ダイエット成功が分かる2つの期間。1か月を目安と見る!

2つの時計

「ダイエットで成功するなら、どれくらい期間が必要なのかな?」と悩む人は多いです。目安として「これくらいで成果が出る」と分かれば、頑張れますよね。

そこで、2つご紹介しましょう。

  1. 3~5キロ減るなら、最初の1か月
  2. 脂肪1キロ減るなら、1か月

 

なぜ子さん
は? 何言っているの?
ちゃと
まあ、もう少しだけ聞いてください。

先ほどの2つは、次の考えに基づいています。

これが起きている
  1. は、むくみが取れている。つまり、水分が抜けただけ
  2. は、あなたが本当に退治したい脂肪

ここを詳しくお話しましょう。

また、あなたが見るべきものは「体脂肪の量」と「体型」だけ。これで、迷うことはありません。

さらに、一生続くダイエットについて。期間と考えている時点で、実は間違いです。なぜなら、次の3つの力が手に入るから。

  1. 健康
  2. アンチエイジング
  3. ストレス解消

 

最後に「ダイエットを止めるとリバウンドすること」「短期間でのダイエットは、大事なものを犠牲にすること」をお話します。さあ、あとは、この記事を読むだけです。扉をこじ開けましょう。

期間においての、2つの目安

 

先ほどもお話しましたが、期間において、次の2つの目安があります。

  1. 3~5キロ減るなら、最初の1か月
  2. 脂肪1キロ減るなら、1か月

 

では、1つずつ、確認しましょう。

 

1:3~5キロなら、最初の1か月で成功できる理由

3~5kg/monthの文字

3~5キロなら、最初の1か月で成功できます。

なぜ子さん
うそ! かなり痩せるわね。

と思っている人も多いでしょう。その理由は「むくみ」が取れるから。むくみとは、体のある部分に水がたまることを言います。

 

むくみの取り方 5選

 

そこで、むくみの取り方を、5つご紹介しましょう。

  1. 体が温まるものを食べる
  2. 有酸素運動
  3. マッサージ
  4. 塩分を控える
  5. 糖質制限

 

これで、スタートダッシュが出来ます。

 

その1:体が温まるものを食べる

炎

体が温まるものを食べれば、血行が良くなります。血行とは、血液の流れ。これで、余計な水分も、出ていきます。

なぜ子さん
じゃあ、具体的に何を食べればいいの?
ちゃと
そうですね。イメージしやすいものとして、この3つかなと思います。
  • 温かい鍋、汁物
  • カレーなど、スパイスが入ったもの
  • しょうがの入ったもの

 

汗をかきながら食べる姿が、想像できますよね。

 

その2:有酸素運動

O2が3つ並んでいる

有酸素運動も、血行がよくなりますよね。体が温まります。

 

その3:マッサージ

人形のマッサージ

マッサージは、直接、余計な水分を押し出せます。コツは次の2つ。

  • 心臓に向かって行う
  • 軽い力で行う

 

強いと、水分の通り道である毛細血管(もうさいけっかん:全身にある細い血管)が、傷つきますからね。

 

その4:塩分を控える

 

塩分を控えると、余計な水分がたまりません。こちらの絵をご覧ください。

塩分を摂りすぎるとむくむ

体の中の濃度を一定にしますからね。気を付けましょう。

 

その5:糖質制限

sugar cutの文字に刀の絵

糖質制限も、有効です。先ほどと同じ、体内の濃度を一定にするから。さらに、グリコーゲンと呼ばれる、水分とくっついた栄養が使われるため、体重がスッと落ちます。

ちゃと
糖質制限は、このようなことも起きるのです。

 

2:脂肪を1キロ落とすなら、1か月かかる理由

1kg/monthの文字

脂肪を1キロ落とすなら、1か月かかります。それは、ついた時間と同じくらい必要だから。

 

脂肪は長い時間かけて、作られた

クロック

脂肪は長い時間かけて、作られました。なぜなら、簡単に脂肪は作られないから。あなたはそれに気づいていません。使うために、それだけの時間が必要です。

 

脂肪1キロは、7,200kcal

白い人間が走っているところ

脂肪1キロは、7,200kcalあります。これを無くす計算を、してみましょう。

脂肪1キロを使うには

〇:運動なら

  • ウォーキング 60時間
  • ジョギング  30時間

〇:食事なら

  • 1食あたり80kcalを、30日間、3食やり続ける

これで「1か月」の意味が分かったはずです。

 

ダイエット成功には「体脂肪の量」と「体型」が大事

 

ダイエット成功には「体脂肪の量」と「体型」が大事です。これで、あなたは確実に成功します。

 

体重は意味がない

kgで悩む人

体重は意味がありません。なぜなら、あなたの体重は誰も知らないから。「●●キロ」と書いて、背中に貼っていませんよね。

つまり、ほかの人が分かるのは、あなたの体型。鏡に映った姿です。ここを意識しましょう。

 

体脂肪率は意味がない

%で悩む人

体脂肪率は、意味がありません。なぜなら、計算してみると、本当に減っているものが分かるから。

本当に痩せる?
  • 体重60キロ 体脂肪率 20%なら、体脂肪12キロ
  • 体重50キロ 体脂肪率 18%なら、体脂肪 9キロ

→脂肪は3キロ減、筋肉などは7キロ減!!

これで、良くないダイエットだと分かります。だから、体脂肪の「量」が大事です。

 

一生続けるダイエットこそ成功

 

一生続けるダイエットこそ、成功します。なぜなら、ずっと続けるから。これが本当のダイエットです。

なぜ子さん
は? ダイエットなんて、辛いし、苦しいし、早く終わらせたいわよ。
ちゃと
いえいえ。すごい力が3つ手に入る、夢のような手段です。

 

ダイエットで手に入る3つの力

握りこぶしとpower

ダイエットで、手に入る力は次の3つです。

  1. 健康
  2. アンチエイジング
  3. ストレス解消

 

これを一生、手にし続けましょう。

 

その1:健康

1:healthの文字

ダイエットすると、健康になります。太っている人は医者から「ダイエットしなさい」と言われます。内臓などを診る内科でも、足腰の整形外科でも。

例えば、食事療法(しょくじりょうほう)と言うものがあります。食べる物で、病気を改善するもの。これがダイエットでも出来ます。なぜなら、ダイエットも食事を改善するから。

さらに、運動も健康になります。まず、免疫力(めんえきりょく)という、病気に打ち勝つ力が強くなります。

適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。

アンチエイジングにおける運動療法の位置づけ

そして、抑(よく)うつ状態と呼ばれる、気分が落ち込んだ状態がずっと続くものにも、回復効果があることが、証明されています。

トレーニングの進行にともなって安静時心拍数は有意に減少し,心臓自律神経活動は有意に亢進した。POMS の得点も全ての項目で改善し,特に抑うつ一落ち込み得点で有意な改善が見られた。運動の急性効果としては,トレーニング期間後期において運動後脳波にしめるa 波の割合が有意に上昇した。

1.有酸素運動トレーニングによるリラクゼーション効果について

素晴らしい力ですよね。

 

その2:アンチエイジング

2:anti-agingの文字

ダイエットすると、アンチエイジングの効果が出ます。アンチエイジングとは、実際の年齢よりも、若くいること。

まず、食事を変えると、肌も髪も変わります。なぜなら、食べたもので、体は作られるから。バランスのいい食事を取る人と、お菓子やファーストフードばかりの人では、体が全く違いますよね。

さらに、運動です。これは肌の老化を予防する効果があると、論文で証明されています。

皮膚の老化を避けるためには光老化対策、酸化ストレス対策、糖化ストレス対策が重要である。

一次予防としては骨格筋肉量の維持、適度な運動、適正な食習慣が奨励される。これは血糖の急激な上昇を避け、インスリン抵抗性を増加させないためである。グルコースの70%は骨格筋で消費され、骨格筋量の減少がインスリン抵抗性増加を助長するので筋肉負荷運動は重要である。

皮膚の糖化ストレスと光老化

また、綺麗な姿勢は筋肉が必要です。この筋肉を鍛える唯一の方法も、運動になります。だから、アンチエイジングの力があると、はっきり言えるのです。

ちゃと
腰が折れ曲がっては、老人みたいに見えますよね。

しかし、背筋がピンと伸びれば、若く綺麗で、カッコいい印象を受けます。

 

その3:ストレス解消

3:stressの文字

ダイエットはストレス解消になります。なぜなら、美味しい食事をすれば、楽しいし、運動すればスカッとするから。

ダイエットで、脂肪もストレスも無くせば、必ず成功します。

 

ダイエットを止めると、リバウンドする

 

ダイエットを止めると、リバウンドします。なぜなら、以前の太った食事と生活に戻すから。多くの人がこれを知らずに、太っていきます。

 

短期間で体重を落としすぎると、大事なものを犠牲にする

 

短期間で体重を落としすぎると、大事なものを犠牲にします。なぜなら、あなたが思っている以上に、大きな負担を体にかけるから。

 

拒食症や、生理不順などが起きる

悩む人

大きな負担の1つが、拒食症や生理不順です。拒食症は「食べることが怖くなる」心の病気。これで、命の危険さえ起こります。なぜなら、先ほどもお話した通り、人は食べる物で作られるから。骨も、肌も、爪も、髪も、作り変えて、生きています。爪や髪を見ると、わかりやすいですよね。

その材料すら入ってこない。だから、最悪のケースは「死」になります。そう「餓死(がし)」するのです。

マッスル北村さんと言うボディビルダーは、実際に極端な食事制限をして、死に至っています。

2000年8月3日、ボディビルの世界選手権に参加するべく、脂肪を極限まで落とすために20kgの急な減量を行った結果、異常な低血糖状態となり、急性心不全を引き起こし死亡した。39歳没。

亡くなる数日前にも北村は倒れて救急車で運ばれており、この時は処置が間に合い、一命を取り留めていた。北村の身を心配した実妹が「めまいがしたら飴を舐めて。飴一個でいいから」と懇願するも「僕は、そんなわずかなカロリーすら摂取したくないんだ」と断る徹底ぶりであったという。

北村の遺体を収容できるサイズの棺は無く、特注の棺で火葬場に送られる事になった。

ウィキペディアより

さらに、女性なら、生理不順があります。これは出産のときに大きなリスクを負います。例えば、未熟児を生みやすくなったり、妊娠しにくくなったり、死産、早産になったり。ダイエットで、このリスクを負いたい人は誰もいません。

 

リバウンドしやすい

バスケットボールのリバウンド

体の変化が大きいと、リバウンドしやすいです。なぜなら、以前の太った時が「正常だ」と思うから。つまり、痩せた姿が「異常」と感じるのです。これで、元に戻る力が大きくなります。だから、太りやすくもなるのです。

 

ペースは1か月に「2キロ」または「体重の5%」

2kgと5%の文字
なぜ子さん
なら、安全なペースって、どれくらい?
ちゃと
ずばり、次の2つです。
  • 1か月に2キロ
  • 1か月に体重の5%

 

体型と、体脂肪の量を意識しながら、この目安を使ってください。

 

まとめ

 

早くダイエットしたい気持ちはわかります。体が変われば、自信がつきますからね。

しかし、それと同じくらい大事なのが「体型の維持」です。あなたはやせて、カッコよく、綺麗に、健康で、若々しくいたい。それも「長い期間」。そのためには、一生続けるダイエットこそ必要です。

これを行っている私は、176cm、65kgの体型を25年以上維持しています。つまり、あなたの理想を、私は手にしている。だからこそ、あなたにも手にしてほしいと、はっきり言えるのです。

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