「体重が減らないストレス」はいらない。大事なのは「体型」ですよ

寝ている猫

「体重が減らなくて、ストレスだ~」と感じているあなた。

ちゃと

感じる必要ありません。その理由を解説します。

  • 誰も知らない数字に振り回される
  • 体型こそ大事

 

さらに、ダイエットの見直し方法もご紹介。これで、もう迷わない。そして、ダイエットの驚くべき力も解説します。さあ、あとは、この記事を読むだけ。早速、下にスクロールしてください。

体重が減らないストレスを感じなくなる方法

 

体重は「ただの数字」です。多くの人がこれを知りません。その理由がこちら。

【これがその理由】

  • 体重を書いた紙を背中にはっていない
  • Twitterで、つぶやいていない
  • ブログやFacebookで公表していない
  • 他の人の正確な体重を、あなたも知らない
ちゃと

ほら。完璧にイメージできましたね。

 

誰も知らない数字に振り回される

 

この数字に、多くの人が振り回されています。「1キロ増えた!」「あ~、全く減らない」「なんでこんなに太っているの?」と、なぜか悩んでいるのです。

 

体型こそ大事

大事なのは「体型」。なぜなら、これが「他人から見られているあなた」だから。体重が増えても、体型が変われば、全く問題ありません。例えば、同じ84kgの有名人に、サッカー選手のクリスチアーノ・ロナウドと芸人の兵頭大樹さんがいます。

maidigitvの公式チャンネルより

 

細く引き締まれば、どんな体重でも問題ありません。

 

成功のペースは1か月に2キロ

そして、成功のペースは「1か月に2キロ」です。これ以上減ると、元に戻す働きである「ホメオスタシス」が働きます。

恒常性は生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態を指す。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

ウィキペディアより

ホメオスタシスとは恒常性の維持機能 即ち、自律神経系、内分泌系、免疫系が互いに調節し合い(相関)正常な心身状態を保とうとする働きをいう。つまり身体や周囲の環境が、少し正常な状態から外れた状況の場合に身体が勝手に判断して正常な状態(健康)にもどす反応が現れる現象のことである。

ホメオスタシスの仕組みについて

自然の反応なので、当然ですよ。

 

1か月に3キロ以上、または体重の5%以上だと、危ない

1か月に3キロ、または体重の5%以上減ると、体は危険と感じます。大幅な体重減少は、生命の維持に危険と感じるからですね。これで、体重は減らさないようにするし、使うカロリーも抑えてしまうのです。

 

ダイエットでストレスを感じると、確実に失敗する

 

そして、ダイエットでストレスを感じると、確実に失敗します。なぜなら、言い訳をして、やらなくなるから。人は誰もストレスを感じたくありません。だから、絶対に遠ざけるのです。

 

ストレス解消をダイエットで行うと、必ず成功する

ストレス解消をダイエットで行うと、必ず成功します。先ほどの逆で、絶対に続けるから。

なぜ子さん
は? 何言っているの?
ちゃと

いえいえ、大真面目です。食事と運動には、この力があるのです。

体も心も満足する食事、スカッとする運動なら、ストレスも吹き飛びます。これをダイエットで行えばいいのです。

 

食べないストレスは、ドカ食いを生み出す

 

さらに、食べないストレスは、ドカ食いを生み出します。こちらは、論文で証明されていること。

入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。

女子大生のダイエット行動とストレスがBinge Eatingに及ぼす影響

つまり、今の「厳しい食事制限」も意味がないのです。

 

ダイエットの見直し方法

 

そこで、ダイエットを見直しましょう。食事と運動に分けて、解説します。

 

1:食事編

 

まずは食事です。こちらは、次の3つをご紹介します。

これが大事
  • 1-1:基礎代謝以上
  • 1-2:カロリーの抑え方
  • 1-3:バランスの取れた食生活こそ最強

では、確認です。

 

1-1:基礎代謝以上

まずは、1日に必要な最低限のカロリー「基礎代謝(きそたいしゃ)」以上取ること。なぜなら、これ以下になると、筋肉を分解して、エネルギーにするから。カロリーをたくさん使うため、食べ物が無い状態では「邪魔なもの」。だから、分解する。そして、脂肪は「エネルギーの貯金」なので、この状態でも取っておく。

これで、リバウンドしやすい体の完成になります。

ちゃと

基礎代謝は、体重、身長、年齢で計算できます。この計算式を参考にしてください。

ハリス・ベネディクト方程式(改良版)を使って基礎代謝量を計算しています。

男性

  • 13.397×【体重(kg)】
  • +4.799×【身長(cm)】
  • -5.677×【(年齢)】
  • +88.362

女性

  • 9.247×【体重(kg)】
  • +3.098×【身長(cm)】
  • -4.33×【(年齢)】
  • +447.593

基礎代謝量 – 高精度計算サイト – Keisan – CASIOのサイトより

 

1-2:カロリーの抑え方

そして、カロリーの抑え方も簡単です。「3日1セット」で「1日だけ少し多めにする」のです。

例えば、カロリーを「1日1,600kcal」にする場合、下のように変えてみましょう。

合計は4,800kcal
  • 1・2日目 1,400kcal
  • 3日目   2,000kcal
なぜ子さん
え? どうして?
ちゃと

はい。理由は次の2つ。

【その理由】

  • 3日目のトレーニングは、かなり追い込める
  • 「ダイエットしていない」と、体をだませる

カロリーを抑え続けると、ずっと「食べ物が少ない」と判断し「飢餓(きが)」と同じになります。これも、カロリーを使わない体にしてしまう。だから、予防のため「わざと、多めに取る日」を作るのです。

 

1-3:バランスの取れた食生活こそ最強

バランスの取れた食生活こそ最強です。なぜなら、体には色々な栄養が必要だから。骨も、髪も、肌も、爪も、筋肉も、作り変えて生きている。この栄養が入れば、体は満足。だから、バランスの取れた食生活が、最強なのです。

ちゃと

しかも、栄養が入れば体は満足なので、適正な量でお腹いっぱいと感じますよ。

 

2:運動編

 

そして、運動。これも当然大事です。

 

脂肪を分解するホルモンを出す運動

脂肪を分解するホルモンを出す運動は「有酸素運動」と「全力を出すもの」になります。そして、このホルモンは「カテコールアミン」です。全て、論文で証明されていること。

【 カテコールアミン 】

脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである。

~(中略)~

カテコールアミンの血中濃度が高まり、脂肪細胞表面の受容体に結合する。これに応答してペリリピンがリン酸化されると、CGI-58はペリリピンから離れ、かわりに ATGL と相互作用することによって、この酵素を活性化する。またペリリピンがリン酸化されることによって、HSL は脂肪滴にアクセスできるようになる。HSL 自身のリン酸化も、脂肪滴へのアクセスと活性化に寄与する。

このように、多くのタンパク質や酵素が脂肪滴表面で協調してはたらくことにより、大規模な脂肪分解が起こると考えられる。

脂肪の代謝とその調節 ―からだのエネルギーバランス―

【 有酸素運動 】

また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,濃度の低下が認められた.

間欠的な有酸素運動における運動中および運動後の酸素摂取動態

【 全力運動 】

血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して

運動強度の増大に対する心拍数および血漿力テコールアミンの応答

 

アドレナリンとノルアドレナリンは70%VO2MAX(運動の強さ)の場合に、運動60分後と2時間後で他の条件に比べ(30%~60%の運動の強さの)約2倍もの濃度差が認められた

運動強度と運動時間から見た脂質代謝特性

ちゃと

だから、これを行うのです。

 

ダイエットの驚くべき力

 

そして、食事と運動には、驚くべき力があります。それが、次の3つ。

これはすごい
  • 楽しい
  • 健康
  • アンチエイジング

では、1つずつ見ていきましょう。

 

1:楽しい

 

まずは楽しい点。

旅館に出てくるコース料理なら、栄養がしっかり取れて、会話も弾みますよね。食感、味付け、香、見た目で味わえます。

そして、運動。実は、私、大の苦手。小学校3年の時、体育のマット運動で、クラスの前で悪い例として、前転をさせられました。走るのも遅いし、腕も細くて餓鬼(がき)のような体型。

餓鬼みたいな体

だから、楽しいのしかやりません。走るのは、会話ができる程度のスピードですし、筋トレも腕立て伏せ、腹筋など、自分の体重で精一杯です。ただ、やるとスッキリするし、自分の成長が、感じられる。

自分の腕の太さ

だから、続けられるのです。

 

2:健康

 

健康は、充実した人生に必要です。食事には、この力がある。食べ物を改善して、症状を和らげる「食事療法(しょくじりょうほう)」がありますよね。糖尿病の人は、糖質を抑えた食事にするし、メタボ体型の人は、食べ過ぎを抑えて、血圧などの改善を目指します。

また、運動すると、体が丈夫になりますよね。これは、論文でも証明されていること。

適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている

運動と活性酸素

 

適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。

※免疫力、抗酸化能力…体を丈夫にする力

アンチエイジングにおける運動療法の位置づけ

ダイエットは「健康になること」。痩せるだけではないのです。

 

3:アンチエイジング

 

そして、アンチエイジング。これは、実際の年齢よりも若くいること。

食べ物が変わると、若くなります。次の2つを比較してみましょう。

【だから違う】

  • お菓子やジュース、ファーストフードで作られた肌、髪、爪
  • 肉、魚、野菜、きのこなど、栄養豊富な食事で作られた肌、髪、爪

明らかに違いますよね。

ちゃと

「オーラ」が出ているという表現は、この違いだと私は思っています。

さらに、体を鍛えると、若く見られます。例えば、フランク・メドラノと言う人は、60代です。

 

そして、私と同じ年齢に「なかやまきんに君」がいます。

 

 

 

なかやまきんに君のチャンネルより

もう見たままですよね。だから、運動しづづけるのです。

 

まとめ

 

体重が減らないのは、気にしないこと。見るのは鏡で、体重計ではありません。食事と運動を改善し続け、あなたの見た目を変えましょう。そうすれば「理想の自分」に近づくことができます。さあ、今すぐ行動するのです。

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