「冷え性って、スクワットで治らないかな?」と震えながら考えていたあなた。

- 血液の流れが良くなる
- 筋肉が鍛えられる
- 運動で、健康になる
さらに、冷え性が改善されるほかの方法もお話しします。
- スクワット以外の筋トレ
- 有酸素運動
- 食事改善
- ストレス解消
結局これは、ダイエットと同じ。なぜなら「本物のダイエット」とは「健康になる方法」だから。これで、進むべき道がわかったはず。さあ、早速始めましょう。
スクワットで冷え性が改善される3つの理由
スクワットで、冷え性が改善される理由は、次の3つです。
- 血液の流れが良くなる
- 筋肉が鍛えられる
- 運動で、健康になる
それでは、確認しましょう。
1:血液の流れが良くなる
まずは、血液の流れが良くなること。運動すると、酸素を運ぶため、速くしますからね。冷え性の多くは、血行(けっこう)が悪く、温かい血液を送り込めないことが原因。これが改善されるわけです。
2:筋肉が鍛えられる
2つめが、筋肉が鍛えられる点。筋肉は、熱を作り出す大事な器官です。これが増えると、少し体を動かすだけで、汗ダラダラになりますよ。
3:運動で、健康になる
運動には、健康になる力が論文で証明されています。
適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている
適度な有酸素運動は免疫力(めんえきりょく)と抗酸化能力(こうさんかのうりょく)を高める作用があり、運動終了後一定期間持続する。
※免疫力、抗酸化能力…病気に打ち勝つ力
つまり、冷え性が「病状の1つ」なら、そのものを改善するのです。
冷え性をよくする、4つの方法
冷え性をよくするほかの方法も、4つご紹介しましょう。
- スクワット以外の筋トレ
- 有酸素運動
- 食事改善
- ストレス解消
こちらも、1つずつ確認します。
1:スクワット以外の筋トレ
スクワット以外の筋トレを追加するのもいいですね。筋肉の量をさらに増やし、血行を改善させましょう。
背中と胸を鍛えるトレーニングをご紹介
どうせなら、大きな筋肉を鍛えるのがおすすめです。使うカロリーも大きいので、脂肪を分解する効果も期待できる。その部分とは、背中と胸。足と併せて、これらを「ビッグ3」と言います。

それでは、背中と胸のトレーニングです。
- ①:普通の腕立て伏せ
- ②:腕を広げた腕立て伏せ
- ③:ベンチに仰向けになって、ダンベルを上げる
私が作ったイラストで、世界一わかりやすく解説します。
①:普通の腕立て伏せ
【4コマで、動きとポイントを確認】

- 手は胸の下で、肩幅ほど
- 手と足のつま先で体を支える

- 息を吸いながら、体を落とす
- 2秒かけて、行う

- 拳1つ分で、1秒キープ

- 息を吐きながら、2秒かけて「A」に戻す
②:腕を広げた腕立て伏せ
【2コマで、動きとポイントを確認】

- 手の幅は、肩の広さの1.5~2倍ほど

- ひじを90度に曲げて1秒キープ
③:ベンチに仰向けになって、ダンベルを上げる
ベンチで仰向けになって、ダンベルを上げるのも、胸・背中に効きます。
【横から見ると】

【上から見ると】

【動きを頭の側から見ると】

2:有酸素運動
有酸素運動も、血行が良くなり、冷え性を改善します。ここでは、次の3つをご紹介しましょう。
- ウォーキング
- スロージョギング
- ラジオ体操
あなたに合うものが、見つかります。
その1:ウォーキング
まずはウォーキング。通勤・通学にも取り入れやすいトレーニングになります。コツは次の通り。
- ①:呼吸は鼻から2回吸って、口から2回吐く
これで、肺も楽になります。「スッ、スッ、ハッ、ハッ」とリズムを作れますからね。
- ②:ひじを引く
これで、上半身が大きく使えて、運動の効果も上がります。
- ③:リュックなど、両腕が使えるカバンで
ビジネスマンが持つ手提げタイプでは、腕が使えません。
- ④:靴はクッション性が高いものを
足を守るためです。革靴やヒールはやめておきましょう
その2:スロージョギング
スロージョギングは、会話が可能な速さで走ること、を言います。こちらも、コツをご紹介しましょう。
- ①:着地は足のつま先~中心で
かかとでは、衝撃が大きく、傷めることもあります。これでは、走りたいと思いませんからね。
- ②:腕の動き、呼吸はウォーキングと同じように
似た運動ですから、共通しているものはたくさんあります。
- ③:時間は90分以下に
これ以上すると、少ないエネルギーで動ける体になります。やせにくくなるので、注意しましょう。
その3:ラジオ体操
ラジオ体操も、全身を動かす運動になりますね。こちらもコツは次の通りです。
- ①:指先までしっかりと伸ばす
1つ1つの動作をしっかりすると、かなりつらくなるのです。
- ②:第1、第2、みんなの体操まで行う
これで、運動時間も長くなり、より冷え性が軽くなります。
- ③:もしできないなら、第1を3回くらい
第2、みんなの体操を知らなければ、繰り返すのもありですね。
- ④:下にマットなどを敷いて、防音対策
アパートやマンションなどの集合住宅では、ここも注意しましょう。
3:食事改善
食事も体を温める大事なものです。実際に「体を温かくする食材」があり、これを「陽(よう)」とも言います。
体を温める食材の特徴
体を温める食材は、秋・冬に美味しいもの、寒いところで育つものです。
- 南瓜、人参、ごぼう、たまねぎ、りんご、ぶどう
- 紅茶、中国茶、ほうじ茶
- 赤ワイン、日本酒
- 生姜、にんにく、香辛料
- 砂糖、全粒粉パン、玄米


それは違うでしょ! 温かい部屋で食べるから、美味しくなるんです。
4:ストレス解消
ストレスも、冷えの原因になります。なぜなら、ストレスがかかると、体の機能が落ち、血液の流れが悪くなるから。
色々な不調の原因になる
過度なストレスは、色々な不調の原因です。病気もそうですよね。これは体のほかに、心の病気も含まれます。

この解消には、やはり美味しいものを食べること、スカッと体を動かすことが、いい方法になりますね。
まとめると、ダイエットと同じです
今までのお話しは、実はダイエットと同じです。バランスのいい食事と、適度な運動をすれば、あなたの体調も、体型も変わっていきます。
ダイエットは「健康な体を手にする」方法
ダイエットは「痩せる」意味だけではありません。「健康な体を手にすること」が、本当の意味です。つまり、痩せすぎの人は「太る」ことも、ダイエットの1つになります。

医師が太り過ぎの人に「痩せなさい」と言いますよ。これは「健康的な体になりなさい」と同じ意味。最も大事な点ですよ。
まとめ
血行を良くして、体の中から温めれば、冷え性は改善します。あとは、ストレスも解消して、心も健康にしましょう。これで、辛い寒さも、いつしか無くなっているはず。さあ、充実した毎日を送る準備を始めましょう。
改善できます。その理由を3つお話ししましょう。