「なんで、体重が減らないかな?」と悩んでいるあなた。その理由は、次の通りです。
- 1:計る時間がバラバラ
- 2:体が危険だと判断している
- 3:筋肉が発達・成長している
- 4:停滞期
- 5:ダイエットになっていない
- 6:期間がかなり短い
そして、ダイエットでストレスを解消すると、必ず成功します。その力は「食事」と「運動」にある。その逆で、ダイエットがストレスになると、確実に失敗する。これで、あなたは、成功しかできない。早速、読み進めてください。
体重が減らない6つの理由
体重が減らない理由は、次の通りです。
- 1:計る時間がバラバラ
- 2:体が危険だと判断している
- 3:筋肉が発達・成長している
- 4:停滞期
- 5:ダイエットになっていない
- 6:期間がかなり短い
1つずつ見ていきます。
1:計る時間がバラバラ
まずは、計る時間がバラバラ。体重は「不安定」な数字です。例えば、このような感じ。
- 朝起きた時と、寝る前では違います。
- 食事をすると、増えます。
- 飲み物を飲むと、増えます。
- 睡眠が浅いと、変わります。
- ストレスがかかると、変わります。
- 1日に±2キロ変わります。
これだけ不安定なのです。
2:体が危険だと判断している
体が危険だと判断すると、体重が減りにくいです。なぜなら、カロリーを使わないようにするから。次の状態が考えられます。
- 絶食
- 1日、1,000kcal以下の食事制限
- 1か月に3キロ以上減った
- 1か月に体重の5%以上減った
このような変化では「生命の維持」が難しい。食べ物が入ってこない「飢餓(きが)」と同じですし、体重がガクッと減ると、体はもとに戻そうとする。ちなみに、この働きをホメオスタシスと言います。
恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。
ホメオスタシスとは恒常性の維持機能 即ち、自律神経系、内分泌系、免疫系が互いに調節し合い(相関)正常な心身状態を保とうとする働きをいう。つまり身体や周囲の環境が、少し正常な状態から外れた状況の場合に身体が勝手に判断して正常な状態(健康)にもどす反応が現れる現象のことである。
体重の変化も無くなります。
3:筋肉が発達・成長している
筋肉が発達・成長しているのもありますね。なぜなら、脂肪より重いから。次の画像をご覧ください。
つまり、筋トレと食事制限が「うまくいき」体重は増えているが、引き締まった体型になっているのです。

筋肉がつく=太る
実は、筋肉がつくのは「太る」と同じこと。つまり、筋肉でも、脂肪でも、体に何かがつくことが「太る」になります。その逆で、筋肉、脂肪など、体から何かが取れる、無くなることが「痩せる」なのです。
4:停滞期
そして、停滞期。これは、ダイエットで「必ず起きること」になります。
2か月以上、体重が減り続けたら、危ないと体は反応する
2か月以上、体重が減り続けると、危ないと体は反応します。食べ物がずっと「少ない」状態ですからね。だから、体は、スマホの「エコモード」のように、エネルギーを使わないようにする。ただ、これは、当然「やせにくい」ので、体重は減りません。
5:ダイエットになっていない
そもそも、ダイエットになっていないこともあり得ますね。例えば「運動だけ」は、食べ過ぎの可能性もある。お相撲さんのように「稽古(けいこ)」しても、それ以上食べれば、脂肪に変わりますからね。
運動で使うカロリーは少ない
運動で使うカロリーは少ないです。実際に「ジョギング」「筋トレ」で計算してみましょう。例えば「60kg」で考えると…
- 運動の強さ 6.0メッツ
- 時間 1/2時間=30分
- 6.0(メッツ)×
- 1/2(時間)×
- 60(kg)×
- 1.05=
189kcal
- 運動の強さ 8.0メッツ
- 時間 1/6時間=10分
- 8.0(メッツ)×
- 1/6(時間)×
- 60(kg)×
- 1.05=
84kcal


さらに運動すると、食欲は増すし、安心感も出る。だから、太るのです。
6:期間がかなり短い
最後に、期間がかなり短い点。「3日」「5日」「1週間」では、変わりませんよ。
脂肪が1キロ減るには
脂肪1キロのカロリーは、7,200kcalです。

脂肪1gは9kcalですが、水分が抜けて7.2kcalになります。
これを先ほどのジョギングで考えると「20時間」。ウォーキングでは「28時間」となります。ただ、これは「全て脂肪を使った場合」。単純にこの倍と考えましょう。
つまり、ジョギング「40時間」ウォーキング「56時間」。だから、あなたの計算に意味はないのです。
ダイエットでストレス解消を行うと、必ず成功する
そして、必ず成功する方法。それがダイエットでストレス解消すること。なぜなら、誰もストレスをためたくないので、やるし、続けるから。これを多くの人が見落とします。
食事と運動の力で、簡単に出来る
そして、ストレス解消は、食事と運動で簡単に出来ます。
- バランスのいい食事は、必要な栄養が摂れるので、体は満足する
- 体を動かすと、スカッとするし、筋肉も成長するので、心も安定する
これを行えばいいのです。
私がやっている食事と運動


いえいえ。大真面目です。なぜなら、私もこうしているから。
私は43歳ですが、15歳からの28年間、176㎝、65kgの体型を維持しています。しかも、仕事や子育てをしながら。これは、ダイエットでストレス解消をしているから。
例えば、朝に甘いものを食べます。これで、その日の内に、エネルギーとして使われる。また、ご飯よりもおかずを多く食べるし、必ず野菜を最初に取ります。これで「インスリン」と言うホルモンが抑えられ、脂肪を分解するホルモン「カテコールアミン」の邪魔をしません。また、よく噛むので、消化吸収もよく、満腹感も得られます。
私は運動音痴です。小学校3年生の時、太っていたので、体育のマット運動の授業で、クラスの前で「できない例」として、前転をさせられました。これが苦い思い出として残っている。
だから、楽しいのしかやりません。走るのが遅いので、会話ができるスピードで走ります。さらに、筋トレも腕が細いので、腕立て伏せや腹筋など、自分の体重を使う自重(じじゅう)トレーニングのみです。また、ボクシングもやっていますが、時間がないため、誰も来ない清掃工場の前で、練習をしています。

このように楽しいと、続けるのです。
ダイエットがストレスになると、必ず失敗する
つまり、ダイエットがストレスになると、必ず失敗します。なぜなら、絶対にやめるから。ダイエットに限らず、全てにおいて、続けば必ず成功します。そして、多くの人ができない。だから、その体型なのです。
ドカ食いのもとにもなる
さらに、ストレスはドカ食いのもと。これは論文で証明されています。
入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。

これは、よく聞きますよね。
太らせるホルモンを作る
また、太らせるホルモン「コルチゾール」も作ります。これは医療機関のサイトで記載がありました。
コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるステロイドのことで、血糖値を高めて、エネルギーを生成し、炎症を抑える働きをします。
別名『ストレスホルモン』とも呼ばれ、働き過ぎや、睡眠不足、過度のダイエットによりストレスが溜まると、コルチゾールの値も高くなっていき、お腹の脂肪や内臓脂肪が出来やすくなります。
ストレスは大きな力ですね。
睡眠にも影響が出る
そして、睡眠に影響が出てしまうこと。これは、ホルモンバランスが崩れます。つまり、先ほどのコルチゾール、インスリン、カテコールアミンの働きも、おかしくなる。
ストレスには、大きな力があるのです。
まとめ
体重が減らない理由は必ずあります。ただ、ストレス解消をダイエットで行えば、必ず続く。ここだけを考えると、確実にあなたの体型は変わります。やめるなんて、もったいないですよ。
これは、鏡を見ればわかりますよ。