「停滞期になった…。どうすればいいの?」と悩んでいるあなたへ。
停滞期でやめるのは損です。体重が減りにくいのは当たり前。なぜなら、カロリーを使う量が減り、節制した生活に慣れた証拠だから。ここを、説明しましょう。
そして、見直しの方法を、3つお話しします。
- 食事の見直し
- 運動の見直し
- 考えの見直し
これで、あなたは今とは全く違う頭になります。
さらに「痩せるだけが目的」ではダメです。なぜなら、すぐにやめるから。

そこで、ダイエットが持つ、素晴らしい力をご紹介します。
そう、この記事を読めば、あなたの不安は無くなります。さあ、その第一歩を踏み出しましょう。
停滞期でやめるのは、損
ダイエットで停滞期に止めるのは、損です。なぜなら、成功に必要だから。
停滞期はダイエット成功に必要なもの

最初の減るペースは、グリコーゲンが無くなったため。グリコーゲンとは、水分と栄養がくっついたものです。これが無くなると、体は次の反応をします。
- ケトジェニック…脂肪を、ケトン体に変える
- 糖新生…筋肉を。グリコーゲンに変える
※ケトン体、グリコーゲンは、エネルギーの代わりになるもの
つまり、ようやく「脂肪の分解」が始まるのです。

痩せると、カロリーは使いにくくなる

痩せると、カロリーをあまり使いません。それは、体重と関係するから。
まず「使うカロリー」はこちらです。
使うカロリー=
【①:基礎代謝(きそたいしゃ)】+
【②:運動のエネルギー】
ちなみに、基礎代謝とは、人が生きるために必要な、最低限のカロリーです。
そして、この2つとも、体重を使って、計算します。
【①:基礎代謝】
◎女性の場合の計算式
女性:9.247×体重(kg)+3.098×身長(cm)-4.33×年齢+447.593
◎男性の場合の計算式
男性: 13.397×体重(kg)+4.799×身長(cm)-5.677×年齢+88.362
【②:運動のカロリー】
運動の強さ(メッツ)×運動時間×体重(kg)×1.05
つまり、体重が軽くなれば、当然、数字も小さくなる。だから、やせにくくなるのです。
体がダイエットしている生活に慣れた証拠

ダイエットしていると、生活に慣れてきます。これでアドレナリン、ノルアドレナリンが出にくくなります。これは脂肪の分解をするホルモンになります。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
だから、分解が進みません。お腹が出たままの、おじさん・おばさんが走っている姿を見た人も多いでしょう。あの人たちは、慣れた運動だけをしている。つまり、カテコールアミンがあまり出ていないのです。
停滞期を抜け出す3つの方法
停滞期を抜け出す3つの方法は次の通りです。
- 食事の見直し
- 運動の見直し
- 考えの見直し
では、1つずつ見ていきましょう。
1:食事の見直し

食事の見直しは次の2つです。
- 極端な食事制限はダメ
- アプリを使って、簡単チェック
まずは、確認しましょう。
1-1:極端な食事制限はダメ

極端な食事制限はダメです。絶食などが、代表的な例ですね。先ほどの出てきた基礎代謝以下だと、筋肉をエネルギーに変えます。これで、使うカロリーが極端に減り、全く食事を取らなくても、痩せない体になります。
1-2:アプリを使って、簡単チェック
アプリを使って、あなたの食事を簡単にチェックしましょう。この2つが、おススメです。
- カロリーママ
- あすけん
今は便利な世の中ですね。
○カロリーママ
カロリーママでは、このようなことが出来ます。
- 13万メニューが登録されており、入力すると、カロリー計算できる
- 写真を送ると、アドバイス、いい点・悪い点、次のこんだての提案がくる
- 万歩計と連動して、運動も管理できる
すごい機能ですよね。
○あすけん
あすけんは、公式ホームページにて、会員数300万人以上と記載がある、有名なアプリになります。機能はこちらです。
- メニューを入力すれば、カロリー計算ができる
- 管理栄養士から、アドバイスがもらえる
- 平均マイナス4キロと、ホームページにて、記載がある
便利なものを使って、あなたの食生活を見直しましょう。
2:運動の見直し

運動の見直しをすれば、筋肉に新たな刺激を与えられます。
メニューを変える

メニューを変えてみましょう。筋トレなら、回数、強さ、順番で、かなり違ったものになります。ジョギングなら、距離やスピード、コースなどが考えられますよね。
これで新しい刺激を受けて、先ほども出てきたアドレナリンというホルモンが出ます。これは「興奮する」働きもある。あなたの体も変わるはずです。
3:考えの見直し


適正なスピードに戻っただけ

今のスピードこそ「適正」です。なぜなら、グリコーゲンを使い切れば、あとは脂肪を使うから。つまり「停滞期」と、あなたが思っているだけです。
「痩せるだけ」が目的ではダメ
ダイエットの目的が「痩せるだけ」ではダメです。なぜなら、停滞期である今「止めてしまうから」。痩せないから、やる意味が見えなくなり、また太る生活に戻るのです。
ダイエットが持つ3つの力

ダイエットには、次の3つの力があります。
- ストレス解消
- アンチエイジング
- 健康
これで、痩せなくても、続きます。
その1:ストレス解消

ダイエットはストレス解消になります。


運動すれば、楽しいし、スカッとします。美味しい食事をすれば、満足して、イライラも無くなります。これが本物のダイエットです。
その2:アンチエイジング

ダイエットはアンチエイジングになります、アンチエイジングとは、実際の年齢よりも若くいること。
例えば、運動では肌の老化を防ぐ力があります。
皮膚の老化を避けるためには光老化対策、酸化ストレス対策、糖化ストレス対策が重要である。
一次予防としては骨格筋肉量の維持、適度な運動、適正な食習慣が奨励される。これは血糖の急激な上昇を避け、インスリン抵抗性を増加させないためである。グルコースの70%は骨格筋で消費され、骨格筋量の減少がインスリン抵抗性増加を助長するので筋肉負荷運動は重要である。
さらにバランスの取れた食事を取れば、肌、骨、爪、髪の材料がきちんと入ってくるので、生まれ変わったように、若く見られます。

その3:健康

ダイエットは健康になります。これも運動から。
運動には病気の予防になる働きが、あります。
適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている
さらに、心が落ち込んだままになる「抑うつ状態(よくうつじょうたい)」にも、効果があると、証明されています。
トレーニングの進行にともなって安静時心拍数は有意に減少し,心臓自律神経活動は有意に亢進した.POMS の得点も全ての項目で改善し,特に抑うつ一落ち込み得点で有意な改善が見られた.運動の急性効果としては,トレーニング期間後期において運動後脳波にしめるa 波の割合が有意に上昇した.
食事も同じ。食事療法(しょくじりょうほう)と呼ばれる、食べ物で病気を治す・良くするものがありますよね。なぜなら、食べた物でしか、体は作られないから。運動と食事を見直すダイエットこそ、健康になる簡単な方法です。
まとめ
停滞期に入った今こそ、ダイエットの「本物のスタート」です。だからこそ、止めたら損。ようやく、脂肪を分解するチャンスが来たのです。
あなたの頭を切り替えて、ダイエットを続けましょう。