「首を鍛える自重トレーニングなんて、ないかな?」と思っているあなた。
あります。私も実際にしているので、ぜひ参考にしてください。さらに、得られる効果もご紹介。
また「トレーニング後のストレッチ」「肩と目の柔軟」も説明します。最後に「正しい姿勢」。これで、負担は軽くなる。さあ、早速、やってみてください。
首を鍛える、3つの自重トレーニング
首を鍛える自重トレーニングは、次の3つです。
- 手で頭を押すのを耐える
- 腹筋みたく、頭を上げ下げする
- ブリッジ

1:手で頭を押すのを耐える
頭を手で押さえて、力をかけましょう。このような感じです。





私のトレーニング時間は「10秒×2セット」です。
2:腹筋みたく、頭を上げ下げする


3:ブリッジ
頭をつけて、首に負荷をかけると、鍛えられます。



鍛える2つのメリット
首を鍛えるメリットは、次の2つです。
- 大切な部分を守る
- 運動のパフォーマンスが上がる
きちんと確認すれば、やる気も出ますよ。
1:大切な部分を守る

首は、頭・顔と体をつなぐ大事な部分です。目や口、さらに脳への神経、血管も通っている。筋肉を鍛えれば、当然、守れます。
2:運動のパフォーマンスが上がる

首が安定すると「タイムが上がる」「体が動かしやすい」など、運動のパフォーマンスが上がります。なぜなら、頭は約7~8kgと重く、ここが安定すると、体の移動も効率よくなるから。

首を回して、疲れを取る
鍛えた後は、当然、ストレッチをしましょう。メンテナンスも大事です。


- 最初はゆっくりと
- 大きく回す
- 両方、同じ回数で
目と肩のストレッチ 7選
首の疲れにも効く「目と肩のストレッチ」もご紹介します。
- 目を左右に動かす
- 目を上下に動かす
- 目を上半分で回す
- 目を回す
- 目の横を押す
- 肩の筋肉を伸ばす
- 肩と腕を伸ばす

1:目を左右に動かす

- 左右、少し辛いほど、大きく動かすこと
- 5~10回行う
2:目を上下に動かす

- 上下、少し辛いほど、大きく動かすこと
- 5~10回行う
3:目を上半分で回す

- 大きく円を描くように動かす
- 5~10回行う
4:目を回す
〇:反時計回り

〇:時計回り
- 大きく目を動かすこと
- どちらも同じ回数、合計10~20回行うこと
5:目の横を押す

- イタ気持ちいいところまで、行う
- 5~10秒して、少し休み、これを3回ほど行う
- 親指の平らなところで行い、爪は立てない
6:肩の筋肉を伸ばす

- 最初はゆっくり、その後、徐々に伸ばす感じで
- 両方、必ず行う
7:肩と腕を伸ばす

- 肩の力を抜く
- 指先までしっかり伸ばす
- 左右のバランスが大事
8:タオルを使って、肩を伸ばす


このように伸びて、気持ちいいですよ。

9:壁に手を付けたストレッチ
壁に手を付けて、腕を固定させます。

ついた手と反対側に体を向けましょう。

手の向きは、上下両方。これで、伸びる筋肉が違います。


これで、つらい症状も軽くなるはずです。
3つの正しい姿勢
最後に正しい姿勢。首がつらいのは、日常の姿勢の問題が大きいはず。この3つについて、確認しましょう。
- スマホを使うとき
- 座っているとき
- 立っているとき
少しの積み重ねが、ポイントです。
1:スマホを使っているとき
スマホを使うときの姿勢は、これです。


チェックするのは、この5点。
- スマホは顔の前まで、持っていく
- 使わない手で下を支える(手の甲は上)
- スマホを持つ手は、腕と一直線上に
- 腰を深くつける
- 両足をバランスよく床につける
2:座っているとき
では、座るときは、これです。


意識するのは、こちら
- パソコンなどを使う場合、ひじを机に置き、負担を軽くする
- 深く座り、椅子の背もたれを使う
- 足は、バランスよく地面につける
3:立っているとき


立つときは、壁についているようにしましょう。
- 「頭」「背中」「肩」「腰」「かかと」の5つを壁につける
- 肩は引き寄せて、胸を張るように
- 両足バランスよく、体重をかける
「今すぐ、意識する」それが大事です。
まとめ
首を鍛える自重トレーニングには、きちんと効果があります。ただ、筋肉はすぐにつきません。だからこそ、地道にやりましょう。私もやり続けて、1年以上。そこで、初めて、首が強く、太くなったと成長を感じました。

さあ、あとは、実行ですよ。