「首のストレッチで簡単なもの、あるかな?」と思っているあなた。
あります。ご紹介しましょう。

また、首が鳴るときについても、説明します。急にやってはだめ。ゆっくりで鳴るなら「休憩の合図」と考えましょう。さあ、その辛さから解放されるストレッチを、まずはお話しします。
首のストレッチ 3選
首のストレッチは、次の3つです。
- 手で、頭を前後左右に、ゆっくり押す
- 手で、あごを押して、顔を左右に向ける
- 首を回す
私が描いた絵を見て、確認しましょう。世界一のわかりやすさを目指しています。
1:手で、頭を前後左右に、ゆっくり押す
手で頭を、4つの方向に押しましょう。これだけで、首が良く伸びます。





こんなに動くんだと、少し驚くはずです。
2:手で、あごを押して、顔を左右に向ける
今度は、手であごを押して、顔を左右に向けるのです。



3:首を回す
最後に首を回しましょう。



これで、かなり、楽になったはずです。
首のコリ・疲れは「肩・目・顔」に原因の可能性もある
首のコリや疲れは「肩・目・顔」に原因の可能性もあります。そこで、この3つのストレッチを15個まとめました。
1:腕を引き寄せて、肩を伸ばす
2:タオルの両はしを持って、腕を左右に引っ張る
3:壁に手を付けて、手と逆側を向く
4:手をねじって、肩甲骨をはがす
5:後ろに手を置いて、顔を上げる
6:腕を後ろで握って、肩を引き寄せる
7:手を後ろで合わせる
8:左右に動かす
9:上下に動かす
10:上半分で回す
11:大きく回す
12:目の横を押す
13:ほほの骨をグリグリ押す
14:大きく「あ・い・う・え・お」と言う
15:上を向いて、舌を出す

A:肩のストレッチ 7選
1:腕を引き寄せて、肩を伸ばす

2:タオルの両はしを持って、腕を左右に引っ張る




3:壁に手を付けて、手と逆側を向く

顔を、ついた手と逆側に向けましょう。

手の向きを変えると、伸びる筋肉も違います。


4:手をねじって、肩甲骨をはがす
腕の組み方は、このようにしましょう。

そして、上半身を後ろに倒すと、肩の外側がはがれます。


5:後ろに手を置いて、顔を上げる

コツは次の3つです。
- あごを上げる
- 手の指は後ろに向ける
- お尻を上げる

これで肩甲骨(けんこうこつ:肩の骨)が動きやすくなりますよ。
6:腕を後ろで握って、肩を引き寄せる
まずは、手を後ろで握ります。

肩を背中側に引き寄せましょう。背筋が伸びやすいです。

7:手を後ろで合わせる
背中側で手を合わせましょう。

手がつかなくても、出来るところまでで大丈夫です。

B:目のストレッチ 5選
8:左右に動かす

大きく、左右に動かしましょう。
9:上下に動かす

こちらも、上下大きく動かすのがポイントです。
10:上半分で回す

大きく、ゆっくり動かしましょう。
11:大きく回す
〇:反時計回り

〇:時計回り
これで「目の奥の疲れ」が取れます。
12:目の横を押す
マッサージになりますが、これも載せておきます。

- イタ気持ちいいところまで
- 5~10秒ほど、2~3回行う
- 親指の平らなところで、爪を立てないこと
C:顔のストレッチ 3選
13:ほほの骨をグリグリ押す
ほほには、骨があります。

ここを指の山で、グリグリすると、気持ちいいですよ。

14:大きく「あ・い・う・え・お」と言う
「あいうえお」を大きく言うと、顔のパーツ全てがよく動きます。

15:上を向いて、舌を出す
上を向いて、舌を出すと、あごからクビにかけて、よく伸びます。

「首が鳴るとき」のポイント


急にやってはだめ
まずは、急にやってはだめです。理由は、次の2つ。
- 痛みが出る
- ふらふらする

その1:痛みが出る

急にやると、関節と筋肉に大きな負担がかかるため、痛みが出ます。

体を急に動かすと、大きな負担がかかる。ぜひ注意しましょう。
その2:ふらふらする

急にやると、ふらふらします。なぜなら、骨と骨をつなぐ袋が割れるから。
首に限らず関節は骨と骨が関節包という袋のようなものに覆われていて、そこには関節腔という隙間があります。関節腔は普段は滑液という一種の潤滑油で満たされています。ここで、普段は動かさない範囲まで関節を動かすと関節腔の容積が増し、陰圧が発生します。そして陰圧が発生すると滑液に溶けていた窒素や二酸化などの気泡が発生するんです。
しかしその気泡はいつまでもあるわけでなく、すぐに消滅します。その気泡が消える時に音がパンと発生する。これが首ポキの有力な仮説です。

ゆっくり回して鳴るなら問題なし
ゆっくり回して鳴るなら、問題ありません。

同じ姿勢が続きすぎの合図

鳴るのは、同じ姿勢が続いている証拠。休憩を取りましょう。これが一つの目安となります。
まとめ
首のストレッチは簡単です。そして、首だけでなく、上半身、さらに体全体を伸ばしましょう。ストレッチの一覧はこちらの記事にのせています。
首は顔と体をつなげる大事なもの。ぜひ、大切に使いましょう。