「正しい食生活でダイエットできないかな」と思っているあなた。

なぜなら、お腹が空きにくいから。ここをお話しましょう。

と思っているあなたに、抑えてほしいポイントが5つあります。
- 基礎代謝(きそたいしゃ)以上のカロリーをしっかりと取る
- いい意味での「いい加減」
- 正しい食生活は「足りないものをプラス」
- 1週間トータルで見るとうまくいく
- 無理とは思わないで、いいところを見ること
これで「正しい」の意味がわかるはず。
さらに、親からの影響が大きいことを、ご紹介しましょう。
食事は、子どもの頃から、ずっと食べてきたもの。だから「あなたの常識」となっている。ここを、きちんと確認しましょう。
さらに、見直すべき点を6つ、ご説明します。
- 肉、魚、野菜がしっかりあること
- ご飯をお代わりする必要がないこと
- たくさん色があること
- 旬な食材があること
- 昼ごはんを、食事制限のスタートに
- よくかむことは、いいことづくめ
これだけ知っていれば、もう迷うことはない。つまり「正しいダイエット」が、身に付きます。さあ、その扉を開けましょう。
正しい食生活は、バランスの取れた食事をとること
正しい食生活をすれば、ダイエットできます。ここでの正しいは「バランスが取れている」こと。つまり、色々な栄養を必要とする体が満足するものです。
体には色々な栄養が必要

体には色々な栄養が必要です。なぜなら、あなたの髪も、爪も、骨も、肌も、作り替えて、生きているから。生まれてからずっと同じ骨でもないし、爪でもありません。生え変わって、作り替わって、生命を維持している。だから、生きるためには、これらの材料である色々な栄養が必要です。
空腹は、栄養が足りていない体のサイン

空腹は、栄養が足りていないサインです。だから、3時にポテトチップスを1袋食べても、夜ご飯が食べられる。それは、体がまだ栄養を求めているから。これが食べ過ぎの原因です。
栄養バランスが良ければ、体は満足し、ポテトチップスもカップラーメンも食べません。
味覚を元に戻すと、簡単にダイエットできる


それは、あなたの味覚がおかしくなっていますね。
味覚を元に戻しましょう。これは、和食などの薄い味が美味しいと感じる口に戻すこと。これで、ジュースやお菓子など、味が濃いものを、あまり食べません。
味覚の戻し方は、飲みものを変えること



簡単です。飲み物を次の4つにします。
- 水
- お茶
- ブラックコーヒー
- ストレートティー(砂糖なし)
つまり、ジュースなど砂糖が入った飲み物をやめるのです。これで、味覚が元に戻ります。
正しい食生活 5つのポイント


では、簡単な方法を5つ、紹介しますね。
- 基礎代謝(きそたいしゃ)以上のカロリーをしっかりと取る
- いい意味での「いい加減」
- 正しい食生活は「プラス思考」
- 1週間トータルで見るとうまくいく
- 無理とは思わないで、いいところを見ること
「毎食、30種類の食材と、5種類のたんぱく質と…」では、失敗します。簡単な意識だけで、ダイエットはすぐスタートできるのです。
1:基礎代謝以上のカロリーをしっかりと取る

基礎代謝以上のカロリーをしっかりと取りましょう。これで、あなたの脂肪は燃えやすくなります。この基礎代謝とは、人が生きていくうえで必要な、最低限のカロリーのことです。たとえば、呼吸や心臓を動かすのにも、エネルギーは必要ですからね。
これ以下だと、体が勝手に「今は危険な状態」と判断し、脂肪ではなく、筋肉を使います。危険な状態では、エネルギーをたくさん使う筋肉が邪魔ですからね。だから、何も食べない絶食をすると、色々な筋肉が落ちます。これで「リバウンドしやすい体」の完成。
正しいカロリー摂取は、ダイエットの基本です。
2:いい意味での「いい加減」

いい意味での「いい加減」が正しい食事を作ります。
- 今日野菜が少なければ、明日たくさん取ればいい
- 今日食べ過ぎれば、明日少なくすれば大丈夫
これで、食事に気を付ける習慣が、続きます。
3:正しい食生活は「足りないものをプラス」

正しい食生活は「足りないものをプラス」します。
- お昼は、おにぎりの代わりに、タンパク質をプラスする
- 夜は、ご飯のお代わりをしないから、サラダをプラスする
バランスを考えて、何かをプラスする。これだけで、うまくいきますよ。
4:1週間トータルで見るとうまくいく

1週間トータルで見ましょう。「野菜が少ない」「食べ過ぎた」それでも大丈夫。1週間トータルでバランスを取れば、意外と簡単にできますよ。
5:無理とは思わないで、いいところを見ること

あなたの今、いいところを見ましょう。これで、正しい食事ができます。


では、お昼だけ糖質を抜く「プチ糖質制限」ができますね。


それを朝にしましょう。エネルギーとして使えますよ。
無理なことは、何1つありません。あなたが出来る「いいところ」を、見つけるのです。
食事は、親からの影響が大きい
食事は、親からの影響が大きいです。なぜなら、親が作った食事を、あなたはずっと食べてきたから。その結果が、今の体です。
あなたは、親と同じ体型

あなたは、親と同じ体型です。それは、同じものを食べているから。街行く家族を見ていると、これが見事にあてはまります。あなたも実際に見てみましょう。そして、同じように見られていることを、感じてください。
食事は子どもの頃からの常識。だから気づきにくい

食事は、子どもの頃から食べているもの。つまり、あなたの中では「常識」です。だから、気づかず、太った原因がわからないと、いつまでも悩むのです。
太った原因は、間違いなく食事です。
見直すべき6つのポイント


そこで、6つ、お話しましょう。
- 肉、魚、野菜がしっかりあること
- ご飯をお代わりする必要がないこと
- たくさん色があること
- 旬な食材があること
- 昼ごはんを、食事制限のスタートに
- よく噛んで(咀嚼:そしゃく)食べるは、いいことづくめ
これで、まさに「食生活」が変わっていきます。
1:肉、魚、野菜がしっかりあること

肉、魚、野菜がしっかりあることを、確認しましょう。これだけで、バランスが取れますよね。また、野菜から先に食べると、ダイエットに効果的です。
なぜなら、インスリンと呼ばれるホルモンが出にくくなるから。
その結果、野菜を先に摂取した場合は米飯を先に摂取した場合と比較して、食後の血糖値およびインスリン値の上昇が20~30%抑制された
このホルモンを抑えると、ダイエットに効果的です。なぜなら、インスリンは、カテコールアミンと呼ばれる「脂肪を分解するホルモン」の邪魔をするから。
〇:インスリンの働き
インスリンはカテコールアミンによる脂肪分解を抑制し、脂肪分解抑制作用をもつホルモンとして重要である。
〇:カテコールアミンの働き
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである

野菜から食べられるのは「野菜が食卓にあること」が前提。
これだけで、バランスが整い、ホルモンの力も使えます。
2:ご飯をお代わりする必要がないこと

ご飯をお代わりする必要がないと、バランスが取れます。なぜなら、主食は取りすぎることが多いから。たとえば、こんなメニュー、あなたも見たことありますよね。
- カツ丼&うどんのセット
- おにぎりとカップラーメン
明らかに、主食の摂りすぎです。つまり、お代わりの必要が無いと、別の栄養を取るため、意識せずにバランスが良くなりますよ。
3:たくさん色があること

色がたくさんある食事は、野菜、きのこなどを多く使うから、バランスがいいです。見た目、彩りも大事です。
4:旬な食材があること

旬な食材があると、栄養も多く取れて、体も満足しやすいです。しかも、安く買うこともできます。日本は、季節ごとに色々なものが、旬を迎えますからね。
- 春 ごぼう、アスパラ、きゃべつ、鯛(たい)カツオ、タコ
- 夏 スイカ、きゅうり、トマト、さくらんぼ、イワシ、うなぎ
- 秋 かぼちゃ、さつまいも、きのこ、カレイ、さんま、さけ
- 冬 白菜、かぶ、ねぎ、りんご、みかん、ぶり、タラ、イカ
スーパーで楽しみながら、選びましょう。
5:昼ごはんを、食事制限のスタートに

昼ごはんに、食事制限をしましょう。家族と食べない食事こそ、ダイエットのチャンスです。先ほどお話しした「プチ糖質制限」も、簡単にできます。昼を有効に使いましょう。
6:よく噛んで(咀嚼:そしゃく)食べるは、いいことづくめ

よくかむ(咀嚼)ことは、いいことづくめです。まず、咀嚼は、ダイエットに効果的だと、証明されています。
よく咬むことにはダイエット効果があることがわかっています。逆にいえば「早食い」、「よく咬まない」ことは肥満につながるといえ、このことは小児や成人を対象とした疫学および基礎研究で明らかになってきています。この現象の理由として、咀嚼回数が多いほど、つまりよく咬んで食べるほど、一回の食事で摂取するエネルギー量が減少することが報告されています。また、よく咬むほど、胃から分泌され摂食を刺激するグレリンと呼ばれるホルモンの分泌が減少し、インクレチンと総称されるホルモンの 1 種でインスリン分泌を上昇させるとともに胃の内容物の排出速度を遅らせ満腹感をつのらせることで食欲を抑制する腸管ホルモン GLP1 の分泌が上昇することも報告されています。これらの事実もよく咬むことが肥満を防止することを説明しています。
さらに、ストレスを軽くする効果もあるのです。
具体的には、咬むことで、ストレスによって起こる胃潰瘍を防止できます。これは、咬むことが、ストレスを受けたことによって緊張した交感神経を和らげると考えられます。このことはストレスによって上昇することが知られている血中ストレス物質(コルチゾール、アドレナリン)が咬むことで減少することから裏付けられます。
ストレスとうまく付き合っていくために、咬むことを生活の習慣の中に上手く取り入れたいものです。
まさに、いいことづくめですよね。
まとめ
正しい食生活になれば、ダイエットは確実に成功します。つまり、今あなたは「正しい道に進もうとしている」。これだけで、ダイエットはスタートできます。
さあ、今すぐ始めましょう。あなたの目の前の扉を開けるのです。
正解です。正しい食生活で、ダイエットできます。