなります。さらに、筋肉も動かすので、鍛えられ、基礎代謝も上がる。筋肉は、車のエンジンと同じ。大きければ、それだけ多くエネルギーを使います。

運動の素晴らしさがわかりましたね。
少しの積み重ねが、大きな結果を生む

と思っているあなた。ダイエットは少しの積み重ねだけが、成功することを理解しましょう。
私は、2,960時間、運動している
私は、この時間運動しています。その理由は、次の2つです。
- 毎日15分のストレッチ
- 週に2回、25分の筋トレ、ジョギング、シャドーボクシングのどれか
これらを計算してみましょう。
- 15(分)×
- 365(日)×
- 22(年間)=
- 120,450(分)=
- 2,007(時間)
- 25(分)×
- 2(回)×
- 52(週)×
- 22(年間)=
- 57,200(分)=
- 953(時間)

だから、2,960時間と言っているのです。
1年間で取り戻すとなれば、毎日8時間の運動が必要。大きな差ですよね。
まとめ
「全然、食べていない」と言う前に、自分自身の生活を見直しましょう。そこに必ず「理由」「原因」があります。それが分かれば、あとは簡単。対策をすれば、あなたの体は変わります。あとは、行動だけ。さあ、早速始めましょう。
しかも、毎日ですからね。