「子供におススメの格闘技って、何かな?」と思っているあなた。
- 私自身ボクシング歴が10年
- 息子が空手を6年間やっている
この経験から、おススメは空手、剣道、ボクシングです。理由は次の3つになります。
- 安全性がある
- 体へのいじめに対応できる
- 色々な友人ができる
さらに、礼儀について。個人差があるので、長い目で見てあげましょう。
そして「殴るのが痛い」と分かる大事さ。「実際の攻撃を、体でわかる経験」が、大きい点を説明します。
これで、あなたは「何を見るべきか」わかるはず。さあ、早速見ていきましょう。
おススメは空手、剣道、ボクシング。その3つの理由
子供におススメの格闘技は、空手、剣道、ボクシングです。その理由は、次の3つです。
- 安全性がある
- 体へのいじめに対応できる
- 色々な友人ができる
では、1つずつ見ていきましょう。
1:安全性がある

まずは、安全性が・・



ボクシングにもジュニア競技があります。そこでは「空手の形(かた:演武)」のような、シャドーボクシングで綺麗なフォームを競うものを行います。
また剣道は防具を付けており、ある程度の攻撃に耐えられる。さらに、空手は寸止め(すんどめ)で当てないものが多い。(これを伝統空手と言います。)

親として、ここが1番大事ですよね。
2:体へのいじめに対応できる

続いて、体へのいじめに対応できる点です。


剣道は、短い棒を持つだけで、相手が近づけないと言います。それほど、間合い(相手との距離)を支配できる。

有名なものだから、抑えることができる

私の息子は「空手」を6年やっています。だから、同級生から「強い」と思われています。これが、いわゆる「抑止力(よくしりょく)」です。
その代わり、知らないものだと、この力が働かないかも知れません。「よくわからないから、殴っても大丈夫」と思うのです。
例えば、クラヴ・マガというイスラエルの軍事格闘技を知る小学生は、ほとんどいません。
だから、強いのに、暴力を受ける危険性があるのです。
3:色々な友人ができる

最後に、色々な友人ができる点。これは、スポーツ全てで言えること。違う小学校、違う学年の友人は、少年時代に色々な影響を与えます。「すべて、素晴らしい経験」とは言えませんが、学ぶチャンスは多い方がいい。
私もミニバス(小学校のバスケットボールチーム)で、他の学校の友人が出来ました。充実した時間でしたね。
礼儀は、確実に手に入るものではない
ただ、礼儀は、確実に手に入るものではありません。
空手をやっている息子の礼儀は、あまりない

例えば、息子は空手を6年間続けていますが、礼儀はあまりないです。


ボクシングでも、先輩後輩がある

その代わり、ボクシングでも先輩後輩があるので、礼儀が身につくこともあります。
ただ、昔の「日本特有の悪い上下関係」があることも事実。このように、いい面と悪い面があるため「絶対に礼儀が良くなる」とも言えません。
殴る・叩くのが痛いとわかる大事さ
ボクシングの拳、剣道の竹刀、空手の蹴りなど、痛いとわかる大事さが、実は大きな経験となります。
暴力がダメであるイメージがはっきりと分かる

殴られる、蹴られる、叩かれると痛いです。だから、ダメだと、はっきり分かります。当たり前です。いくら口で言っても分かりません。
ただ、暴力だとトラウマ(強烈な体験から、それが怖くなること)になることも考えられます。
しかし、スポーツなら「ルールの中で」行われる。さらに、どちらも「殴る・蹴る」ことが許される。だから、トラウマにはなりにくい。

強い攻撃を受けると分かる「練習量」



例えば、私は「日本ランカー」や「アマチュア日本一」とスパーリング(殴り合う、試合形式の練習)の経験があります。このとき、手に取るように感じました。

安全な殴り合いは、素晴らしい果がある

つまり「安全な殴り合い」は、素晴らしい効果があります。これは剣道でも、空手でも。だから、やらせるべきなのです。
やるのは子供
そして、大事なのは「やるのは子供」ということ。だから、お子さんが選ぶことも大事なポイントになります。

格闘技だけではない

これを言うと「え?」と思うでしょうが、格闘技以外でも、お子さんが選ぶならOKです。
私も小学校3年の時、138㎝、48kgのデブでした。体育の時、マット運動で前転もできない運動音痴で、恥ずかしい思いを何度もしました。
そこから、先ほどお話ししたミニバスを始めると、自然と痩せていき、選抜チーム(各学校の上手い選手だけが選ばれるチーム)のメンバーになったのです。
こういうことが、あなたのお子さんに起きる可能性も十分ある。だから、子供自身が選び、やらせるのも、一つの手です。
まとめ
子供にやらせるなら、今後の人生に役立ててほしいですよね。親としては「学校へのいじめ」「礼儀」と言った点に目がいきがち。でも「痛みを感じる心の強さ」こそ、本当は大事です。それが、この3つで手に入る。さあ、子供と一緒に考えてみましょう。やるのは、お子さんですからね。