「キックボクシングで、自宅でトレーニングしたいな」と思っているあなた。
私がおススメするトレーニングを3つ、ご紹介しましょう。
- うまい人の映像を見る
- ほかの格闘技の映像を見る
- 鏡を見て、ゆっくりのシャドー


筋肉は重いので、スピードが無くなる場合があります。この点も説明します。最後に、増やすなら「ジムでのトレーニング」。自宅だと、あまりできませんからね。これで、迷いは無くなります。早速、見ていきましょう。
自宅で出来る3つのトレーニング
自宅で出来るトレーニングは、次の3つです。
- うまい人の映像を見る
- ほかの格闘技の映像を見る
- 鏡を見て、ゆっくりのシャドー
あなたのイメージとは違うが、有効な「練習」です。
1:うまい人の映像を見る
まずは、うまい人の映像を見ること。例えば世界チャンピオンの真似をすれば、強くなります。

見る場所は「関節の移動」
見る場所は「関節の移動」です。なぜなら「体の動かし方」がわかるから。
例えば、ジャブは、ひじを出す場所を一定にすると、綺麗に出ます。

そして、キックは「股関節」や「ひざの出し方」で、軌道が変わります。



2:ほかの格闘技の映像を見る
続いては、キック以外の格闘技を見ること。これで、ほかの人が使わない武器も手にできます。
私はボクシング歴10年ですが「キックボクシングのプロ」で「空手黒帯の指導者」の教えがベースです。しかも、この基本が、実はジークンドー(ブルースリーが作った格闘技。7秒に1人倒すことを目的としたもの)と同じでした。それがこちら。
ストレートリードは、誰でも強いパンチが打てる
ストレートリードとは「拳、肩、頭が一直線上になる」と、強いパンチが打てる原理です。
こうなると、体が固まるのです。


理由は「体の作りがそうなっているから」。例えば、少しでもずれると、弱くなり、力が発揮されません。



この状態で拳を押されると、腕が曲がってしまいます。まるで、魔法。
私はこれを20年前に教わりました。こういった原理は、ほかの格闘技を見ないと、身に付きませんからね。
色々な格闘技に共通する技術は、かなり強いもの
つまり、総合格闘技でも、ボクシングでも共通するものなら「かなり強いテクニック」になります。これを探すためにも、色々な格闘技を見ることが必要です。
3:鏡を見て、ゆっくりのシャドー
最後に「鏡を見て、ゆっくりのシャドー」。これで、体の動きを確認するのです。
動きを「目で見て」確認する大事さ
体の動きを「目で見て」確認することは、大事です。なぜなら、あなたが思っている動きと、実際の姿は「大きな差」があるから。
例えば、目をつぶって、両手を広げてください。

次に、その姿を鏡で見てみましょう。

あなたは出来ていないはず。この動作でも「大きな差」がある。だから、目で確認するのです。
綺麗なシャドーは「強い」理由
綺麗なシャドーは「強い」です。なぜなら、最短距離で動く拳や足は、スピードが乗り、威力があるから。
例えば、チャンピオンのシャドーを見てみましょう。明らかに、綺麗で美しくて、そして早く強い。

スピードが2倍になると、威力は4倍
スピードと威力には、面白い関係があります。
- スピードを2倍にすると
威力は4倍になる
- パワーを2倍にすると、
威力は2倍になる
これは運転免許を取るときに教わること。車のスピードと、事故の衝撃について、よく話されることです。
パワーを付ける筋トレは、もう少し考えよう
このため、自宅トレーニングの1つ、筋トレは注意が必要です。
スピードを殺す筋トレは意味がない



筋肉は重いので、スピードを落とす可能性もあります。だからこそ、速さを上げるトレーニングこそ、必要です。
ジムでのトレーニングを増やすことを、まずは考える
結局、ジムでのトレーニングを増やすことを、考えるべきです。なぜなら、自宅で出来るものは限られているから。
自宅でのトレーニングは、限られている

自宅にリングがある人は、ほぼいないでしょう。さらに、サンドバッグも、パンチングボールもない人がほとんどです。ミットを持ってくれるパートナーも、いないはず。つまり「ほとんどできない」のです。
だからこそ、ジムでのトレーニングに集中して、やり切ることが大事です。
まとめ
自宅でのトレーニングは「目で見て」「情報を増やす」ことが、最も簡単でいい方法です。なぜなら、知識は力だから。先ほどのストレートリードも、知っている人だけ打てます。あなたも、当然、打てるようになる。つまり「ほかの人が持っていない武器」を「あなたは持っている」わけですね。
さあ、さっそく、色々な動画を見てみましょう。それだけで、実力は格段に上がりますよ。