「寝る前だと、時間が取れるから、運動しようかな。」こう思う人は、多いです。寝る前に時間を作ることは、意外とできますからね。そこで、おすすめの運動をご紹介します。
- ストレッチ
- ヨガ
- ドローイン
この3つは、「リラックス」効果があります。これで、睡眠の質を高めましょう。
「いやいや、ダイエットのために、脂肪が燃える運動をしたいんだよ」という、あなた!それはいけません。激しい運動は、眠れなくなります。
アドレナリンが出ると、眠れなくなり、やせにくい体になってしまう。これなら、あなたも、「そうか、じゃあ、やめようかな」と納得しますよね。
そして、脂肪を燃やす運動なら、朝がおススメです。夜に取れる時間を、朝にまわしましょう。私も、こうしています。
さらに、私がやっている25分の運動もご紹介しましょう。あなたにとって、大きな力になります。ちなみに、私は、176cm、65kgの体型を、15歳から、25年間変わらない40歳。これが、証明そのものです。
つまり、「寝る前にするべき本当の運動」と、「ダイエットに効果的な、脂肪の燃やし方」が、わかるのです。さあ、さっそく読んで、すぐに寝ましょう(笑)。
寝る前のリラックス運動 3選
寝る前の運動でおススメは、次の3つです。
- ストレッチ
- ヨガ
- ドローイン
本当に、今すぐできますよ。
1:ストレッチ
ストレッチとは、筋肉を伸ばす運動です。これは「静的(せいてき)ストレッチ」とも言われているもの。
私も20年以上、寝る前にやっています。そして、このような効果を実感していますよ。
- リラックス効果
- よく眠れる
- 体のだるさ、重さがなくなる
- 気持ちいい
- 疲れが取れる
- 自分の心と向き合える
この20年以上の間で、たった1回だけ、やらずに寝たことがありました。起きたときに

と、わかるほど、体がおかしかったのです。

とても後悔しましたね。
それ以降、肺炎で入院したときも、病院のベッドでやるくらい、続けているものです。
2:ヨガ
ヨガも、リラックス効果があります。
深呼吸が基本ですから、心の落ち着きも手にできます。
実は、母ががんになって看病したとき、私がやっていたのが、このヨガでした。少しでも、つらい状況を忘れるために、やっていたのです。

これがあったから、精神的に厳しい状況でも、きちんと向き合えました。
3:ドローイン
ドローインとは、このような運動です。
これは、お腹の腹横筋(ふくおうきん)という、インナーマッスルを鍛えます。インナーマッスルとは、体の内側にある筋肉のことです。

これも、深呼吸が基本です。

呼吸を深くすると、リラックスできる。
これこそ、日常生活の、いろいろな場面で使える知識です。
激しい運動は、眠れなくなる
寝る前の、激しい運動はやめましょう。アドレナリンというホルモンが出て、眠れなくなります。
アドレナリンの働き

アドレナリンとは、「闘争か? 逃走か?」のホルモンとも呼ばれています。闘うとき、逃げるときに「じゃあ、寝よう!」とはなりませんよね。
緊張している状態を作り出すから、寝れなくなる。だから、激しい運動は、止めるべきなのです。
睡眠は、ホルモンの調整をする

睡眠は、ホルモンの調整をしてくれます。このホルモンが、ダイエットに大事なのです。
まず、脂肪を燃やすためには、カテコールアミンと呼ばれるホルモンが必要になります。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
また、インスリンというホルモンを抑えるのも、ダイエットに効果的です。なぜなら、先ほどのカテコールアミンの「脂肪を燃やす力」、これを小さくするため。つまり、インスリンを抑えれば、脂肪を燃やす力を邪魔しない、ということになります。
インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。
このように、ホルモンの力を使うことが、ダイエットに大事なのです。
しかし、眠っていないと、体が「これは危険だ!」と感じます。

これでは、ホルモンの調整どころではありません。つまり、脂肪を燃やす力が出にくくなるのです。
「寝る前→朝」に置き換える2つのメリット
寝る前の時間が取れるなら、朝に置き換えましょう。これは、次の2つのメリットがあります
- 色々な運動ができる
- 息切れの力で、カロリーを使いやすくできる

では、1つずつ確認していきましょうね
1:色々な運動ができる

朝なら、寝る前と違って、色々な運動ができます。アドレナリンを出しても、問題ありませんからね。
しかし、朝、起きてすぐは、体の準備ができていません。そこで具体的なポイントを4つ、ご紹介しましょう。
朝の運動 4つのコツ
- 白湯(おゆ)を飲む
- 水分補給はしっかりと
- まずは、軽めの運動を
- 体調がおかしかったら、止める

もちろん、早く寝るのを前提に、お話しています。
【コツ1:白湯(おゆ)を飲む】

朝が苦手な人は、お湯を飲みましょう。温かいものがお腹に入ると、目覚めがよくなりますよ。
【コツ2:水分補給はしっかりと】

水分補給をしっかりしましょう。寝ているときも、汗をかいています。先ほどのコツとあわせて、お湯をコップ1杯ほど飲むのも手ですね。

私は常温の水を、飲んでいます。
【コツ3:まずは、軽めの運動を】

最初は軽めの運動からにしましょう。体に「運動するぞ」と、教えてあげるのです。

準備もあわせて、しっかり行いましょう。
【コツ4:体調がおかしかったら、止める】

体調がおかしかったら、すぐにやめましょう。体からの声こそ、大事で正確です。

10年以上やっている私でも、頭がクラクラすることがありますからね。
2:息切れの力で、カロリーを使いやすくできる

朝に息切れすると、驚きの効果があります。それが「カロリーを使いやすくする」こと。
息が切れているのは、酸素が足りない状態。この足りない状態を、運動したあとに、回復させるわけです。つまり、酸素を多く取り込むのですね。
多く酸素を取り込めば、エネルギーもたくさん使われます。カロリーをエネルギーに変えるには、酸素が必要ですからね。
これが、カロリーを使いやすくする正体。これも、論文で証明されています。
運動後の酸素消費量が安静値へ回復しても肺胞でのや酸素消費量は有意に上昇した状態が続いていた.このことは,運動後に長時間に渡って観察される全身レベルでの酸素消費量の増大は、活動筋以外の組織でのエネルギ消費の亢進,例えば換気や心筋活動の増大,肝臓での糖新生などに起因している可能性を示唆している.

この力を朝から使えば、あなたのダイエットは成功に、グッと近づきますよね。
私がやっている運動をおススメする2つの理由
では、ここで、私がやっている運動を、お話しましょう。
有酸素運動(20分)
(そのあと)
【HIIT】
全力運動(15秒~1分)
休憩 (30秒~2分)
これを4~8回繰り返す
これをおススメするのは、次の理由です。
- カテコールアミンを出す運動の組み合わせ
- 短時間で、負担も少ないから、続きやすい

この運動をしているから、40代の今でも、細く引き締まった体のままです。
1:カテコールアミンを出す運動の組み合わせ

有酸素運動、全力運動、ともに、カテコールアミンを出します。こちらも、論文で証明されていることです。
有酸素運動

また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
全力運動

血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して

脂肪を燃やす運動こそ、本当に必要なものですからね。
2:短時間で、負担も少ないから、続きやすい

この運動は25分と短いです。しかも、全力を出す時間も1~2分。これなら、負担が少ない。だから、続くのです。

太る人、リバウンドする人は、運動していません。
これこそ、本当の問題なのです。
まとめ
寝る前の運動は、「良く眠れるもの」をやるべきです。睡眠は、健康にとって大事だから。
あなたは、ダイエットで、健康になりたいし、きれいになりたい、かっこよくなりたいと思っている。顔色が悪く、お化けみたいな姿になりたいなんて、思っていません。
そのためには、睡眠も大事なわけです。だから、さっさと寝てしまいましょう。
そして、朝に運動するのです。この力を使えば、脂肪も燃える「本当のダイエット」ができます。さあ、今すぐに寝ましょう。そして、あなたが変わる「朝」を迎えるのです。
あ!!!!やっていない!!