「運動しているときに、どんな飲み物がいいのかな?」と悩む人へ、お答えします。
軟水か、麦茶にしてください
これが、運動中の水分補給にいい飲み物です。


あれ? どうして、麦茶だけなの?

この疑問について、まずお答えします。
これで、あなたは運動中、飲むもので迷わなくなります。

じゃあ、運動後はどんなものがいいのかな?
これについても、お話しますね。具体的には、次の4つになります。
- ブラックコーヒー
- お茶
- プロテイン
- アミノバイタル
さらに、ジュースについても、お話しましょう。今はゼロカロリーの商品もあるので、調べた情報をお伝えします。
最後に、水分補給が必要なことを、今一度確認しましょう。
これで、あなたは運動中に飲むものだけでなく、「生活の中で飲むもの自体」が変わります。簡単にできますから、さっそく始めましょう。
運動中に飲む2つのもの
運動中に飲むものは、次の2つです。
- 軟水
- 麦茶
では、1つずつ見ていきましょう。
1:軟水(なんすい)

軟水とは、カルシウム、マグネシウムが少ない水のことを言います。日本で発売されているミネラルウォーターや、水道水は、ほぼ軟水。このため、日本人の体に合っていて、水分補給にぴったりです。
特徴は、口当たりがいいこと。飲んだ時の「柔らかさ」も、感じますね。

ちなみに硬水(こうすい)もあります。後でお話しますので、安心してください。
2:麦茶

お茶でも、麦茶が特にスポーツにはおススメです。それはカフェインを含まないから。
麦茶 500ml カフェイン0㎎
おいしい麦茶 カフェイン0㎎
カフェインには利尿作用(おしっこが出やすくなる働き)があるため、必要以上の水分が出てしまう可能性があります。
カフェインの利尿効果は、腎臓におけるアデノシンA1受容体の遮断を介する尿細管再吸収の抑制によると説明されている(Rieg et al., 2005)。
運動中に脱水症状が出ると、ダイエットどころではありませんからね。
避けるべき飲み物
運動中に避けるべき飲み物は、次の3つです。
- 硬水(こうすい)
- ウーロン茶・緑茶
- ジュース
こちらも、1つずつ見ていきましょう。
1:硬水(こうすい)
硬水はマグネシウムやカルシウムを多く含んだ水になります。たとえば、このようなもの。
実は、これを飲むと、お腹がゆるくなることがあります。だから、おススメしないのです。

ジョギングやウォーキング、自転車なら、ぜひとも避けたい状況ですよね。
2:ウーロン茶・緑茶

ウーロン茶、緑茶などもカフェインを多く含んでいるので、止めておきましょう。これも、トイレが近くなりますからね。

私の姉も、ウーロン茶で脱水症状になって、救急車に運ばれたことがあります。
3:ジュース

ジュースには、糖分が多く含まれています。このため、ダイエット、特に運動中には向いていません。
カロリーの表はこのような感じです。
コカコーラ 500ml 225kcal
三ツ谷サイダー 500ml 210kcal
トップバリュ オレンジジュース 500ml 250kcal
いかがでしょうか? ちなみに、同じ食品はこのような感じです。
でか焼鳥 ねぎま 2本 162kcal
でか焼鳥 もも塩 2本 248kcal
鶏から しょうゆ 4個 340kcal

ダイエットの邪魔をしないものを、選びましょう。
運動後に飲むもの
運動後に飲むものは、基本的にカロリーがないものであれば、問題ありません。先ほどの軟水、麦茶以外でもいいですね。ここでは、4つあげましょう。
- ブラックコーヒー
- お茶
- プロテイン
- アミノバイタル


きちんと説明させていただきますからね。
1:ブラックコーヒー

ブラックコーヒーなら、眠気覚ましにぴったりですね。先ほどの利尿作用があるカフェインは、目を覚ます働きもありますから。
私も朝に運動したあと、職場でコーヒーを飲みます。
2:お茶

お茶も、良い飲み物ですね。カフェインが入っている、玉露や緑茶であれば、コーヒーと同じ働きをします。
3:プロテイン
プロテインとは、タンパク質を手軽に取れる粉上のものになります。
このプロテインは水や牛乳を混ぜて、シェイク(振って混ぜる)して飲みます。
トレーニング後は、筋肉の繊維(筋繊維:きんせんい)が切れた状態。これを回復させるには、筋肉の材料である、タンパク質が必要になります。
このときに、プロテインを飲めば、筋肉は作られますよね。体にもいいわけです。
4:アミノバイタル

疲れを取るなら、これですね。
朝の5時から運動をしている私ですが、会社に行く前に必ず飲んでいます。
疲れの感じ方が全く違います。
それまでは、栄養ドリンク、エナジードリンクを飲んでいました。レッド○ル、モン○ター、イ○ンのプライベートブランド。
しかし、これが1番効きます、しかも、おいしい!
1袋あたり33kcalですから、あまり気になりませんね。
避けるべき飲み物:ゼロカロリーのジュース

避けるべき飲み物は、ジュースです。もちろん、カロリーが高いから。

と思う人も多いかと思います。
ただ、これはおススメできません。なぜなら、これらのジュースに入っている人工甘味料(じんこうかんみりょう)が、ダイエットに悪い影響を及ぼすこともあるからです。

何かはっきりしない、言い方だな。

そのとおり。いろいろ調べているのですが、現在はっきりしたことがわかっていないのです。
論文でも、そのように記載があるのです。
このように、人工甘味料による肥満・耐糖能障害の発症の機序はいくつか想定されているものの、まだ不明な点が多く、さらなる動物実験やヒトを対象とした研究が必要と思われる。

わからないなら、手を出さない方いいですよね。せっかくの運動を台無しにしたくはありません。
どうしても飲むなら、朝がおススメ


そんなこと言っても、飲みたいんだ!

それなら朝がおススメです。
私は朝に、甘いものを食べますし、ジュースも飲みます。そして、176cm、65kgの体型を15歳から25年間維持しています。その習慣が、まさにこれ。

その代り、夜は甘いものは一切なしです。
水分補給が大事な理由

水分補給はしっかり行いましょう。先ほどもお話した通り、体の中の水分が足りなくなると、脱水症状になります。この状態になれば、体を動かせません。
ダイエットは健康があって、できるもの。ここをきちんと確認しましょうね。
まとめ
運動の水分は、あなたを守ります。必ずこまめに補給しましょう。
それをしっかり行うからこそ、あなたは脂肪を燃やすことができるわけです。
軟水っていったいなに?