「空手って、大人も出来るかな?」と思っているあなたへ。
空手には、次の2種類があります。
- 攻撃を当てない(寸止め:すんどめ)空手
- 攻撃を当てる(フルコンタクト)空手
そして、始めるなら、攻撃を当てるフルコンタクトです。

そうでしょう。あなたは次の2つについて、戸惑っているはず。
- 練習についていくこと
- ケガ
これを、きちんと確認することで、自然と無くなります。さあ、さっそく始めましょう。
空手は大きく2種類がある
空手には、大きく2種類あります。
- 攻撃を当てる(フルコンタクト)空手
- 攻撃を当てない(寸止め:すんどめ)空手…伝統空手
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1:フルコンタクト空手は、同じ大人と練習できる

大人で始めるなら、フルコンタクトがいいです。なぜなら「青年の部」など、大人だけの教室があるから。同じ人と練習する環境は、続けやすいです。

2つの不安
フルコンタクトを始めるなら、2つの不安が出てきます。
- 練習についていく不安
- ケガの不安
それでは、1つずつ見ていきましょう。
その1:練習についていく不安

空手なので、先生から出されたメニューをこなす必要があります。「突き100本!」と言われたら「押忍(おす)」と言って、やる必要がある。この不安は確かにありますよね。
弱い自分に打ち勝つ
しかし、この「練習についていく」ことは「弱い自分に打ち勝つ」ことと似ています。なぜなら、あなたが思っている限界は「限界のかなり手前」だから。
仕事でも、スポーツでも「できる」と思ってやれば、意外とやり遂げられます。その代わり「できない」と思うと、全くできません。この「心の持ち方」を変えれば「弱い自分に打ち勝てる」と、多くの本や人が言っているのです。

その2:ケガの不安

ケガの不安もありますよね。蹴りも拳も、体に受けますから。

当てない(寸止め)練習を多くする
私はボクシング歴10年で「当てる格闘技」をしていましたが「当てない練習」を多くします。なぜなら「攻撃を見る、受ける練習」がたくさんできるため。
攻撃を受けると、ダメージが残り、体力も無くなって、練習が出来ません。だから、寸止めで経験を積むのです。フルコンタクトでも、当てない練習を多くしましょう。
2:攻撃を当てない(寸止め:すんどめ)空手



攻撃を当てない寸止めの空手を「伝統空手」と言います。

私の子供もやっています。今度、黒帯に挑戦。
ただ、大人はやりにくいです。
大人の「伝統空手」が、やりにくい3つの理由
大人の伝統空手がやりにくい理由は、次の3つです。
- 子供がほとんどである
- 大人がやり始める理由の多くが「わが子のため」
- 指導がないことも多い
これなら「う~ん、そうか」と納得します。
その1:子供がほとんどである

伝統空手は、子供がほとんどです。よく言われる「空手教室」ですね。攻撃も当てないから、安全。形(かた)と呼ばれる演武(えんぶ)なら、ケガの心配も少ないです。
その2:大人がやり始める理由の多くが「わが子のため」

それでも、大人がやる理由の多くが「子供が習っていて、教えるため」「監督(試合で指示を出せる人)として、付き添うため」です。つまり「強くなる」同じ心を持った大人がいないので、どうしても浮いた状態になる。

その3:指導がないことも多い

空手教室ですから、当然、子供への指導が前提です。このため、声をかけられず、イメージと大きく違うこともあります。
ちなみに、子供の空手教室でも、先ほどの2名が体育館のスミで、形の練習をする姿を、よく見ます。あなたは「この状況を本当に望むのか」もう1度、考えてください。
黒帯は3~4年で取れることも

と言っているあなたへ、黒帯に必要な時間をご紹介しましょう。

ただ、1つだけポイントがあります。
鏡を見ると、うまくなる

格闘技は「鏡を見る」と、うまくなります。なぜなら、直すべき点が、すぐにわかるから。

ボクシング歴10年の私が、お伝えしたいのがこれです。
鏡がないと「自分の感覚」と「実際の姿」の「ずれ」に気づきません。これでは上達しない。
しかし、鏡に映った姿を見ると「目」で確認でき、一発でわかる。だから、上手くなるスピードが、速いのです。

まとめ
空手は、日本人なら憧れますよね。道着に黒帯は、やっぱりかっこいいです。
ただ、続けやすい環境か、見極めることも大事です。納得して選んだ道なら、確実に続けられる。さあ、あとはあなた次第です。
これで、1つの基準がわかります。さあ、さっそく始めましょう。