「姿勢をよくするストレッチって、ないかな?」と思っているあなた。

私もやっており、背筋が伸びて、綺麗な姿勢を保てます。絵で見てわかるので、簡単ですよ。
さらに、日常の姿勢を意識しましょう。具体的には、次の4つです。
- スマホを使うとき
- 座っているとき
- 立っているとき
- 歩いているとき
これで、ほかの人の「あなたを見る目」が変わります。最後に綺麗な姿勢がもたらす「アンチエイジング効果」も、確認しましょう。さあ、背筋を伸ばして、この記事を読んでください。
姿勢をよくする「全身ストレッチ」
姿勢をよくするには、全身のストレッチが大事です。なぜなら、体のゆがみを知るには、全て確認する必要があるから。
まずは、仰向けで体を確認する
それでは、まず、寝転がって、手を上げてみましょう。

硬い床で仰向けになれるか、確認してください。



ストレッチの一覧は、こちら。
1:腕を押し立てて、肩を伸ばす
2:手を上と下、引っ張って腕を伸ばす
3:タオルを両手で持って、肩を伸ばす
4:手を付けて、体を回す
5:手をねじって、肩甲骨をはがす
6:後ろに手を置いて、顔を上げる
7:手を組んで、肩を背中側に引き寄せる
8:手を背中で合わせる
9:体の外側、全体を伸ばす
10:ヨガで行う「コブラのポーズ」
11:腰を落とし、ひねる
12:足を前後にして、腰を落とす
13:足を広げ、片足は伸ばしたまま、腰を落とす
14:足を広げて腰を落とす(いわゆる四股:しこ)
15:ハムストリングを伸ばす その1
16:ハムストリングを伸ばす その2
17:アキレス腱を伸ばす
18:足の裏をつけて、上半身を倒す
19:手で、伸ばした足をつかむために、体を倒す
20:太ももの表側を伸ばすために、体を倒す
21:仰向けになり、ひざを抱える
22:足を広げる(開脚)
23:両足を上に伸ばし、重力を利用して広げる
私が描いた絵で確認していきましょう。
A:上半身 11個で伸ばす
1:腕をひじで引き寄せて、肩を伸ばす

2:手を上と下、引っ張って腕を伸ばす

3:タオルを両手で持って、肩を伸ばす


肩がこのように、動きやすくなりますよ。

4:手を付けて、体を回す

- ついた手と逆の方向に、体を向ける

- 手の向きも「上」「下」両方やる


5:手をねじって、肩甲骨をはがす
- 手のねじり方はこのように

- 顔を上げて、上半身を倒す


6:後ろに手を置いて、顔を上げる
- 手の指は、後ろに向ける
- あごを上げる
- お尻も上げる

7:手を組んで、肩を背中側に引き寄せる

- 肩を引き寄せる
- 顔を上げる

8:手を背中で合わせる

- 手が合わなくても、できるところまで行う

9:体の外側、全体を伸ばす

- イメージは「抱えている風船がふくらむ」です

10:ヨガで行う「コブラのポーズ」

- あごを上げる
- 背骨が曲がるほど伸びているイメージ

11:腰を落とし、ひねる

- 腕をひざの向こうまで、持っていく。
B:下半身 12個で伸ばす
12:足を前後にして、腰を落とす

- 背筋を伸ばし、前の足のひざは直角にする
13:足を広げ、片足は伸ばしたまま、腰を落とす

- 伸ばした足は一直線上にする
- 左右、両方やる


14:足を広げて腰を落とす(いわゆる四股:しこ)

- つま先は外に向ける
- ひざは直角にする

15:ハムストリングを伸ばす その1
ハムストリングは、太ももの裏にある筋肉です。


10~15秒伸ばして、少し休むときはこちら。

16:ハムストリングを伸ばす その2


17:アキレス腱を伸ばす

- 必ず壁を押すこと


18:足の裏をつけて、上半身を倒す

- 足の裏をつけて、ひざを床につける

- 姿勢を良くして、前に倒す
19:手で、伸ばした足をつかむために、体を倒す



20:太ももの表側を伸ばすために、体を倒す



21:仰向けになり、ひざを抱える

- 円を描くように足を色々動かすと、さらにほかの筋肉が伸びる
22:足を広げる(開脚)

- 両足と背筋を伸ばして、前に倒す
23:両足を上に伸ばし、重力を利用して広げる

- つま先は上

- 重力を利用すると、足がだんだん開くようになる

4つの正しい姿勢を絵で確認する
毎日の生活でおかしい姿勢をしているなら、ストレッチや筋トレも無意味です。そこで、次の4つのパターンで「正しい姿勢」を見ておきましょう。
- スマホを使うとき
- 座っているとき
- 立っているとき
- 歩くとき
これで、他人があなたを見る目が変わります。
1:スマホを使うとき
スマホを使うときは、この姿勢にしましょう。


チェックするのは、この5点。
- スマホと目線を合わせる
- 使っていない手で、ひじを支える(手の甲は上)
- スマホを持つ手は、腕と直線上に
- 深く座る
- 両足をつける
大事な点は、使わない手の位置です。スマホを持つ手を支えると、首や頭が前に出ませんよ。
2:座っているとき
では、座るときは、これです。


意識するのは、こちら
- パソコンなど使うとき、ひじも机に置く
- 深く座り、椅子の背もたれを使って、姿勢をよくする
- 両足を地面につける
足を組む・投げ出すと、体がゆがみ、不調にもつながります。
3:立っているとき
立つときはこちら。


- 「頭」「背中」「肩」「腰」「かかと」の5つを、壁につける
- 肩を、背中側に引き寄せる
- 体重は両足バランスよくかける
頭を、背骨の中心に乗せると、楽に立てますよ。
4:歩くとき
歩くときは、こちらです。


- 天井から引っ張られている感じで、上を意識する
- あごは引く
- 腕は力を抜いて、伸ばす
- お腹から出る
- 足の中心~かかとで着地
全てにおいて言えるのが、左右のバランス。ここを意識しましょう。
正しい姿勢は「アンチエイジング効果」がある
正しい姿勢はアンチエイジングの効果があります。なぜなら、腰が折れ曲がると、老人の印象を与えるから。どれだけ若くても、おじいちゃんやおばあちゃんと見間違えます。
姿勢を良くする5つの筋トレ
姿勢をよくするには、筋トレも必要です。なぜなら、筋肉が骨を支えるから。足が弱ると立てなくなり、車いす生活になりますよね。それと同じです。
ここで、次の5つをご紹介しましょう。
- ドローイン
- ロングブレス
- 腹筋
- ブリッジ
- スクワット
筋肉がつけば、細く引き締まりますよ。
1:ドローイン
ドローインとは、お腹をへこませて、息を吸い、さらにへこませて、息を吐き切る呼吸です。


インナーマッスルとは、体の内側にある筋肉のこと。ここを「腹横筋(ふくおうきん)」と言い、コルセットのような形をしています。

だから、上半身が支えられて、姿勢が良くなる。あなたにピッタリの筋トレです。
2:ロングブレス
ロングブレスとは、俳優の美木良介さんが開発した呼吸法。このやり方は「3秒かけて鼻から息を吸い、7秒かけて息を吐き切るもの」です。
これも腹横筋が鍛えられます。腰痛に悩んでいた美木さんが、色々試して編み出したもの。私もやっていますが、今まで腰で悩んだことがありません。
3:腹筋
腹筋も、体を支える筋肉を鍛えます。こちらはイメージしやすいですよね。
私がやっている「自分の体を使うトレーニング」から、ご紹介しましょう。
〇:流れを3コマで見る

- 座面を持って、体を安定させる
- ひざは引き寄せる


- 上半身は少し後ろに倒す
- 伸ばした足は、つま先まで伸ばす
〇:YouTubeで確認
4:ブリッジ

〇:流れを4コマで見る




〇:YouTubeで確認
5:スクワット

〇:流れを4コマで見る

- 腰に手を当てて、お尻・腰を支える



〇:YouTubeで確認

まとめ
姿勢を改善するには、次の3つが必要です。
- 凝り固まった筋肉をほぐす
- 正しい筋肉を付ける
- 正しい姿勢に必要なコツを知る
全て、ここに書いています。あとは、やるだけですよ。