「このビール腹を、何とかしたいんだよな」と思うあなた、鏡を見てください。「このお腹を絶対にへこませたい!」と思いますよね。
そこで、お腹に効く運動を、2つご用意しました。ドローインとロングブレス。まずは、ここから始めましょう。お腹のインナーマッスル(体の内側にある筋肉)を鍛えるので、体への負担も少ないです。
さらに、脂肪を燃やす運動も、ご紹介します。それが「有酸素運動」と「全力運動」。これで、脂肪を燃やすホルモンを出しましょう。きちんと、お話しますので、安心してくださいね。
また、アルコールのデメリットも、お伝えします。お酒には、体を壊す力、あなたの人生をおかしくする力があります。きちんと確認しましょう。
そして、そのデメリットの対策も、お話しましょうね。運動でストレスを解消すれば、お酒に頼らずに、脂肪も燃やせます。これが「本物のダイエット」。
つまり、この記事を読めば、「いや、俺、お酒が好きなんだよ」と思っているあなたが、「お酒は飲まなくてもいいかも」となっていきます。
さあ、読み進めましょう。そのお腹を触りながら読めば、さらに、あなたの決意は固くなっていきますよ。
お腹に効く2つの運動
お腹に効く運動は、次の2つです。
- ドローイン
- ロングブレス
負担も少ないので、さっそく見ていきましょう。
1:ドローイン
ドローインとは、このような運動です。
お腹の腹横筋(ふくおうきん)と呼ばれる、コルセット(ケガなどの時につける、お腹を守るもの)のようについている筋肉を鍛えます。


2:ロングブレス
ロングブレスとは、このような運動になります。
腰痛に苦しんだ、俳優の美木良介さんが作った運動ですね。これも、先ほどと同じように、お腹のインナーマッスルを鍛えます。

私も実は、毎朝、この2つを20回ずつやっています。わずか5分で終わるもの。
これで、お腹は引き締まるし、姿勢も良くなりました。
脂肪を燃やす「有酸素運動」と「全力運動」
脂肪を燃やす運動が、この2つです。その前に、まず「脂肪を燃やすホルモン」をお話をしましょう。
脂肪を燃やすホルモン

脂肪を燃やすには、カテコールアミンと呼ばれるホルモンが必要になります。これは論文で、きちんと証明されていることです。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
そして、このホルモンを出す運動が、先ほどの2つなのです。この証明の論文は、こちらになります。
〇 有酸素運動
また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
〇 全力運動
血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して
これが、脂肪を燃やす法則。あなたが今さわっている、その腹も脂肪なわけです。

つまり、この運動をすれば、お腹はへこむわけです。
有酸素運動メニュー 4選
そこで、運動のメニューをお話しましょう。まずは、有酸素運動を4つ、ご紹介します。
- ウォーキング
- スロージョギング
- 自転車
- DVD
では、早速、お話ししますね。
メニュー1:ウォーキング

ウォーキングは、「腕をきちんと使って、歩く運動」になります。コツは、次の通りです。
- ひじをひく
- 靴、靴下をきちんと準備する
- リュックなど、両手が使えるカバンにする
では、1つずつ見ていきましょう。
【コツ1:ひじを引く】

ひじを引きましょう。これが腕を大きく使うポイントです。大きく振れば、運動の効果も上がりますからね。
【コツ2:靴、靴下をきちんと準備する】

靴、靴下をきちんと準備しましょう。靴はスニーカー、できればウォーキング用のものがいいですね。クッション性がありますから、足を守ります。
また、靴下も、スポーツ用の厚手のものにしましょう。
【コツ3:リュックなど、両手が使えるカバンにする】

リュックなど、両手が使えるカバンにしましょう。手で持つタイプのカバンは、ただの「徒歩」になります。
メニュー2:スロージョギング

スロージョギングとは、ゆっくり走ること。
遅筋(ちきん)と呼ばれる、ゆっくりした動作に使う筋肉が鍛えられ、運動の効果がしっかりとあります。コツは、次の3つ。
- 1キロ、6~7分のペースで走る
- つま先から着地する
- 呼吸は鼻から2回吸って、口から2回吐く
こちらも、1つずつ、確認していきましょう。
【コツ1:1キロ、6~7分のペースで走る】

1キロ、6~7分のペースで問題ありません。あなたの目的は、ダイエット。早く走ることが、目的ではありませんからね。これくらいでも大丈夫です。
【コツ2:つま先から着地する】

つま先から着地することで、痛みなく走れます。かかとから着地すると、足への負担が大きいです。実際に、私もかかとから着地して、足を痛めましたから。
【コツ3:呼吸は鼻から2回吸って、口から2回吐く】

この呼吸法で、楽に走れます。また「鼻呼吸」が身について、健康にもなる。せっかく走るわけです。健康も手に入れましょう。
メニュー3:自転車

自転車も、いい有酸素運動ですよね。コツは、次の3つです。
- サドル(いす)を高めにする
- ペダルを軽めにする
- ルール・マナーをしっかり守る

これだけで、ママチャリ(いわゆる普通の自転車)が、ダイエットの道具になります。
【コツ1:サドル(いす)を高めにする】

サドルは高めにしましょう。これで、全身を使う運動になります。前のめりになること(前傾姿勢:ぜんけいしせい)で、体を腕で支えます。
つまり、自然と上半身が使えるのです。
【コツ2:ペダルを軽めにする】

ペダルを軽めにすることで、細く引き締まった足になります。このわずかな違いが、あなたの体となって、現れてくるのです。
【コツ3:ルール・マナーをしっかり守る】

ルール・マナーをしっかりと守りましょう。安全・安心こそ大事なもの。事故を起こしては、ダイエットどころではありません。
メニュー4:DVD
DVDとは、このようなものです。
〇TRF
〇カーヴィーダンス
〇 エクササイズDVD 「ダンスwith佐川男子-上海ハニー編-」
これなら、家でも手軽にできますよね。注意点は「音」。
マンションやアパートなどに住んでいる人は、特に下の階に注意が必要です。マットなどを用意するのも手ですね。

騒音トラブルになっては、面倒ですからね。
全力運動メニュー 3選
続いて、全力運動のメニューを3つ、ご用意しました。こちらになります。
- ダッシュ
- バーピー
- 筋トレ
こちらも1つずつ、確認していきましょう。
メニュー1:ダッシュ

ダッシュは、ウォーキングでも、走っても、自転車でも、何でもいいです。やり切りましょう。
メニュー2:バーピー
バーピーとは、このような運動になります。
これは家でできますから、おススメです。

つらいですよ、本当に(笑)。
メニュー3:筋トレ
筋トレも、全力を出す運動ですよね。
〇体型別に考えるトレーニング

あなたは「ボクサー」「ボディビルダー」どちらの体型がいいでしょうか? それによって、トレーニングの仕方が違います。
- 体の裏側を鍛える
- 押すトレーニングをする
- 回数はたくさん行うトレーニング
- 体の表側を鍛える
- 引くトレーニングをする
- 少ない回数で限界になる重さ
そして、筋トレのコツが次の2つ。
- 「これ以上、無理!」となるまで追い込む
- 鏡を見ながら、トレーニングをする

これさえわかれば、あなたも筋トレマスターですね。(笑)
【コツ1:「これ以上、無理!」となるまで追い込む】

「これ以上、無理!」となるまで、追い込むと、色々なメリットがあります。例えば、こちらにあるようなもの。
- 脂肪を燃やすアドレナリンが出やすくなる
- 血液中のエネルギーを使い切るため、脂肪が燃えやすくなる
- 筋肉も、より鍛えられる
ちなみに、「無理!」と思うくらい追い込むことを、オールアウトといいます。

さあ、追い込みましょう!
【コツ2:鏡を見ながら、トレーニングをする】

鏡を見ながら、トレーニングすることで、あなたが鍛えたいところに効きます。ボディビルダーも、ボクサーも鏡の前で体を動かしますよね。

正しいフォームこそ、実はトレーニングに大事です!
アルコールのデメリット
ダイエットにおいて、アルコールのデメリットは、6つあります。それがこちら。
- アルコール自体のカロリーが高い
- 食欲を増やす
- おつまみがある
- おつまみのカロリーが高い(値段=カロリー)
- 肝臓への影響
- アルコール依存症

これを聞くと、「ちょっと怖い」と思いますよね。
1:アルコール自体のカロリーが高い
アルコール自体のカロリーが高いです。たとえば、あなたが飲んだそのビール、ハイボールはこれくらいあります。
【すべて、500mlのカロリー】
スーパードライ 210kcal
キリン 一番搾り 200kcal
サントリー角ハイボール缶 245kcal
びっくりした人も多いはずですね。

おにぎりが大体160kcal。こう考えると、お酒だけでも、カロリーは高いのです。
2:食欲を増やす

お酒は食欲を増やします。飲むと、食べたくなりますよね。レストランでは、コース料理の前に、食前酒(しょくぜんしゅ)が出てくることもあります。これも、食欲を増やして、料理を美味しく食べてもらうためです。

ダイエットするのに、わざわざ食欲を増やすのでは、話になりません。
3:おつまみがある

お酒だけ飲む人は、なかなかいませんよね。何か「おつまみ」を食べながら、飲みます。
つまり、その食べた分も、当然、カロリーとして、あなたの体に入ってくるわけです。
4:おつまみのカロリーが高い

おつまみのカロリーは、高いものが多いです。居酒屋のメニューを見ると、そうですよね。揚げ物が本当に多い。
ちなみに、居酒屋メニューのカロリーは、値段と一緒とも言われています。たとえば、このような感じ。
熱々サイコロステーキ 590円
鶏なんこつの唐揚げ 390円
チーズポテトもち 490円
焼き鳥盛り合わせ(5本) 690円

「値段=カロリー」。なぜか、納得してしまう法則です。
5:肝臓への影響

お酒を飲むと、肝臓への影響があります。私の父も、お酒を飲みすぎて、病気になり、入院しました。自分の体を大事にしましょう。それこそ、ダイエットに必要なものです。
6:アルコール依存症

お酒が好きな人は、「お酒を飲むことでストレス解消をしている」わけです。楽しいし、嫌なことが忘れられる。ここから、アルコール依存症になることも、あります。
アルコール依存症のお話は、よく聞きますよね。依存症だと、決まったわけではありませんが、たとえば、元モーニング娘の吉澤ひとみさんも、飲酒運転から交通事故を起こしたことがありました。
こういったことが、あなたにも起こるかもしれません。
3つの対策
そこで、対策が、3つあります。
- ストレス解消を運動にする
- 飲み会に行かない
- 早く寝る

これで、アルコールの魔の手から、逃れられます。
1つ目:ストレス解消を運動にする

ストレス解消を、運動にしましょう。これこそ、本当のダイエット。やせている人は、ストレスと脂肪を、同時になくします。
ちなみに私はボクシングです。ただ、ジムに通わずに、誰も来ない清掃工場の前でやっています。はっきり言って「変な人」ですよね

でも、ストレス解消できるから、止められません。
このような運動を、あなたも見つけましょう。
2つ目:飲み会に行かない

あなたのその飲み会は、本当に必要でしょうか?


そういっている人ほど、仕事はできません。もしそうなら、仕事の時に話をすればいいだけ。

飲み会で、できた人間関係で、何かメリットになったことがありますか?
もう一度確認してください。
3つ目:早く寝る

早く寝てしまいましょう。睡眠の質も良くなるし、朝に、いろいろできます。ちなみに私は、朝の4時に起きて、このサイトを作っています。仕事ができる人は、朝の時間を大事にしている人が多い。こういったメリットもあるのです。
お腹が出る2つの理由
お腹には、脂肪がつきやすいです。その理由がこちらです。
- 骨がなく、内臓が守られていない
- 内臓脂肪もある

だから、あなたのビール腹も出来上がるのですね。
理由 1:骨がなく、内臓が守られていない

お腹には骨がありません。上の絵で、赤い四角が、お腹にあたります。だから、内臓を守るために脂肪が付きやすいのです。

体のつくりなのに、うまくいきませんね(笑)。
理由 2:内臓脂肪もある

脂肪には「全身につく皮下脂肪」と「内臓につく内臓脂肪」があります。お腹は、この2種類がつく。だから、太ると、お腹が出るわけなのです。
まとめ
ビール腹は、おじさん・おばさん体型の代表です。

これが無くなれば、あなたもマイナス5歳は確実。実際に私がそうです。40歳ですが、若く見られます。ユニクロでもきれいに着こなせますし、立ち姿、歩き方もシュッとした印象を与えます。
これをあなたも、手にできます。お腹を引き締める運動、お腹の脂肪をなくす運動を知りましたから。あとは、あなたが動くだけです。
アルコールのデメリットも知って、「わ! 飲みたくね~」と思っているはず。
さあ、今すぐ始めましょう。私のように、へこんだお腹で、かっこよく歩いてほしい。そうすれば、人生が変わります。
小学校時代、デブで自分の体重を支えられなかった私が、できたわけです。あなたにも、絶対にできますよ。
だから、姿勢がよくなるし、お腹を引き締めるのです。