「ブリッジと腕立て伏せって、具体的に違うところを知りたいな?」と思っているあなた。
次の3点で比べます。
- 体勢
- 柔軟性が必要か
- 鍛える筋肉
さらに「出来ない」「やりにくい場合」それぞれのトレーニングをご紹介。これで、やりたくてウズウズするはず。さあ、早速見てみましょう。
ブリッジと腕立て伏せの比較 3点
ブリッジと腕立て伏せの比較を、次の3点で見ていきましょう。
- 体勢
- 柔軟性が必要か
- 鍛える場所
早速、見ていきます。
1:体勢
まずは体勢。もう見たままですね。


- 腕立て伏せは「お腹が下、背中が上」
- ブリッジは「お腹が上、背中が下」
になります。
2:柔軟性が必要か
「1」と関係しますが、ブリッジには、背中、腰の柔らかさが必要です。


3:鍛える筋肉
鍛える筋肉も「微妙」に、違いますね、
その1:共通する4つの筋肉

まずは、共通する4つの筋肉が鍛えられます。
①:三角筋(さんかくきん)

②;僧帽筋(そうぼうきん)

③:大円筋(だいえんきん)

④:上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)

その2:腕立て伏せは「腕の広げ方」で、違う筋肉が成長する

腕立て伏せは
- 「腕を閉じた場合」
- 「腕を広げた場合」
で、使う筋肉が違います。
腕を閉じた場合…広背筋(こうはいきん)

腕を広げた場合…大胸筋(だいきょうきん)

その3:ブリッジは、下半身がさらに鍛えられる

ブリッジは、基本のほかに、次の4つの筋肉が鍛えられます。
①:ハムストリング

②:大殿筋(だいでんきん)

③:脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

④:ヒラメ筋

絵で確認すると、わかりやすいですね。
「やりにくい」「できない」場合にやるトレーニング
実際にやっても「やりにくい」「できない」場合もあるでしょう。その時は、次のトレーニングが必要です。
1-1:仰向けになり、膝を立てて行う
1-2:手をついて、体をまっすぐに
1-3:「ひざの高さほどの台」や「階段」などを使ったもの
2-1:壁に手をついて
2-2:テーブルや階段に手をついて
2-3:ひざをついて
こちらも、絵で見ながら確認できます。
1:ブリッジ
最初から「いきなり」はかなり難しいでしょう。次の2つのトレーニングから始めてもOKです。
1-1:仰向けになり、膝を立てて行う
〇:流れを4コマで見る

- 仰向けになって、ひざを立てる
- ひざは90度
- 手は前で組む

- 腰を上げる
- 足はつけたまま
- 2秒かけて、上げる
- 息を吐きながら

- ひざ、腰、肩を一直線に
- 1秒キープ

- 2秒かけて、Aに戻る
- 息を吸いながら

動画でも確認しましょう。
〇:YouTubeで確認

次の3ステップで行えば、目標にもなって、やりやすいです。
- 10回×1セット
- 25回×2セット
- 50回×3セット

あなたの前に「道」ができたはずです。
1-2:手をついて、体をまっすぐに
〇:流れを4コマで見る

- 体を直角に
- 手の指は体に向ける
- かかとをつける
- 足はまっすぐ

- 腰を上げる
- 2秒かける
- 息を吐きながら

- このまま1秒キープ
- 胸、お腹、足は一直線に

- 2秒かけて、Aに戻る
- 息を吸いながら
〇:YouTubeで確認
- 10回×1セット
- 20回×2セット
- 40回×3セット

ここまで来たら、かなり出来る感覚がありますね。
1-3:「ひざの高さほどの台」や「階段」を使ったもの
〇:流れを4コマで見る

- 「ひざの高さほどの台」に頭と手を乗せる
- 1秒キープ

- 腰を上げて、腕を伸ばす
- 息を吐きながら
- 2秒かける

- 背中を曲げて、腰を浮かす
- 1秒キープする

- 腰を落としながら、Aに戻る
- 息は吸いながら
- 2秒かける
〇:YouTubeで確認
- 8回×1セット
- 15回×2セット
- 30回×3セット

必要な筋肉が鍛えられますよ。
2:腕立て伏せ

腕立て伏せも正しいフォームを、体に覚えさせましょう。
2-1:壁に手をついて
〇:流れを4コマで見る

- 手は胸の下あたり
- わきをしめて

- 2秒かけて、体を下ろす
- 息を吸いながら

- 1秒キープ
- おでこが壁に触れるくらい

- 2秒かけて、Aに戻す
- 息は吐きながら
〇:YouTubeで確認

わきの締め方と、肩の引き寄せは、下の絵で確認しましょう。
〇:手は胸の下

〇:背中を引き寄せる

肩の引き寄せは、肩甲骨(けんこうこつ)を意識してください。

さらに、姿勢は正しく、ひじは動かざないこと。
〇:姿勢は正しく

〇:ひじは動かさない


こちらも回数をお伝えしますね。
- 10回×1セット
- 25回×2セット
- 50回×3セット
2-2:テーブルや階段に手をついて
テーブルや階段に手をつくのもいいですね。手をつく高さを調整すれば、負荷も変えられます。
〇:流れを4コマで見る

- 体の角度は45度くらいにする
- まず1秒キープ

- わきを締める
- 2秒かけて、体を下ろす
- 息は吸いながら

- 胸が軽く触れるほど
- このまま1秒キープ

- 息を吐きながら
- 2秒かけて、Aに戻る
〇:YouTubeで確認
- 10回×1セット
- 25回×2セット
- 40回×3セット

階段の段数で、負荷の調整が出来ます。


これなら、やりやすいですよね。
2-3:ひざをついて
ひざをついて行えば、腕立て伏せのイメージがよりつきます。
〇:流れを4コマで見る

- ひざをつける
(ひざのつく場所で、負荷の調整ができます)
- 1秒キープ

- 息を吸いながら
- 2秒かけて、体を落とす

- 胸は、床と拳1つ分の高さまで
- 1秒キープする

- 息を吐きながら、体を上げる
- 2秒かけて、Aに戻る
〇:YouTubeで確認
- 10回×1セット
- 15回×2セット
- 30回×3セット

これで、腕立て伏せは必ずできますよ。
プラスするなら、スクワット
腕立て伏せとブリッジに追加するなら、スクワットがおすすめですね。下半身も鍛えましょう。次の2つをご紹介します。
- 足の半分だけ、下す
- 体を全部、下す
これで、体はより変化していきますよ。
1:足の半分だけ、下す
〇:流れを4コマで見る

- 足を肩幅に広げる

- 息は吸いながら
- 2秒かけて、体を落とす

- 太ももと地面が平行
- かかとは、地面につけたまま
- 1秒キープする

- 息を吐きながら
- 2秒かけて、Aに戻る
〇:YouTubeで確認
2:体を全部、下す
〇:流れを4コマで見る

- 足を肩幅に広げる

- 息は吸いながら
- 2秒かけて、体を落とす

- 太ももと、ふくらはぎをくっつくほど、体を落とす
- かかとは地面につけたまま
- 1秒キープ

- 息は吐きながら
- 2秒かけて、体を上げる
〇:YouTubeで確認

これで、完璧ですよ。
まとめ
腕立て伏せも、ブリッジもいいトレーニング。私も両方、取り入れています。しっかりしたフォームなら、体は確実に変わる。実際に、私も変化しています。


さあ、あとはあなた試合ですね。
腕立て伏せには、いりませんからね。