「5日間で、簡単にやせたいな。」こう思う人は、本当に多いです。「できれば、簡単に早くやせたい」と思っているのでしょうね。
「でも、そんなダイエットないか。」とあきらめることも多いでしょう。変なダイエット食品を買うよりは、賢い判断です。
しかし、5日間で細くすることは可能です。「やせる」ではなく「細く」です。それが「むくみをとること」。むくみとは、「体のある部分に、水がたまってしまうこと」を言います。これを取れば、あなたは、細い体を手にします。
そこで、この方法をお話しましょう。まずは「有酸素運動」。なぜなら、血流(血液の流れ)がよくなり、たまった水分も一緒に流れるため。
さらに、ほかの4つの方法も説明しますね。
- マッサージ
- お風呂に入る
- 白湯(さゆ)、しょうがなどで体を温める
- 糖分、塩分をひかえる
これで、あなたは「細い体」になります。
でも、「体重が減らないと意味がない」という人もいるでしょう。それなら「食事制限」しかありません。なぜなら、脂肪を燃やすには、時間がなさすぎます。
ただし、これはリバウンドの危険が大きい。「たった5日間」と思うかもしれません。だけど「5日間も」あるのです。
そこで、脂肪を燃やす運動について、お話します。これこそ、あなたがすべき運動。必ずあなたは、納得するはずです。
つまり、この記事を読めば、リバウンドの危険がある「5日間ダイエット」が、「本物のダイエットへのスタート」になるのです。だから、絶対に読んでください。あなたの人生が輝いたものになるために。
5日間で細くなる有酸素運動
5日間で細くなるには、有酸素運動しかありません。なぜなら、血流がよくなって、たまった水分が抜けるからです。
ポイント:水分をきちんと取ること

まず、大事なことは、水分を、きちんと取りましょう。水分を取らないと、具合が悪くなることがあります。
確かに、この運動は「余計な水分を出す」ためにやっています。お腹や腕、足などの水分を無くすためですよね。
しかし、あなたが飲んだ水分が、またそこに戻るわけではありません。だから、安心して適切な量を取りましょう。(なお、飲みすぎは、むくみの原因になります。)
有酸素運動のおすすめ4つ
それでは、有酸素運動のおすすめを4つほど、お話しします。それがこれです。
- ウォーキング
- ジョギング
- 自転車
- 水泳

1:ウォーキング

ウォーキングは、腕を振って歩く運動です。とても簡単で、手軽に始められますよね。ポイントは次の3つです。
- 足は中心から着く
- 靴下を厚い生地のものにする
- 肩の力をぬく

これに気を付けると、運動の効果が、あなたの体となって現れますよ。
【ポイント1:足は中心から着く】

足は、中心から着くようにしましょう。かかとからでは、痛くなることがあります。それほど、着地の時は、大きな力が加わります。
痛いと、やるのも辛いですからね。
【ポイント2:靴下を、厚い生地のものにする】

靴下は、厚い生地のものにしましょう。これも足を守ることに、つながります。靴も、ウォーキング用のものが、いいですね。
【ポイント3:肩の力をぬく】

肩の力をぬきましょう。腕が振りやすくなります。どんな運動でも、力が入りすぎてはダメなのですね。
2:ジョギング

ジョギングは、よく行われる運動ですよね。こちらもポイントは2つあります。
- 着地はつま先から
- 呼吸は鼻から2回吸って、口から2回吐く

では、1つずつ見ていきましょう。
【ポイント1:着地はつま先から】

つま先から着地しましょう。これで痛みが出ません。

以前、かかとから着地して走ったのですが、痛くて、すぐにこの走り方に戻しました。
【ポイント2:呼吸は鼻から2回吸って、口から2回吐く】

呼吸は、鼻から2回吸いましょう。鼻呼吸で、体が丈夫になります。せっかく体を動かすのです。健康も手に入れたいですよね。
3:自転車

自転車もいい運動ですね。通勤や通学の中で、すぐにできます。ポイントは次の2つ。
- サドルは少し高めにする
- 軽いペダルで、回転を多くこぐ

いわゆるママチャリ(普通の自転車)でも大丈夫ですよ。
【コツ1:サドルは少し高めにする】

サドルは、少し高めにしましょう。前のめりの姿勢が、運動の効果を大きくします。

腕などの上半身が自然と使われて、体も温まりやすいです。
【コツ2:軽いペダルで、回転を多くこぐ】

軽いペダルでこぎましょう。ペダルが重いと、筋肉が太くなります。

誰も、足が太くなりたいって、思っていませんよね(笑)。
4:水泳

プールに通いやすいなら、水泳もいいですね。使うカロリーも多いですし、リフレッシュできます。
筋トレはダメ

筋トレはやめてください。筋肉に血液がたまって、逆に太くなります。この状態を「パンプアップ」と呼びます。例えば、ボディビルダーが、筋肉を大きく見せるために、これをします。

このことからも、効果がわかりますよね。
運動以外の4つの方法
むくみを取る方法は、運動のほかにも4つあります。それがこれです。
- マッサージ
- お風呂に入る
- 白湯(さゆ)、しょうがなどで体を温める
- 糖分、塩分をひかえる

先ほどの運動とあわせて、取り入れましょう。
たった5日間ですから、全部できますよ。
その1:マッサージ
マッサージは、たまった水分を、手で直接押し出します。このときのポイントは「体の中心に送る」ようにすること。


力を入れる必要はありません。血流をよくするために、行うのです。
その2:お風呂に入る

お風呂に入ることで、体温が上がり、血流がよくなりますよね。簡単ですから、ぜひ、やりましょう。

お風呂につかりながら、マッサージをすれば、一石二鳥です。
その3:白湯(さゆ)、しょうがなどで体を温める

白湯(さゆ:普通のお湯)や、しょうがなどで、体を温めましょう。これも、血流がよくなりますからね。簡単にできます。
その4:糖分、塩分をひかえる

糖分や塩分はひかえましょう。これが多いと、水分をため込んでしまいます。

こんな感じでイメージすると、わかりやすいですね↓↓

体重を減らすなら、食事制限もあり

「どうしても、体重を減らしたい」と思うなら、食事制限もありです。

しかし、わずか5日間。かなりきつい食事制限をしないと、意味がありません。
5日間ダイエットは、リバウンドの危険がある
このダイエットは、リバウンドの危険があります。それが、ダイエット中の「ストレス」と、終わったあとの「安心感」にあります。
ストレスが、食べ過ぎを起こす

ストレスがかかると、人は食べ過ぎます。例えば、論文でも、このように証明されています。
入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。

つまり、ストレスをコントロールすることが、大事なわけですね。
安心感が、食欲を起こす

ダイエットが終わると、安心しますよね。解放された気持ちから、食欲が出てきます。緊張した状態なら、食べたくありません。
例えば、たくさんの人の前で、重大な発表する直前に、ご飯は食べられないですよね。
しかし、終わったら、安心して「あ~、お腹すいた!」となります。

5日後に、あなたは「安心感」を手にする。だから、リバウンドしやすいのです。
本当のダイエットは、1か月はかかる
本当のダイエットは、1か月はかかります。その理由が、次の2つです。
- 筋肉がつくのは1か月後
- 脂肪が燃えるとわかるのは、1か月以上

脂肪と筋肉。これを変えるものが、本当のダイエットですよ。
筋肉がつくのは1か月後

筋肉がつくのは、1か月後です。なぜなら、論文で、筋肉を大きくするには、20日間以上必要だと言われているから。
トレーニング後20日をすぎると,絶対筋力の増加は少なくなるが,筋断面積が拡大されてくる。ゆえに, この時期の最大筋力の増加は筋肥大によるものと考えられる。
最大筋力はトレーニング初期に急増するが, この時期にトレーニングを止めてしまうと,筋力衰えも速いといわれている。筋力増強効果を持続させるには,20日間以上のトレーニングにより,筋肥大まで到達させる必要があるといえる。

20日以上と書いていますが、人によって違いますよね。トレーニングや、個人差があります。
となると、1か月は見るべきですね。
脂肪が燃えるとわかるのは、1か月以上

脂肪が燃えるとわかるのは、1か月以上かかります。たとえば、脂肪1キロ無くなれば、あなたも「あれ? やせた?」と感じるはずです。
そこで、どれくらいの運動が必要なのか、計算してみましょう。
まず脂肪1g=7.2kcalになります。
(本来は9kcalですが、水分が抜けてこの数字になります。)
つまり、脂肪1kg=7,200kcalとなるのです。
これを使うためには、140~150kmのランニングが必要です。
140km÷30日=1日に4~5キロ走る!!

計算して、ビックリした人も多かったはず。これくらい走る必要があるんですね。
脂肪を使う2つの運動
本当のダイエットは脂肪を燃やします。その脂肪を燃やすホルモンを、まずはお話しましょう。
脂肪を燃やすホルモン

脂肪を燃やすホルモンは、カテコールアミンです。このカテコールアミンとは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つを、あわせていったものです。
これが脂肪を燃やすと、論文で記載があります。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである

そして、このホルモンを出すのが、「有酸素運動」「全力の運動」なのです。
その1:有酸素運動

有酸素運動では、このように証明されています。
また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
その2:全力の運動

さらに、全力の運動では、このように言われています。
血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して
スポーツをして、興奮すると「アドレナリンが出てきた!」と叫ぶことがあります。これも、科学的に証明されているわけですね。
「朝の有酸素運動+HIIT(読み方:ヒット)」をおススメします
私は176cm、65kgの体型を、15歳から、25年間続けています。そのコツが、この運動です。
有酸素運動(20分)
(そのあと)
全力運動(15秒~1分)
休憩 (30秒~2分)
これを4~8回繰り返す

これを私は、週に2回、10年以上行っています。これが本当のダイエットなのです。
まとめ
本当のダイエットは、人生を変えます。私は、小学校時代、デブで、マット運動ができませんでした。身体測定がほんとにイヤで、その日まで何も食べないダイエットを、よくしていました。でも、やはりデブのままだったのです。
しかし、ダイエットが、私を変えたのです。女子とも話せなかったのに、気が付けば、ほかの学校まで、名前が知られるくらいになりました。もちろん、彼女もできましたね。このように、細く引き締まった体は、私の人生を変えたのです。
ダイエットは人生を変えます。
そんなダイエットを、あなたにもしてほしい。そのスタートが「たった5日間」からでもいいと、私は思います。なぜなら、あなたは、この記事を最後まで読んだから。そして、本当にやせる運動を知ったからです。
さあ、始めましょう。本当に必要な運動を。5日間だけと思ったものが、一生変わるダイエットになりますよ。
では、1つずつ見ていきましょう。