リバウンドしやすいダイエットは続かないもの。5つのパターンをひもとく。

「リバウンドしやすいダイエットって、何かな?」と思っているあなた。次の通りです。

  • 極端な「食事」制限
  • 極端な「糖質」制限
  • 運動しないこと
  • 極端な運動だけ
  • 置き換えダイエット

 

ちゃと

一言で言うと「続かないもの」ですね。

つまり、その逆なら、必ず成功する。証明は、私の体。176㎝、65kgの体型を28年間維持している43歳からの言葉です。

リバウンドしやすい5つのダイエット

 

リバウンドしやすいダイエットは、次の通りです。

これがリバウンドしやすい
  • 極端な「食事」制限
  • 極端な「糖質」制限
  • 運動しないこと
  • 極端な運動だけ
  • 置き換えダイエット

1つずつ確認しましょう。

 

1:極端な「食事」制限

 

まずは、極端な食事制限です。なぜなら、筋肉を分解して、エネルギーにするから。これを「糖新生(とうしんせい)」と言います。理由は、1日に必要な最低限のカロリー(基礎代謝:きそたいしゃ)以下だから。

 

脂肪は残ってしまう

しかも、脂肪は残ります。なぜなら、大事なエネルギーの貯金だから。これで、ブヨブヨした体型となります。

 

2:極端な「糖質」制限

 

糖質制限を極端に行うのも、続きません。糖質は、体にとって「必要な栄養」。ずっと「止める」ことは不可能です。ボディビルダーが大会前に追い込む制限は、大きな負担をかけます。そして、1度取ると、どんどん欲してしまい、歯止めがききません。

 

糖質には依存性(いぞんせい)がある

実は糖質には、それに頼りっきりになり、どんどん量が増えてしまう「依存性」があります。こちらも、病院のサイトで記載があります。

疲れていると甘いものが食べたくなったり、食後はデザートがほしかったり。甘いもの好きの人にとって、甘いものは人を幸せにする「癒やし」の効果があります。~(中略)~

砂糖依存症とは、砂糖を大量に摂らずにはいられない、いわゆる「甘いもの中毒」のことです。砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれ、薬物やアルコール並の中毒性・依存症があるといわれています。

新宿ストレスクリニックのサイトより

ちゃと

制限しすぎた反動で、どんどん食べてしまいますよ。

 

3:運動しないこと

 

続いて、運動しないこと。これも筋肉が落ちるから。私がボクシングジムに通っていた時、トレーナー(教えてくれる人)から、こういわれました。

トレーナー

プロレスラーの大きな体も、1ヶ月何もしなければ、普通に戻るんだよ。

さらに、動画を見ると、よくわかります。

サイヤマングレートさんのYouTubeより

また、筋肉は脂肪に比べて、かなり重いです。こちらをご覧ください。

脂肪と筋肉の違い

だから、簡単に「体重が減り」先ほどと同じ、筋肉がない「太りやすい体」となるのです。

 

4:極端な運動だけ

 

極端な運動だけも、リバウンドしやすいですね。毎日10kmのランニングを続けるのは、自由な時間がある大学生やフリーターだけです。仕事や子育てが、どうしても優先される。だから、続かず「何もしない普通の生活」に戻るのです。

 

運動で使うカロリーは多くない

さらに、運動で使うカロリーは、多くありません。まず、計算式を確認しましょう。

カロリーの計算式

カロリー=

  • 運動の強さ(メッツ)×
  • 運動時間(時間)×
  • 体重(kg)×
  • 1.05

そして、ジョギングで「1時間」走った場合、運動の強さは「6.0メッツ」なので「60kg」の人が走ったら…

計算したら…
  • 6.0(メッツ)×
  • 1(時間)×
  • 60(kg)×
  • 1.05=

378(kcal)

ちゃと

う~ん。ケーキ1個(500kcal)にもなりませんね。

なぜ子さん
え? たったこれだけ?

 

5:置き換えダイエット

 

置き換えダイエットも続きません。ずっと「スムージーだけ」では無理ですね。しかも、購入だと、お金もかかる。デメリットを考えると「今日くらいはいいかな」と思い、結局止めるのです。

 

リバウンドは、ダイエットがおかしい証

 

つまり、リバウンドは、ダイエットがおかしい証です。なぜなら、本当のダイエットは、健康的で、細く引き締まった体型を維持できるから。「続くもの」こそ、真のダイエットとなるのです。

 

その逆をすれば、成功しかないダイエット

 

今の逆を行えば、成功しかないダイエットとなります。つまりは、こちら

だから、成功する
  • バランスの取れた食生活を行う
  • ストレス解消で、楽しい運動をする
ちゃと

これだけで、確実に変わります。

 

バランスの取れた食生活だと、体は満足する

 

バランスの取れた食生活だと、体は満足します。なぜなら、体には色々な栄養が必要だから。骨も、歯も、爪も、筋肉も、全て作り変えて生きている。つまり、この材料が必要で、そのためには様々な食材を摂る必要がある。これが「基本」です。

 

楽しい運動で、スカッとする

 

楽しい運動をしましょう。これで必ず続きます。私はボクシングも、筋トレも、スロージョギング(会話ができる程度の速さで走ること)も、楽しい。だから、続くし、スカッとするのです。

 

つまり、ストレス解消をダイエットで行う

 

つまり、ストレス解消をダイエットで行うこと。これで、確実に成功します。なぜなら、誰も、ためたくないため。体が満足する食事なら、言葉にできないイライラから解放されます。運動を行えば、気分が晴れて、体が軽くなります。これが「ダイエットの本質」です。

 

「痩せる」が目的なら、必ずストレスになる

そして「痩せる」が目的なら、必ずストレスになります。なぜなら、停滞期が来るから。同じ運動をして、同じ体重の減り方がずっと続くわけはない。当然ですよね。

ただ、多くの人は「自分は大丈夫」「このまま減る」と、なぜか信じている。そして、停滞期が来ると「もうイヤだ~」となる。体重が減らないから、当然です。だから、止めてしまう人が本当に多いのです。

 

本当の目的は「綺麗」「カッコいい」「健康」「アンチエイジング」

本当の目的は「綺麗」「カッコいい」「健康」「アンチエイジング」になります。なぜなら、あなたは痩せて、こうなりたいから。もっと言うと「痩せなくても」綺麗で、カッコよく、健康で、若々しくなればいいのです。

例えば、体重が落ちても、ガリガリな体で、死んだ魚のような目、髪はパサパサな姿にはなりたくありませんよね。

その代わり、細く引き締まり、肌もつやつや、姿勢よく歩けば、綺麗でカッコよく、実際の年齢よりも、若く見られます。だから、この姿を目指すのです。

 

私の体型こそ、その証明

 

そして、私はこの体型を手にしています。15歳から176㎝、65kgの体型を28年間維持している。

裸の自分
白い服を着た自分

ただ、難しいことはしていません。「簡単な食事のルール」と「運動」をしているだけ。これで、若さやカッコよさが保たれます。

ちゃと

ちなみに、子供の参観日に行ったとき、同級生の子供に「○○君のお父さんですか? 20代ですか?」と聞かれました。

 

簡単な食事のルール 5選

 

まず簡単な食事のルールをご紹介しましょう。

簡単ですよ
  • ①:揚げ物よりも焼き物
  • ②:野菜から先に食べる
  • ③:甘いものは朝に
  • ④:ご飯のお代わりより、おかず
  • ⑤:お腹が空いたら炭酸水
ちゃと

では、こちらも解説です。

 

  • ①:揚げ物よりも焼き物

これで、カロリーが抑えられます。

揚げ物
  • Lチキ ガーリックマヨ味

349kcal

  • 鶏から しょうゆ 4個

340kcal

焼き物
  • でか焼鳥 ねぎま 2本

162kcal

  • でか焼鳥 もも塩 2本

248kcal

ローソンより

調理方法で、これだけ変わります。

 

  • ②:野菜から先に食べる

「インスリン」と呼ばれるホルモンが出にくくなります。

その結果、野菜を先に摂取した場合は米飯を先に摂取した場合と比較して、食後の血糖値およびインスリン値の上昇が20~30%抑制された

野菜から食べる「食べる順番」の効果

これは、脂肪を分解するホルモン「カテコールアミン」の邪魔をするもの。

インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。

インスリンの脂肪分解抑制作用に対するトレーニング効果およびそのアデノシンとの関連

 

脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである。

~(中略)~

カテコールアミンの血中濃度が高まり、脂肪細胞表面の受容体に結合する。これに応答してペリリピンがリン酸化されると、CGI-58はペリリピンから離れ、かわりに ATGL と相互作用することによって、この酵素を活性化する。またペリリピンがリン酸化されることによって、HSL は脂肪滴にアクセスできるようになる。HSL 自身のリン酸化も、脂肪滴へのアクセスと活性化に寄与する。

このように、多くのタンパク質や酵素が脂肪滴表面で協調してはたらくことにより、大規模な脂肪分解が起こると考えられる。

脂肪の代謝とその調節 ―からだのエネルギーバランス―

つまり、これだけで痩せやすくなるのです。

ちゃと

しかも、不足しがちな「食物繊維(しょくもつせんい)」も取れますよ。

 

  • ③:甘いものは朝に

その日の内に、エネルギーを使いやすくなります。ケーキも、タルトも、大福も、チョコレートも、朝に食べましょう。

 

  • ④:ご飯のお代わりより、おかず

これで、取り過ぎの糖質を抑えられ、不足している栄養が取れます。特にタンパク質は、先ほどお話しした、肌、筋肉、爪、髪などの材料です。さらに、色々な栄養も補給できる。

【特徴】

  • 牛肉…亜鉛が多いので、白髪が無くなったり、免疫力がアップする
  • 豚肉…ビタミンBが豊富なので、代謝が良くなる
  • 鶏肉…脂分が少なく、ヘルシー。ビタミンA、Bが豊富
  • 赤身の魚…鉄分が多く貧血を予防する
  • 白身の魚…脂肪が少なく、コラーゲンが豊富

 

  • ⑤:お腹が空いたら、炭酸水

これで、お腹が膨れて、満足します。私も三ツ矢サイダーから、変えました。

 

簡単に出来る運動が、大きな差となる

簡単に出来る運動をすれば、積み重ねれば、大きな差になります。例えば、筋肉を伸ばす静的(せいてき)ストレッチ。私は毎日15分行っています。しかも22年以上。これを計算してみると

計算したら…
  • 15(分)×
  • 365(日)×
  • 22(年)=
  • 120,450(分)=

2007(時間)

となります。

さらに、25分の筋トレ、スロージョギング、シャドーボクシングを週に2回ほど行っています。これも22年以上。つまり

これも計算したら…
  • 25(分)×
  • 2(回)×
  • 52(週)×
  • 22(年間)=
  • 57,200(分)=

953(時間)

ちゃと

つまり、あなたと私には2,960時間の違いがあるのです。その運動について、このサイトでは、多くの記事があるので、ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

 

リバウンドしやすいダイエットは、不健康になる「意味のないもの」。でも、多くの人がやってしまう。だから、成功しないのです。

健康で、綺麗で、カッコいい体を目指しましょう。そのために必要な「食事」と「運動」をすれば、あなたは確実に変わりますよ。

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