「ダイエットに有効な方法を知りたい」と、やせたい人なら、誰もが思うことですよね。実は、その方法は、次の3つで成り立っています。
- 食事
- 運動
- ストレス
そして、この3つの関係がポイントです。それは、お互い、つながっていること。
- 美味しいものを食べたら、ストレスがなくなる。
- イライラするから、体を動かしてリフレッシュしたい。
- 食べたから、体を動かして、カロリーを消費したいな
そして、これは、日々の生活。そう、ダイエットは「日常生活そのもの」になります。
実際に、私も取り入れています。正しい「食事」と「運動」。そして「ストレス」をコントロールすれば、41歳でも、176cm、65kgの体型を25年以上も維持できる。これを、あなたは知らないだけです。
そのすべてを、この記事に書きます。ぜひ、最後まで読んでください。
有効なダイエットは「食事」「運動」「ストレス」の3つを考えること
有効なダイエットは、次の3つを考えることです。
- 食事
- 運動
- ストレス
これで、確実に成功します。
1:食事について
食事はダイエットに大事です。なぜなら、あなたは食べ過ぎて、太ったから。
太った原因は「食べたエネルギー>使ったエネルギー」

食べた以上に動けば、太らないはずですよね。だから、あなたは、ただ食べ過ぎた。これが「現実」です。正しく理解しましょう。
運動で使うカロリーは、意外と少ない

「動けば、太らなかった」とお話しましたが、運動で使うカロリーは意外と少ないです。たとえば、おにぎり1個のカロリーを消費するのに、次の運動が必要になります。
- ウォーキング 60分ほど
- ジョギング 30分ほど
これなら、おにぎりを我慢する方が、はるかに楽ですよね。
食べ過ぎるのは、栄養が足りていない

食べ過ぎているあなたは、栄養が足りません。なぜなら、空腹とは「栄養が足りない」と言う体のサインだから。
でも、知らない人は、そのサインを間違ったまま理解して、お菓子やジュースなど、砂糖が入ったものを取ります。
ポテトチップスを間食したあと、ご飯が食べられるのも、同じ理由。その結果、食べ過ぎるのです。
糖質制限が、栄養バランスを整えてくれる2つの理由


なら、糖質制限を、おススメします。
糖質制限をすると、栄養バランスがよくなります。それは、自然と次の2つができるから。
- 取りすぎていた糖質を食べなくなる
- 足りなかったタンパク質など、ほかの栄養を取るようになる
では、1つずつ見ていきましょう。
その1:取りすぎていた糖質を食べなくなる

今の食生活は、知らない間に、糖質を取りすぎています。なぜなら、糖質を含む食べ物が、あふれるほど多く売られているから。スーパーやコンビニに行けば、弁当やお菓子など、多くのものを、目にしますよね。これを抑えるから、バランスも良くなるのです。
その2:足りなかった、ほかの栄養を取るようになる

糖質制限をすると、糖質以外の栄養を取ります。そのほとんどが、今まで足りなかったはず。だから、バランスも改善されるのです。


ここに、秘密があります。実は、ほかの栄養から、糖質を作れるのです。
- 糖新生(とうしんせい)…筋肉など、タンパク質から、糖質の代わりを作り出す
- ケトン体生成…脂肪から、ケトン体と呼ばれる糖質の代わりを作る
つまり、他の栄養を取れば、問題ありません。
糖質制限がダイエットにいい、2つの理由
そのほかにも、ダイエットに効く理由が、2つあります。
- 多くの論文で証明されている
- 食事で60%ほど占めているご飯を制限することで、カロリーも抑えられる
では、1つずつ見ていきましょう。
その1:多くの論文で証明されている

糖質制限のダイエット効果は、多くの論文で証明されています。たとえば、このように。
KD(ケトジェニックダイエット:糖質制限ダイエットと同じ意味)が生体に与える影響の分子基盤を,実験動物などを用いて生化学,分子生物学的に検討している報告は意外と少ない.また,KDにダイエット効果があることはケトン体生合成メカニズム 明白であるが,
体重減少の特徴は、Blackburn の体重減少の評価法の高度体重減少と中等度体重減少の境界線付近に集中している様子が観察された。また、13 研究(論文A, C, D, E, F, G, H, I, J, L, N, O, P)、すなわち全体の 68.4%において、検討期間である 6 カ月間に、一度以上の高度体重減少が見られた。一度も高体重減少が見られなかった研究は 6 研究と少数であった。その結果、検討対象の約70%の論文で、短期間での高度体重減少が観察された。
科学的な証明があると、安心してダイエットに打ち込めますよね。
その2:食事で60%ほど占めているご飯を制限することで、カロリーも抑えられる

糖質制限は、カロリーも抑えられます。なぜなら、食事で60%ほど占めているごはんなどの主食を、取らなくなるから。
まず、ダイエット成功の公式は、これです。
使ったカロリー>食べたカロリー>基礎代謝(きそたいしゃ)
ちなみに、基礎代謝とは「息をする」「心臓を動かす」など【人が生きていくうえで、どうしても必要な最低のカロリー】を言います。
そして、主食は食事の半分以上、占めている。これを制限するから、カロリーも自然と抑えられるのです。
2:運動について
運動も、ダイエットに必要です。なぜなら、たくさんの力があるから。
あなたの「ダイエットしたい理由」を思い出してください。
- やせて、かっこよくなりたい。
- やせて、綺麗になりたい。
- やせて、健康になりたい
- やせて、若く見られたい
- やせて、もてたい
健康的な顔色、引き締まった体、綺麗な姿勢、かっこいい歩き方。すべて運動で手にできます。
運動は、脂肪を燃やすホルモンを出す



では、その運動をご紹介しましょう。
まず、脂肪を分解するには、カテコールアミンと呼ばれるホルモンが必要になります。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
そして、このホルモンを出すのは、次の2つの運動です。
「有酸素運動」「全力を出す運動」が、カテコールアミンを出す

それが「有酸素運動」と「全力を出す運動」。こちらが、その論文です。
〇 有酸素運動
また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
〇 全力運動
血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して
素晴らしい力ですよね。
糖質制限に筋トレをプラスすると、脂肪が燃えやすくなる


そうです、筋トレがおススメです。なぜなら、多くの脂肪をエネルギーに変えるから。
筋トレをすると、脂肪からエネルギーを多く作る

先ほど、糖質制限の、体の働きをお話しました。
- 糖新生(とうしんせい)…筋肉など、タンパク質から、糖質の代わりを作り出す
- ケトン体回路…脂肪から、ケトン体と呼ばれる糖質の代わりを作る
つまり、筋肉と脂肪が同時に落ちていくと言うこと。これは、糖質制限に限らず、全てのダイエットに言えます。
しかし、私たちは脂肪を落としたい。そこで「筋肉は必要なんだよ」と、筋トレで体に教えるのです。
そうすれば、脂肪がより多く使われて、あなたが目指していた体に近づきます。
楽しい運動こそ必要


それなら「筋トレ以外の楽しい運動」をしましょう。楽しければ、ダイエットは成功します。
運動が楽しいなら、自然と体を動かしますよね。これで、ダイエットは確実に続きます。
お腹が出ているおじさん・おばさんは、運動しません。だから、かっこ悪い体のまま。運動し続ければ、体も変わり、自然と食事にも気を配ります。これが大きなポイントです。
例えば「運動する前に、軽く食事を済ませようとする」「運動後は、疲れを抜く食べ物を取り入れようとする」と言ったもの。何も考えずに、ただ美味しいものを食べれば、太ります。
「自分の体と相談して食事を考える」習慣は、大きなメリットです。
運動すると、健康になる論文の証明

運動すると、健康でいられます。子どもの頃から、言われていますよね。ちなみに、論文でも、証明されていること。
まず、活性酸素という、病気の原因になる物質を抑える働きがあります。
適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている
さらに、病気に打ち勝つ「免疫力(めんえきりょく)」も高めてくれます。
適度な有酸素運動は免疫力と抗酸化能力を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。
ダイエットは、健康になるのと同じです。なぜなら、デブの人は、医者からも「やせなさい」と言われるから。「病気を治す」病院も「ダイエットをすすめている」わけです。だから、ダイエットは健康に必要です。
「運動を続ける」ことが大事

運動し続ければ、ずっと健康でいられます。続けば、何でもいいです。今やっている運動でも、別のものに乗り換えても、問題ありません。
私も40歳から、筋トレを取り入れました。これで、今までとは違う体の変化を感じ、毎日が輝いています。
運動は一生やり続けるもの。これを理解すれば、ダイエットは簡単ですよ。
3:ストレスについて
ダイエットで最も大事なのは、このストレスです。なぜなら、ダイエットを止めさせる力があるから。
失敗するダイエットは、ストレスによるもの

失敗するダイエットは、ストレスによるものです。
- 食べられないストレス
- 運動しなきゃというプレッシャー
- 仕事のストレスでやる気が出ない
- 家族とのストレスで、食べ過ぎてしまった
この失敗を、誰もが「根性が足りなかった」「私に合わなかった」といいます。つまり「失敗の原因がストレス」と分からない。だから、成功の方法も見つけられず、悩むのです。
ストレス解消になる本物のダイエット その2つの方法



いえいえ。ダイエットで、ストレスを解消すればいいんです。
ストレス解消になるダイエットこそ、本物です。なぜなら、食事も運動も、ストレス解消になるから。
- 美味しいものを食べると、心が満たされます
- 運動をやりきると、スカッとします
食事と運動は、ストレス解消にも、ダイエットにもなる。これが、最も有効なダイエットです。
それでは、このストレス解消になる方法を2つ、お話しましょう。
- 味覚を元に戻すと、美味しいものでダイエットできる
- 運動には、リラックス効果がある
これで「なるほど」と納得するはずですよ。
その1:味覚を元に戻すと、美味しいものでダイエットできる

味覚を元に戻すと、美味しいものでダイエットできます。この元に戻すというのは、和食のような薄味でも、おいしいと感じることです。
そして、味覚の戻し方は、簡単。飲み物を、次の4つにしましょう。
- 水
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー(砂糖なし)
これは、糖質制限しても飲めます。

「食事」と「運動」と「ストレス」。やはり、つながっていますよね。
その2:運動には、リラックス効果がある

運動には、リラックス効果があります。こちらが、論文の証明です。
適度な運動は、体力の維持・増進などの効果だけでなく疾病予防や精神的ストレスを低下させ、心身をリラックスさせる効果があり、生体にとって有益であると言われている。
運動がストレス解消になると、きちんと証明されていますね。
まとめ
ダイエットは、人生を豊かにします。だから、私はダイエットし続けている。そして、25年以上も、同じ体型を維持しています。そんな私は若く見られるし、健康でいるし、かっこいいパパでいられます。
ダイエットの本当の目的は、やせて、どうなりたいか。やせるだけではありません。あなたも、もう1度、確認してください。
人生を輝かせる最高の方法が「ダイエット」だと、分かるはずです。