「格闘技って、強くなるのかな?」と思っているあなた。

- 目のトレーニングができる
- 攻撃が変わる
- 殴るという行為の少なさ
- すごい論理がある
これで、納得します。
また「強くなる理由はみな同じ」「体格は大きな武器」そして「正当防衛の条件」をご紹介します。これで、あなたも「ちょっとやってみようかな」と思うはず。さあ、今すぐ読み進めてください。
格闘技を行うと強くなる4つの理由
格闘技を行うと、強くなる理由は、次の4つです。
- 目のトレーニングができる
- 攻撃が変わる
- 殴るという行為の少なさ
- すごい論理がある
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1:目のトレーニングができる
まずは、目のトレーニングができること。これが「格闘家」と「素人」を分ける大きな差となります。
目玉は「奥から手前」に動かない

目玉は「奥から手前に」に動きません。そして、この動きは「相手の攻撃」になります。


つまり「攻撃をかわす」には「トレーニング」が必要です。
目玉は上下、横には動くので、走っている車は見れる
ただ、目は上下、横に動くので、落ちてくるものや、走る車を追うことができます。





この「体の作り」を理解していないと、先ほどの「トレーニング」を「必要ない」と思ってしまい、守ることができません。
2:攻撃が変わる
格闘技を行うと、攻撃が変わります。


- 格闘家の攻撃
体の「中」に効くもの 脳みそ、内臓を壊す
- 素人の攻撃
体の「外」に効くもの 肌や骨を壊す


格闘家の攻撃は「人の中」を壊す
格闘家の攻撃は「人の中」を壊します。なぜなら、サンドバッグが縦に揺れるから。

サンドバッグを人だと考えたら、顔なら「脳みそ」お腹なら「内臓」に衝撃が行きます。

「パンチを切る」格闘家の攻撃
この衝撃を手にするには「パンチを切る」ことが、必要です。これは「顔やお腹の向こう側を打ち抜き、すぐに手を引く」打ち方。

これで、サンドバッグが縦に揺れるのです。

素人の攻撃は「人の外」を壊す
その代わり素人の攻撃は「人の外」を壊します。打ち方としては「押す感じ」ですね。よくドラマで殴るシーンがありますが、腕を出したままが多いでしょう。

だから、すぐに立ち上がれる。つまり、肌や骨だけを攻撃するのです。
3:殴るという行為の少なさ
続いては「殴る」という行為の少なさです。これはスポーツ体験の差と同じ論理です。
やっている人だけうまくなる

まず、スポーツ全体に言えますが、やっている人だけ、うまくなります。ただ、格闘技をしている人は、明らかに少ない。この経験の差が「強さ」となるのです。
「サッカー」や「バスケットボール」がうまい素人はいる

例えば、部活に入っていなくても、バスケやサッカーがうまい人はいますよね。なぜなら、やった経験があるから。友達と公園で、学校の球技大会で、放課後クラスの友達と、など。あなたも心当たりがありますよね。
ただ「パンチを見ること」は明らかに少ない。そもそも、殴り合いなんて、ありませんから。強くなる理由が、ここにもあるのです。
4:すごい論理がある
格闘技は、すごい論理があります。なぜなら、勝つため・相手を倒すために、必要だから。

ストレートリードの教え
ストレートリードとは「拳・両肩・頭を一直線」に並ぶことで、骨がロック(固まる)され、強い力が生まれることです。


これで打ったパンチは、力を入れなくても強くなります。

強くなる理由はみな、同じ
この4つは「すべての人に該当」します。つまり、女性でも、子供でも、老人でも、やったものが強くなるのです。
体の強さは、心にも影響を与える

格闘技の強さは、心にもいい影響を与えます。なぜなら、2つは、つながっているから。
例えば、スポーツで体を動かしたら、頭も空っぽになり、スッキリしますよね。その代わり、風邪で体調が悪ければ、心も落ち込みます。

体格は大きな武器
ただ、人によって違う条件があります。それが体格差。ここもきちんと確認しましょう。
60kgの格闘家は、100kgの素人に負ける可能性が高い

60kgの格闘家でも、100kgの素人に負ける可能性が高いです。なぜなら、大きな体で当たってきたら、止められないから。階級という体重差で行う格闘技のルールは、これによります。

格闘技は、正当防衛になりにくい
さらに、ケンカなどで使いにくいです。なぜなら、正当防衛の条件が成立しにくいから。
正当防衛の条件、5つを確認する

ここで、正当防衛の条件を、弁護士サイトの文章で確認しておきましょう。
- 不正の侵害かどうか
上記の通り,相手の行為に違法性があったかどうかが判断基準となります。
- 急迫性があるかどうか
上記の通り,今相手からの侵害を受けているかどうかが判断基準となります。
- 防衛の意思があったかどうか
客観的状況からみて,行った行為に攻撃の意思は無く防衛の意思があったのかどうかが判断基準となります。
- 防衛行為の必要性があるかどうか
防衛のためにその行為をする必要性があったかどうかが判断基準となります。
- 防衛行為の相当性があるかどうか
不当な侵害の危機を回避するためにとった防衛行為が,必要最低限のものだったのか,本当に防衛のためだったのかどうかが判断基準となります。
これら五つの条件が当てはまる場合,正当防衛とみなされます。
この5つ目が問題になります。
相当性がない場合が多い

格闘技経験者が攻撃すると、先ほどの5つ目「相当性」がないとされる場合が多いです。なぜなら、素人と同じ攻撃ではないため「必要最小限」とは言えないから。

まとめ
格闘技の強さは、ケンカの強さとは全く違います。まるで将棋やチェスのような「論理性(ろんりせい:つじつまがあうこと)」がある。
「面白そう」と感じ「始めようかな」と思うなら、このサイトにも、色々な記事があります。
ぜひ読んでみてくださいね。