「運動って、お腹が減った状態のほうがいいのかな? それとも、少しお腹にあったほうがいいのかな?」と悩む人は、多いですよね。脂肪を燃やしやすいのは、どちらか気になります。
そこで、最強である状態をご紹介します。

なぜなら、アメを1個プラスすることで、悪い点はすべてなくなるから。この悪い点とは、次の2つです。
- 貧血になりやすい
- 筋肉がエネルギーになりやすい
これで、安心して、体を動かせますよね。
さらに、運動した後の食事の話もしましょう。簡単にできるルールも説明します。何も迷うことはありません。
さあ、さっそく読み進めましょう。運動のタイミングで迷っていたこと自体、忘れてしまいますよ。
運動するなら、「空腹+アメ1個」が最強である、2つの理由
運動するなら、「空腹+アメ1個」が最強です。ちなみに、このアメは「少しの糖分」の意味。この理由は、次の2つになります。
- 運動しやすい
- 「アメ1個プラス」で、悪い点が無くなる

さあ、さっそく見ていきましょう。
1:運動しやすい

空腹だと、体を動かしやすいです。お腹の中にものがあると、痛くなるし、動きづらいですからね。
2:「アメ1個プラス」で、悪い点が無くなる

アメ1個をプラスすると、先ほどの2つの悪い点が無くなります。
- 貧血になりやすい
- 筋肉がエネルギーになりやすい
まず、エネルギーが少し体に入るので、貧血になりにくい。さらに、筋肉を壊してエネルギーにする必要もなくなる。
これこそ、「糖分を、体の中に少し入れる」理由なのです。
アメを取っても、脂肪は燃える!

「糖分を取っても、脂肪が燃えるの?」と思っているあなたへ。脂肪が燃えるメカニズムをご紹介します。
まず、脂肪が燃えるのは、カテコールアミンと呼ばれるホルモンが必要になります。これは、論文で証明されているものです。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
そして、このホルモンを出す運動が、「有酸素運動」と「全力運動」の2つになります。こちらも、論文で、きちんと証明されています。
〇 有酸素運動

また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
〇 全力運動

血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して

つまり「糖分を取ったら、脂肪が燃えない」というのは、まったくのウソなわけですね。
朝は、水分補給もしっかりと

もし、朝に運動するなら、水分も補給しましょう。寝ている間に、コップ3杯の汗をかいているとも言われますからね。

おススメは、常温の水ですね。冷たいと、お腹がびっくりしますから。
「空腹の場合」と「そうでもない場合」を比べる
「空腹の場合」と「そうでもない場合」を比べてみましょう。ぜひ参考にしてください。
空腹の場合
- 脂肪が燃える体
- 運動しやすい
- 貧血になりやすい
- 筋肉がエネルギーになりやすい
そうでもない場合
- 取った食事をエネルギーに変えられる
- 貧血になりにくい
- 体が動かない
- 脂肪のエネルギーが使われにくい
やはり、「そうでもない場合」の「悪い点」にある、【脂肪のエネルギーが使われにくいこと】が問題です。
体は、食べたものから、エネルギーに使いますからね、
食事の3つのポイント
お腹が空いたまま、体を動かしたなら、今度は食事ですよね。ポイントは、次の3つです。
- バランスがいい食事
- たんぱく質を多めに
- 食べ過ぎない

せっかくの運動ですから、食事にも気を付けましょう。
その1:バランスがいい食事

バランスがいい食事をしましょう。体を回復するためには、栄養が大事です。これが足りないと、体が「まだ足りないよ」と信号を出します。この信号こそ「空腹」の正体。

タンパク質も、ビタミンも、カルシウムも、すべて大事なもの。
きちんとした食事をとれば、体も満足します。
その2:たんぱく質を多めに

たんぱく質を多めにとりましょう。トレーニングした後の筋肉を、回復させます。この状態の筋肉は、筋繊維(きんせんい)が壊れています。この回復のために、タンパク質が必要なのです。
たとえば、ごはんのお代わりを、プロテインにするのもいいですよね。プロテインとは、たんぱく質を手軽に取れる、ボディビルダーが飲んでいるものです。

これなら、手軽に取れますよね。
その3:食べ過ぎない

食べ過ぎないように注意しましょう。運動すると、お腹が減ってしまいます。200kcal運動しても、600kcal食べれば、摂りすぎた分は、脂肪になりますからね。
食事の簡単な4つのルール
ここで、食事の簡単なルールを4つご紹介します。
- 食べる順番を野菜からにする
- 朝に甘いものを食べて、夜は食べない
- 揚げ物を、焼き物にする
- ガムをかむ

私もやっているものばかり。この体がその証明です。

ルール1:食べる順番を野菜からにする

食べる順番を野菜からにすると、ダイエットに効果的です。なぜなら、脂肪を燃やす邪魔をするインスリンを抑えるから。これがその論文になります。
〇インスリンが、カテコールアミンの脂肪を燃やす力を邪魔する
インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。
〇野菜から食べると、インスリンが抑えられる
その結果、野菜を先に摂取した場合は米飯を先に摂取した場合と比較して、食後の血糖値およびインスリン値の上昇が20~30%抑制された

これなら、あなたも、今すぐにできますよね。
ルール2:朝に甘いものを食べて、夜は食べない

朝に甘いものを食べましょう。これで、カロリーが使いやすくなります。その代り、夜は一切食べません。

私は、朝にケーキ、エクレア、シュークリーム、バナナ、大福、食べまくります。
ルール3:揚げ物を、焼き物にする

揚げ物を焼き物に変えるだけで、カロリーが抑えられます。
揚げ物Lチキ ガーリックマヨ味
⇒【349kcal】
鶏から しょうゆ 4個
⇒【340kcal】
焼き物でか焼鳥 ねぎま 2本
⇒「162kcal」
でか焼鳥 もも塩 2本
⇒「248kcal」

これを知っていると、あなたの選ぶ「スーパー・コンビニの弁当」が変わってきますよ。
ルール4:ガムをかむ

お腹が空いたと思った時、口がさびしいと感じた時は、ガムをかみましょう。これで、お菓子を食べなくて済みます。あなたは、小分けになったお菓子を、少しずつ食べていた。だから、太ったのです。

本当に大事なのは、これ。あなたは、食べ過ぎていたのです。
まとめ
空腹にアメをたった1個プラスするだけで、安全、安心に体を動かせます。
ただ、本当に大事なのは、運動を続けること。これが、本物のダイエットになります。
たとえば、元プロ野球選手でも、引退すると太る人がたくさんいます。あれは、体を動かさないから、ただ、それだけなのです。
私は、あの人たちよりも、すごい運動をしていません。ただ、20年以上、体を動かし続けている。だから、176cm、65kgの体型を25年間も維持できているわけです。
これが、あなたがほしい「未来のあなた自身」ですよね。
だからこそ、続く運動をしましょう。そのためには、安全・安心が必要。このお話をしたのも、そのためです。
さあ、あとは、あなたが動くことだけ。今すぐに始めましょう。ダイエットは、この記事を読んだときから、スタートしているのです。
「空腹+アメ1個!」