「格闘技って、なんで面白いの?」と思っているあなた。

なぜなら、格闘技に限らず、素晴らしさは、言葉で伝えにくいから。例えば、バイクに乗った爽快感(そうかいかん)は、実際に乗るしかない。料理を作る楽しさは、キッチンに立つことで、初めて分かるはず。



そこで、3つ、お伝えしましょう。
- 頭を使うこと
- きちんと殴れること
- 同じものをやっていると、分かり合えること
また「構えからわかる違い」「格闘技ごとの素晴らしさ」「強くなること」「うまくなる方法」もご紹介しましょう。これで、あなたも「やってみようかな」と思います。さあ、私が熱くお伝えします。
格闘技の面白さは、やってみないとわからない
格闘技の面白さは、まさに「やってみないとわからない」です。言葉では伝えきれません。

趣味の素晴らしさは、誰も伝えられない

言葉で趣味の素晴らしさは、伝えられません。なぜなら、やってみないとわからないから。
ライブの素晴らしさは、行ってみないとわからない。サーフィンの気持ちよさは、波に乗らないと感じれません。ケーキの美味しさは、口に入れて初めて分かります。

夢中になっている私の話

ここで、少し私のお話しを。私は「釣りも、パチンコも、競馬も、旅行も、たばこも、酒も」しません。ただ、趣味といえるのが「格闘技」です。ボクシングは10年やっていましたし、それ以外のも大好きです。

でも、伝えたい楽しさ


- 頭を使うこと
- きちんと殴れるということ
- 同じものをやっていると、分かり合えること

1:頭を使うこと

まずは、頭を使うこと。格闘技は、作戦が非常に大事になります。

パンチは当たらない
まず、パンチは当たりません。リングに上がると、どうしても、ディフェンスに意識が向きます。痛いし、ダメージを受けて、負ける可能性が高くなりますからね。
だから「フェイント」や「捨てパンチ」を使います。
この「捨てパンチ」とは、当たらないけど、相手の記憶にとどめるために、打つものです。例えば、フックという横から当てるパンチですが、最初大振りにしておきます。

大振りなので、当然、当たりません。これが「捨てる」ということ。そして、相手にフックを記憶させたら、小さく、速く打つのです。


2:きちんと殴れること

次にきちんと殴れること。スポーツとして、認められていることです。
本当はダメなのに、認められている素晴らしさ

殴る、蹴る、投げる、締めるなどの行為は、普通「傷害(しょうがい)罪」となり、逮捕されます。
しかし、格闘技になれば「強さ」「かっこよさ」「練習量の多さ」と、褒められるのです。
3:同じものをやると、分かり合えること

最後に同じものをやると、分かり合えることです。これはスポーツ全てに言えます。
殴り合ったもの同士が、抱き合う真実

試合が終わると、殴り合ったもの同士が、抱き合います。普通はあり得ませんよね。でも、多くの試合がそうです。それは「攻撃を受ける」と「相手の練習量」を感じるから。
私も体験しました。強い相手と戦うと、手に取るように分かる。

パイロット、学生など、全く違う人たちと仲良くなる

そして、パイロットや学生など、全く違う人たちとも、仲良くなれます。
これは、サッカーやバスケットボールのような「団体競技」と少し違う点です。なぜなら、チームスポーツは、同じくらいの実力が必要になるから。先ほどのパイロットは60代、学生は20代なので、チームスポーツだと、うまくいかないことが多い。
しかし、個人競技は、実力差など関係ありません。だから、色々な人が集まる。そして同じ目的「強くなりたい」「うまくなりたい」という思いを持ち続けている。だから、分かり合える。

構えだけ見ても、違いが分かり、面白い
そして、格闘技の構えだけ見ても、違いが分かって、面白いです。例えば「ボクシング」「空手」「システマ(ロシアの合気道)」の3つを見てみましょう。
〇:ボクシング


〇:空手


〇:システマ(ロシアの合気道)


構えの違いは「ルールの差」
構えの違いは「ルールの差」です。こちらをご覧ください。
- ボクシング…上半身への拳の攻撃のみ
- 空手…顔から下の拳と蹴りはすべてあり。投げなどはなし
- システマ…ほぼすべて
これだけでも、面白さに気づきます。
4つの格闘技ごとに見る「特徴」
それでは、各種目の特徴をご紹介しましょう。具体的に次の4つです。
- ボクシング
- 空手
- ジークンドー
- 総合格闘技

1:「ボクシング」は地面を蹴る
ボクシングは、実は地面を蹴るスポーツです。なぜなら、下半身の筋肉は、上半身の2倍なので、パンチ力が増すから。だから、あれほど走って、体力と脚を鍛えるのです。

2:「空手」は日本の「美しさ」を表している
空手は日本の「美しさ」を表しています。形(かた)と呼ばれる演武(えんぶ)をご覧ください。

3:映画スター「ブルース・リー」が作った「ジークンドー」
ジークンドーは「1vs多数」という実践的な格闘技。ブルースリーが作ったものとしても、有名です。
ストレートリードの論理を聞くと、驚く
ジークンドーには「ストレートリード」という教えがあります。これは「拳・両肩・頭が一直線に並ぶ」と「固まって、大きな攻撃力のパンチ」が打てるものです。


理由は「体の作りがそうなっているから」。例えば、少しでもずれると、弱くなり、力が発揮されません。



この状態で押されると、腕が曲がってしまいます。
本当に「魔法」と思うほど、すごいものですよ。
4:「総合格闘技」は、何でもやる
総合格闘技は、何でもやります。投げ技、タックル、関節技など、全てがOKですからね。
反則が少ない格闘技は、強い
反則が少ない格闘技は、強いです。なぜなら、全て対応できるから。
例えば、ボクサーはキックに関して、素人です。また、キックボクサーは、投げ技や関節技に対応できません。だから、総合格闘技は強いのです。
目指すものは「最強」。ただ、道は1つではない

ここまで上げた格闘技全て「最強」を目指しています。しかし、それぞれ「別の方法」です。つまり、道は1つではないということ。これも格闘技が「たくさんある」理由の1つで「面白い」点になります。
知ってほしい「強くなること」
ここで「強くなること」について、お話ししたいと思います。
体と心はつながっている

拳や蹴りなど「体を強くする」と心も変わります。なぜなら、つながっているから。これは誰もが感じているはずです。
気分がいいと、体の調子もいい

例えば、仕事でうまくいったら、体の調子も良くなりますよね。その代わり、風邪を引くと、心もどんよりします。この「心と体のつながり」を利用し、格闘技で、心も変えていくのです。
格闘技がうまくなる2つの方法
格闘技がうまくなる方法は、次の2つです。
- うまい人の真似をする
- ほかの格闘技を見て、取り入れる
これも、面白いですよ。
1:うまい人の真似をする
まずは、うまい人の真似をすること。どのスポーツにも、あてはまりますよね。サッカーも、バスケットボールも、野球も、プロの真似をすれば、すぐにうまくなります。
2:ほかの格闘技を見て、取り入れる
ほかの格闘技を見て、取り入れるのもいいですね。例えば、上の動画の「拳の速さ」は、驚くほど。

まとめ
格闘技の面白さは見ても分かります。ただ、十分ではない。やってみて、始めて素晴らしさが分かります。さあ、早速リングに上がりましょう。それだけで、何かがつかめますよ。
面白いです。ボクシング歴10年の私が、お話しします。
といっても、伝えられない! だからやってみてください!