期間は1か月。ダイエットの運動効果が出るリアルな理由2つ

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「ダイエットって、どれくらいの期間やれば、効果がでるのかな?」これを知りたい人は多いですよね。「ここまでやれば、ダイエットの成功ができる」という目安があると、安心します。

そこで、まず、この期間について、ご紹介します。ずばり「1か月はかかる」と考えてください。理由は2つあります。

 

  • 筋肉がつくのが、1か月かかる
  • 脂肪が減ったのを感じるのが、1か月かかる

 

これが「本当のダイエット」です。

でも、このような経験談を聞いたことがあるでしょう。

よく聞く、ダイエット体験談

「わずか2週間で6キロやせた」

「1週間でウエストが―8cm」

なぜ子さん
「これはウソなの?」

と思いますよね。その仕組みもご紹介します。次の3つが、その原因です。

 

  • むくみが取れる
  • 水分が落ちる
  • 筋肉が落ちる

 

これらすべて、あなたが本当になくしたい「脂肪」ではありません。だから、「本当のダイエット」とは違うのです。

そこで、本当のダイエットを行うために、鏡を見る大事さをご紹介します。

私は、毎日鏡を見ています。だから、176cm、65kgの体型を25年間、続けていられます。

さらに、あなたの「ダイエットの目標」。ここを再確認しましょう。

「ダイエットの目標」はこれ!

  • 「きれいになりたい」
  • 「かっこよくなりたい」
  • 「もてたい」
  • 「いつまでも若くいたい」
  • 「健康になりたい」

この姿が、鏡に映ればいいのです。「ただ、やせるだけではない」ことを、もう1度、理解しましょう。

さらに、運動の「ダイエット以外の効果」もお話します。これも、先ほどの目標と関係すること。アンチエイジング、健康、自信。すべて運動で手に入れられます。

つまり、あなたの体が変わる目安と、本当の目標がわかるのです。これで、ダイエットは成功します。さあ、今すぐ、読み進めましょう。

 

本当のダイエットの効果が、「1か月かかる」2つの理由

 

本当のダイエットとは、脂肪をなくすこと。そして、引き締まった体を手に入れることです。そのためには、1か月はかかります。理由が、次の2つです。

 

  1. 筋肉がつくのが、1か月かかる
  2. 脂肪が減ったのを感じるのが、1か月かかる

 

ちゃと

では、1つずつ見ていきましょう。

 

その1:筋肉がつくのが、1か月かかる

トレーニングしている人

筋肉がつくのには、1か月は見ましょう。論文でこのようなものがあります。

トレーニング後20日をすぎると,絶対筋力の増加は少なくなるが,筋断面積が拡大されてくる。ゆえに, この時期の最大筋力の増加は筋肥大によるものと考えられる。

最大筋力はトレーニング初期に急増するが, この時期にトレーニングを止めてしまうと,筋力衰えも速いといわれている。筋力増強効果を持続させるには,20日間以上のトレーニングにより,筋肥大まで到達させる必要があるといえる。

筋力トレーニングについて

20日くらいじゃないのか?と考えるでしょうが、個人差もあります。

ちゃと

1か月と考えておけば、問題ないでしょうね。

 

その2:脂肪が減ったのを感じるのが、1か月かかる

体重計

脂肪を減ったと感じるのが、だいたい1か月かかります。脂肪1キロ減れば、あなたも体が軽くなったと感じますよね。

脂肪1キロ減らすために必要なのは…

脂肪1キロを減らすためには、7,200kcalを使う必要があります。

※脂肪1g=7.2kcal(水分を抜くとこのカロリーである。)

これをなくすためには、ジョギングだと、140kmくらいになります。

140km÷30日=1日に4~5キロ、ジョギング!!

 

ちゃと

もちろん、運動の量が少なくなれば、時間も長くなります。

 

短期間でダイエットできる3つの「からくり」

 

「短期間でダイエットできる方法が、たくさんあるのに」と思う人も多いでしょう。すぐにやせたいのが、本音ですからね。しかし、それにはきちんとした「からくり」があります。それが、次の3つです。

 

  1. むくみが取れる
  2. 水分が落ちる
  3. 筋肉が落ちる

 

では1つずつ見ていきましょう。あなたが目指すのは、別のものだとわかりますよ。

 

1:むくみが取れる

マッサージ

むくみが取れると、細くなります。むくみとは、体のある場所だけ水分がたまること。座りっぱなしだと、足がパンパンになることがあります。それも、むくみ。

むくみは、生活の習慣、食べ物などに関係します。同じ姿勢のままでいたり、塩分が多い食事をとったりすると、なりますね。

ちゃと

これをなくせば、もちろん、細くなります。

しかし、水分がなくなっただけなので、それ以降、ダイエット効果は出ません。

 

2:水分が落ちる

水一滴

水分が落ちれば、体重は減ります。体の70%は水分です。この量を減らせば、体重は減りますよね。

また、水分をとれば、元に戻ります。ボクサーの減量方法がこれに当たります。

ちゃと

私は10年間のボクシング経験があります。

 

3:筋肉が落ちる

 

筋肉が落ちれば、体重は減るし、細くなります。筋肉は、脂肪の3倍重いので、当然ですよね。

デブとマッチョ

運動しなければ、筋肉は落ちていきます。とても簡単なダイエットですよね。

ボクシングをしているときに、トレーナー(教える人)から、「プロレスラーが普通の人の体に戻るのに、1か月もかからないんだよ」と教えてもらったことがあります。

ちゃと

とても驚きました。あんな「熊」みたいな体が、1か月もせずに、普通の体に戻るのです。

それくらい簡単に筋肉は落ちます。筋肉が落ちれば、当然、使うカロリーは減ります。さらに、きれいな体になりません。引き締まった体ではなく、ガリガリの体ですからね。

これは、「あなたが目指したい姿」では、ありません。

 

鏡を見る大事さ 2点

 

鏡を見ることは、ダイエットで大事なこと。その理由は次の2つです。

 

  • 鏡に映ったあなたが、相手に分かる姿
  • 体重と体型は、関係ない

 

鏡を見ることは、「いままでのあなたを見ること」と同じです。だから、ダイエットが成功に向かうのです。

 

1点目:鏡に映ったあなたが、相手に分かる姿

鏡に映る女性

鏡に映ったあなた、それこそ「相手に分かる姿」そのものです。これを変えることが、あなたの本当の目的ですよね。だから、「どこを変えよう」「こうしたらいい」が、わかってくるのです。

体重を気にする人は、これを知りません。「私は●●キロです」と紙に書いて、背中に貼っているなら、気にする必要はありますが、そうではありません。あなたも、街行く人の体重を知りませんよね。

ちゃと

ほかの人の姿は、目で見ることができます。これこそ、大事なポイントなのです。

 

2点目:体重と体型は、関係ない

 

体重と、体型は全く関係ありません。太っている人は意外と、体重がないのです。筋肉は脂肪よりも、3倍重いですからね。

 

脂肪と筋肉の違い

たとえば、クリスチアーノロナウドと、矢野・兵頭の兵頭大樹さんが同じ体重とわかれば、納得しますよね(笑)

 

maidigitvの公式チャンネルより

 

?

このように、体重と体型は関係ないのです。

ちゃと

ちなみに、私は兵頭大樹さんが好きなので、うらみなどはないです(笑)。

 

あなたの目標を再確認する

 

あなたの目標を、再確認しましょう。あなたのダイエットの目標は、これですよね。

あなたは、こうなりたいはず!

「きれいになりたい」

「かっこよくなりたい」

「もてたい」

「いつまでも若くいたい」

「健康になりたい」

 

ちゃと

運動には、この効果があります。だから、体を動かすのです。

 

ダイエット以外の3つの効果

 

ダイエット以外に、この効果があります。

 

  1. アンチエイジング
  2. 健康
  3. 自信がつく

 

ちゃと

これで、あなたは、前のめりになったはずです。

 

1つ目:アンチエイジング

綺麗な女性

運動には、アンチエイジングの効果があります。アンチエイジングとは、年齢よりも若くいることです。たとえば、日本抗加齢医学会というところでも、「運動には、アンチエイジングの力がある」と、ホームページに紹介しています。

所見から抗加齢(アンチエイジング)的な医学的戦略に結びつけます

(例) 骨年齢が高ければ、 適量の骨に刺激を与える運動や有酸素運動をすすめます。

体脂肪が多く、筋肉量、筋力等に問題があれば、 具体的な運動方法を教え、簡単に出来る筋トレを指導します。

日本抗加齢医学会のホームページ

また、運動すると、肌の老化にも、効果があります。

皮膚の老化を避けるためには光老化対策、酸化ストレス対策、糖化ストレス対策が重要である。

一次予防としては骨格筋肉量の維持、適度な運動、適正な食習慣が奨励される。これは血糖の急激な上昇を避け、インスリン抵抗性を増加させないためである。グルコースの70%は骨格筋で消費され、骨格筋量の減少がインスリン抵抗性増加を助長するので筋肉負荷運動は重要である

皮膚の糖化ストレスと光老化

これ以外にも、たとえば、姿勢を保つのに、筋肉が必要です。

ちゃと

きれいな立ち姿は、それだけで「マイナス5歳」に見えますよね。こういった効果も、もちろんあります。

 

2つ目:健康

作り直す感じ

運動すると、健康になります。アンチエイジングと同じ点がありますが、これもきちんとした働きがあります。

まず、抑うつ(よくうつ)状態などの、心の面からも、効果があるのです。ちなみに、抑うつ状態とは、何もやる気が起きずに、それが日常の生活にまで影響が出ることを言います。

トレーニングの進行にともなって安静時心拍数は有意に減少し,心臓自律神経活動は有意に亢進した.POMS の得点も全ての項目で改善し,特に抑うつ一落ち込み得点で有意な改善が見られた.運動の急性効果としては,トレーニング期間後期において運動後脳波にしめるa 波の割合が有意に上昇した.

1.有酸素運動トレーニングによるリラクゼーション効果について

もちろん、病気などの予防についても、効果があります。

適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている

運動と活性酸素

私も、ボクシングを始めて、鼻呼吸を身に着けました。これは、本当に驚きましたね。勉強も集中できるようになり、風邪もひきにくくなったのです。

ちゃと

今では、1年で病院に行くのは、インフルエンザの予防接種くらい、体が丈夫になりましたね。

 

3つ目:自信がつく

possible

運動すると、自信がつきます。筋トレしている人が、あれだけ自信満々なのが、その証明です(笑)。体が変わっていくからですね。腕や足が太く引き締まっていく。上がらなかったバーベルが上がる。心が充実していく。こういったことが、あなたに自信を持たせます。

ちゃと

心が変われば、仕事や子育て、家事などの時も、自信が出てきます。「できる」と思えるのです。

 

この効果は、ずっと手にすべき

 

この効果は、ずっと手にすべきですよね。あなたの理想の姿に、この効果は必要です。体が変わり始めるのは、1か月ほどたってから。そして、その体と心を、ずっと続けましょう。それが「本当のダイエット」。つまり、運動には、ここまでという期間がないのです。

 

まとめ

 

運動には、すごい効果があります。まず、ダイエット以外の効果を感じるでしょう。だから、続けられるのです。そして、気づいたら、「体も変わっていた」となるでしょうね。

実際に、私がそうです。私は「やせたい」と思って、体を動かしてはいません。

ちゃと

「かっこいいパパでいたい」「健康でいたい」と思って、運動しているのです。

その結果、176cm、65kgの体を、25年間、維持している。ただそれだけなのです。

さらに、私は若いと言われますし、きれいに服も着ることができます。これこそ、本当のダイエット。あなたも、ここを目指しましょう。

 

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