ダイエット中に筋肉をつける?つけない?答えは「つきにくい」

2つの窓

「ダイエットで筋肉をつけるべきか、つけないべきか」と悩んでいるあなた。

ちゃと

ダイエット中は、つきにくいんですよ。そこを解説しましょう。

ただ、運動は必要です。この記事を読めば、今すぐ体を動かしたくなりますよ。

ダイエット中、筋肉はつきにくい

 

ダイエット中、筋肉はつきにくいです。実は「痩せる」と「太る」の「本当の意味」を知ると、理由が分かります。

痩せる
  • 筋肉、脂肪など、体から何かが取れる
  • 使うカロリー>食べたカロリーが条件
太る
  • 筋肉、脂肪など、体に何かつく
  • 使うカロリー<食べたカロリーが条件
ちゃと

例外として「体脂肪率40%以上の肥満」なら、筋肉がつく可能性はありますね。たくさんエネルギーを蓄えていますから。

 

筋肉が必要なのは、体型が変わるから

 

それでも、筋肉が必要なのは、体型が変わるから。見た目が変われば、100㎏でも、150㎏でも問題ありませんよね。デブで醜い体型を変えたいから、ダイエットしているはず。見るべきものは鏡。体重計ではありません。

 

体重は意味のない数字

 

つまり体重は意味のない数字です。誰も知らないから、当然です。あなたも、隣の人、友人、家族の「本当の体重」を知らない。だから、気にしないことです。

 

トレーニングで、体型が変わる

なぜ子さん

でも、大きくなるのはイヤ!

と思っている人へ。トレーニングの仕方で、体型が変わります。

細く引き締まった体型になりたいなら、次の鍛え方にしましょう。

これがコツ
  • 押す動作、後ろから前の動作
  • 回数は多く、負荷は小さく

これで、ボクサーやマラソンランナーのように、細く引き締まります。私もボクシングジムに10年通ったので、体験談として、説明できますよ。

 

運動が必要な3つの理由

 

そして、運動が必要な理由は、次の通りです。

だから必要
  • 1:使うカロリーが多くなる
  • 2:筋肉の分解を防ぐ
  • 3:健康でストレス解消になる

こちらも確認しましょう。

 

1:使うカロリーが多くなる

 

まず、使うカロリーが多くなる点。ダイエットは、次の2つの積み重ねです。

この積み重ね
  • 使うカロリーを増やす
  • 食べるカロリーを減らす

どちらもやれば、当然ダイエット効果は高くなります。

 

使うカロリーの計算式もある

運動で使うカロリーの計算式は、こちらです。

カロリーの計算式

カロリー=

  • 運動の強さ(メッツ)×
  • 運動時間(時間)×
  • 体重(kg)×
  • 1.05

ちなみに、各運動のメッツ表はこちらです。

1位~10位
  • ①:12.8 Mets ボクシング(リング上)
  • ②: 8 Mets バスケットボール(試合)
  • ③: 8 Mets ラクロス
  • ④: 7.3 Mets テニス
  • ⑤: 7 Mets スケート
  • ⑥: 7 Mets サッカー
  • ⑦: 6 Mets スキー
  • ⑧: 6 Mets バスケットボール(練習)
  • ⑧: 5.8 Mets クロール
  • ⑩: 5.8 Mets ロッククライミング
11位~20位
  • ⑪: 5.5 Mets ボクシング(サンドバッグ)
  • ⑫: 5 Mets 野球・ソフトボール
  • ⑬: 4.8 Mets ゴルフ
  • ⑭: 4.5 Mets 水中歩行
  • ⑭: 4 Mets ヨガ
  • ⑯: 4 Mets バレーボール
  • ⑰: 3.5 Mets 散歩
  • ⑱: 3 Mets 歩行
  • ⑲: 3 Mets サーフィン
  • ⑳: 2.3 Mets ストレッチ

体重と時間で、かなり変わりますよ。

 

2:筋肉の分解を防ぐ

 

筋肉の分解を防ぎます。恐ろしいほど早く行いますからね。例えば、私がボクシングジムに通っている間、トレーナーから言われたのが、この言葉です。

トレーナー

プロレスラーの熊みたいな体も、1か月何もしなければ、普通の体に戻るんだよ。

衝撃的でした。そして、YouTubeで、この動画もありました。

サイヤマングレートさんのYouTubeより

だから、運動して落ちないようにするのです。

 

3:健康でストレス解消になる

 

さらに、健康でストレス解消になります。体を動かすと、丈夫になることは、論文で証明されています。

適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている

運動と活性酸素

 

適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。

※ 免疫力、抗酸化能力…体を丈夫にする力

アンチエイジングにおける運動療法の位置づけ

そして、心の健康もそう。抑うつ(よくうつ)状態と呼ばれる、落ち込んだ状態がずっと続くのにも効果的である点が、証明されているのです。

トレーニングの進行にともなって安静時心拍数は有意に減少し,心臓自律神経活動は有意に亢進した。POMS の得点も全ての項目で改善し,特に抑うつ一落ち込み得点で有意な改善が見られた。運動の急性効果としては,トレーニング期間後期において運動後脳波にしめるa 波の割合が有意に上昇した。

1.有酸素運動トレーニングによるリラクゼーション効果について

そして、汗をかくとスカッとしますよね。例えば、電車に間に合うために、駅のホームの階段を駆け上がったとき、息はゼエゼエ、心臓はバクバクするのに、なぜかスッキリする。これが運動の力です。

 

ダイエットでストレス解消をすると、確実に成功する

 

ダイエットでストレス解消をすれば、確実に成功します。なぜなら、ずっと続くから。前の食事や運動習慣に戻ると、また太ります。ダイエットし続ければ、当然、細く引き締まった体型のまま。私も28年間ダイエットし続け、176㎝、65㎏の体形を15歳から維持しています。

白い服を着た自分
裸の自分

 

私はあなたより3,130時間、運動している

 

私は、週に2回、25分ほど、筋トレ、スロージョギング、シャドーボクシングなどの運動をしています。これを24年間続けている。つまり…

計算すると
  • 25(分)×2(回)×
  • 52(週)×
  • 24(年)=
  • 62,400(分)=

1,040(時間)

さらに、毎日10分間のストレッチもしている。これも計算すると…

これも計算すると
  • 15(分)×
  • 365(日)×
  • 24(年)=
  • 131,400(分)=

2,190(時間)

ちゃと

つまり3,130時間、あなたより運動しているのです。

これも、すべてストレス解消のため。運動すると、スカッとするため、穏やかな生活になります。また、ストレッチすると、眠りが深くなり、腰の重さも取れる。だから、自然とやり続け、体型に現れるのです。

 

まとめ

 

筋肉をつける、つけないではなく、ストレス解消のため運動すること。そして、鏡に映る体型を意識すれば、確実に変わっていきます。さあ、あとは行動だけですよ。

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