「ダイエットし始めたのに、最初から体重が減らないの」と困っているあなた。それは次の4つの理由が考えられます。
- 期間が1週間未満
- 運動だけのダイエット
- 食べ過ぎ
- 体重計に乗る時間がバラバラ
まず、ここを確認してください。そして、あなたのダイエットを「食事」と「運動」と「そのほかの面」で、見直しましょう。
- 食事を「見」直す
- 栄養バランスを確認する
- 使える2つのアプリ
- 基礎代謝以下なら、注意
- 2つの運動の使い分け
- 脂肪を分解する2つの運動
- 脂肪は短期間で減らない
- 最初の3~5キロは水分である
さらに、あなたが見るべきもの。「体脂肪の量」と「鏡に映る姿」をお話します。焦ることはありません。
最後に本物のダイエット。それは「ストレス解消できる」ものです。これで、あなたの人生は確実に変わります。
そう、「本物」を手にしましょう。入口はここです。焦らず、じっくり読んでください。
最初から体重が減らない4つの理由
最初から体重が減らない理由は、次の4つが考えられます。
- 期間が1週間未満
- 運動だけのダイエット
- 食べ過ぎ
- 体重計に乗る時間がバラバラ
この中に、原因があるはずです。
1:期間が1週間未満

最初はダイエットを始めて、1週間未満の場合です。意外と多い理由になります。これは短すぎ。それほど速く体重は変わりません。


2:運動だけのダイエット

運動だけのダイエットでは、すぐにやせません。なぜなら、筋肉に血液を多く送り込む必要があるから。
筋肉は、水分・栄養を貯める倉庫

筋肉は、水分・栄養を貯める倉庫です。例えば、ボディビルダーの人が、ステージに上がる前に、軽いトレーニングをして筋肉を大きくします。これをパンプアップと言うのですが、筋肉に血液を流し込んでいるのです。
この血液に含まれている水分・栄養を貯める働きが、筋肉にはあります。この倉庫の働きが、体重にも影響するのです。
3:食べ過ぎ

次に食べ過ぎです。



運動後の食事に注意する

運動後の食事に注意しましょう。なぜなら、次の2つが起きやすいから
- 食欲が増す
- ご褒美と言って、何か食べることがある
心当たりがあるなら、今すぐ止めましょう。
4:体重計に乗る時間がバラバラ

体重計に乗る時間がバラバラなら、むしろ増えることもあり得ます。
体重は1日に±2キロ変化する

1日で±2キロは、よくあることです。食事・水分で、この変動は起きます。だから、同じ時間帯に乗る必要があるのです。
ダイエットの見直し
ここで、ダイエットの見直しをしましょう。具体的に3つに分けて、行います。
- 食事を「見」直す
- 栄養バランスを確認する
- 使える2つのアプリ
- 基礎代謝以下なら、注意
- 2つの運動の使い分け
- 脂肪を分解する2つの運動
- 脂肪は短期間で減らない
- 最初の3~5キロは水分である
あなたのダイエットがスタートできます。
1:食事編

1-1:食事を「見」直す

食事をまず「見」直しましょう。つまり、あなたが口にした食べ物・飲み物全て、写真に撮るのです。これで、見直しが出来ます。

1-2:栄養バランスを確認する

栄養バランスを確認しましょう。これがないと、お腹が減ったままです。空腹は「栄養が足りないサイン」。ポテトチップスを食べ、1時間もすればご飯が取れるのも、栄養が足りていないから。

使える2つのアプリ


- カロリーママ
- あすけん
手軽で便利なアプリを使えば、簡単ですよ。
カロリーママ
カロリーママは、写真を撮って送ると、食事のいい点、悪い点、次のメニューのアドバイスをしてくれるアプリです。
さらに、このような機能もあります。
- 13万種類のメニューが登録されており、入力するとカロリー計算をしてくれる。
- 万歩計のアプリと連動して、運動も管理できる
- カロリーママから、アドバイスが来る
意外と楽しそうですよね。
あすけん
あすけんは、会員数300万人以上と、公式ホームページにてアナウンスしているアプリです。
ダイエットアプリとしては有名ですね。まず、管理栄養士からアドバイスがもらえます。さらに、同じホームページで「平均マイナス4キロ」とも、言っています。これなら、試してみるのもアリですね。
1-3:基礎代謝(きそたいしゃ)以下なら、注意

基礎代謝以下なら、注意しましょう。なぜなら、筋肉が減るから。基礎代謝とは、生きていくために、必要な心臓や内臓を動かすのに使う、最低限のカロリーのこと。これ以下なので、邪魔な筋肉をエネルギーにします。
あなたが落としたいのは脂肪。そのために、基礎代謝以上のカロリーが必要です。
2:運動編

2-1:2つの運動の使い分け

次の2つの運動を使い分けましょう。
〇 ストレッチ
筋肉を伸ばす運動
〇 ドローイン
- お腹を凹ませて、息を吸う
- さらに凹ませて、息を吐く
〇 ロングブレス
- 3秒かけて鼻から息を吸う
- 7秒かけて、口から息を吐き切る
〇 ジョギングなどの有酸素運動
〇 筋トレ

2-2:脂肪を分解する2つの運動

脂肪を分解する運動は、先ほどの「週に2回の運動」です。実は「有酸素運動」と筋トレなどの「全力を出す運動」は、脂肪を分解するホルモン「カテコールアミン」を出します。
〇カテコールアミンの働き
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
〇 有酸素運動
また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,濃度の低下が認められた.
〇 全力運動
血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して
アドレナリンとノルアドレナリンは70%VO2MAX(運動の強さ)の場合に、運動60分後と2時間後で他の条件に比べ(30%~60%の運動の強さ)約2倍もの濃度差が認められた
これで、本当に落としたい脂肪を撃退できます。
3:そのほか

3-1:脂肪は短期間で減らない

脂肪は短期間で減りません。なぜなら、その脂肪が作られた時間も、とても長いから。つまり、それ以上の期間を使って、始めて落ちます。焦らないことが大事です。
3-2:最初の3~5キロは水分



水分を落とすのは、簡単です。例えば、糖質制限を行えば、体内にある水分とくっついている栄養(グリコーゲン)を使います。これで3~5キロ、簡単に減ります。
このペースで、ずっと減り続けるという考えが、間違い。なぜなら、グリコーゲンを使った後は、脂肪や筋肉を分解するしかないから。
焦りは禁物ですよ。
見るべきものは「体脂肪」と「鏡に映る姿」
見るべきものは「体脂肪」と「鏡に映る姿」です。この2つを意識すれば、あなたのダイエットは変わります。
体重ではない

体重は必要ありません。なぜなら、誰も知らない「数字」だから。「●●kg」と書いた紙を背中に貼って、あなたは歩いていません。見られているのは、あなたの姿だけ。全く気にしなくていいです。
クリスチアーノ・ロナウドと兵頭大樹さんは同じ74キロ


サッカーのクリスチアーノ・ロナウドと、タレントの兵頭大樹さんは、同じ74キロです。

体脂肪率ではない

体脂肪率は、気にしなくていいです。例えば、こちら
60キロ 体脂肪率20% 脂肪12キロ
→50キロ 体脂肪率18% 脂肪 9キロ
「脂肪は3キロ、筋肉などが7キロ減った!!」
筋肉以外にも、水分などが考えられますが、やはりこのダイエットは間違いですよね。だから、体脂肪の「量」を見ることが大事です。
理想の姿を映し出す行動をする

鏡を見た時「理想の姿」を映しだす行動をしましょう。例えば、綺麗な肌、つやがある髪が必要なら、絶食はしないはず。なぜなら、肌・髪の材料は、食べた物だけで作られるから。この材料が入ってこないと、ボロボロになるのは当然ですよね。

本当のダイエットは、ストレス解消をするもの
本当のダイエットは、ストレスを解消します。ダイエットで、ストレスと脂肪の両方を無くす。これが本物です。
今のあなたはストレスの固まり

今のあなたはストレスの固まりです。なぜなら、体重が減っていないから。
これが大きな間違いです。「痩せるだけ」が目的なら、ダイエットは確実に失敗します。
しかし、ダイエットが楽しく、健康になり、生きがいになれば、継続できるので、自然と痩せるのです。
運動でストレス解消

運動でストレス解消しましょう。汗をかけば、スカッとしますよね。これは先ほどのカテコールアミンの1つである、ドーパミンの力によるもの。
運動が苦手なら、1人で出来るものを選びましょう。小学校時代、マット運動で前転も出来なかった私が、20年以上続けているのは、ジョギング、ボクシングなど、個人で出来るものです。
美味しい食事でストレス解消

美味しい食事でストレス解消をしましょう。


飲み物を変えると、バランスのいい食事が美味しくなる

飲み物を次の4つにしましょう。
- 水
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー
これで、あなたの味覚が変わります。和食など、薄味が美味しいと感じる。ぜひ試してください。
まとめ
最初から体重が減らないのは、焦りますよね。
まずは見直しをきちんと行う。そして、おかしな点を改善しましょう。さらに、本物のダイエットへの「いいきっかけ」になれば、鏡に映る姿だけでなく、顔や表情も変わっていきます。
そのスタートが「今」です。さあ、始めましょう。