「腕立て伏せの出来る方法って、ないかな?」と悩んでいるあなた。

1:「1回あたり6秒」の使い方を確認
2:姿勢をよくする
3:ひじが動く
4:手は胸の下あたり、わきをしめる
5:肩を引き寄せる
6:反動をつける、ひじをカチッとしない
1-1:フロントブリッジ
1-2:壁に手をついて
2:机や階段に手をついて
3:ひざをついて
4:半分だけ下げて
もし出来ないなら「ダイエットが必要」か「ケガ」のどちらかですね。ここも、説明しましょう。あなたの未来は明るくなります。さあ、早速見ていきましょう。
正しいフォーム 6つのポイント
正しいフォームで行うと、筋肉に大きな負荷がかかります。例えば、私はボクシング歴10年ですが、この腕立て伏せ20回で、辛くなりました。



では、正しいフォームをご紹介しましょう。
1:「1回あたり6秒」の使い方を確認

①:2秒で体を下す

②:1秒、その体制でキープする

③:2秒で体を上げる

④:1秒、その体制でキープする

2:姿勢をよくする
体はまっすぐにしましょう。


「肩から」「腰から」上げる人が多い。これだと負担が逃げますよ。
「肩から」上げる

「腰から」上げる

3:ひじが動く


ひじも動かすと、負担が逃げます。

4:手は胸の下あたり、わきをしめる
手は胸の下の高さです。これが意外と大事。負荷が大きく感じます。

5:肩を引き寄せる
肩を引き寄せると、わきが締まります、こうすると「腕」「背中」に大きな刺激がいきます。肩の引き寄せは「肩甲骨(けんこうこつ)」の意識ですよ。
【背中を引き寄せる】

【肩甲骨(けんこうこつ)を意識】

6:反動をつける、ひじをカチッとしない
【反動をつけると】

【ひじがカチッと伸ばすと】

反動を付けると、簡単に体が上がります。しかも、ひじもカチッとするので、負担がかかる。筋肉に刺激を与えず、ケガもしやすい。

悪いことばかりになります。
腕立て伏せができる「4ステップ」
腕立て伏せが出来る階段は、次の4ステップ、5種類のトレーニングです。
1-1:フロントブリッジ
1-2:壁に手をついて
2:机や階段に手をついて
3:ひざをついて
4:半分だけ下げて

1-1:フロントブリッジ
フロントブリッジは「綺麗にする姿勢」をするトレーニングです。
【横から見たら】

【前から見たら】

- まずは「30秒」
- その後「45秒」
- さらに「60秒」に伸ばす
1-2:壁に手をついて
それでは、壁に手をついて。やり方はこちらです。
〇:流れを4コマで見る



- おでこと壁が触れるくらい



はい、目安は、こちらです。
- 10回×1セット
- 25回×2セット
- 50回×3セット

これが出来れば、次の「2」に行きましょう。
2:机や階段に手をついて

- 体と床は45度くらい
(この角度で、負担の調整ができます)


- 胸が軽く触れるくらい

- 10回×1セット
- 25回×2セット
- 40回×3セット
3:ひざをついて
ひざをついての腕立て伏せはこちらです。



- 胸が床に触れない程度まで、落とす

- 10回×1セット
- 15回×2セット
- 30回×3セット

どんどん、普通の腕立て伏せに近づいていますね。
4:半分だけ下げて
すぐに行きたいですが、半分だけ下げる腕立て伏せにしましょう。これで、感覚がつかめます。
〇:流れを4コマで見る



- 「腕の半分の高さ」まで、下ろす

- 8回×1セット
- 12回×2セット
- 25回×2セット

ここまで出来れば、もう大丈夫ですね。
出来ないと、ダイエットの必要がある
この順番でも出来ないなら、ダイエットの必要があります。なぜなら腕立て伏せを含む自重(じじゅう:自分の体重を使う)トレーニングは、体の重さが負荷だから。
BMIで、あなたの肥満度をチェックする
そこで、あなたの肥満度をチェックしましょう。BMIという体重と身長を使った数字で、わかります。
BMI=【体重(kg)】÷【身長(m)の2乗】
BMIの数値 体型 18.5未満 低体重 18.5≦(あなたのBMI)<25 標準体重 25≦(あなたのBMI)<30 肥満度1 30≦(あなたのBMI)<35 肥満度2 35≦(あなたのBMI)<40 肥満度3 40以上 肥満度4

「全ての人にダイエットが必要」ではありません。例えば、標準体重ギリギリであれば、先ほどのステップで大丈夫です。こちらに、数字を載せておきます。
身長 | BMI=25(標準体重ギリギリ) |
155cm | 60.1kg |
160cm | 64.0kg |
165cm | 68.1kg |
170cm | 72.3kg |
175cm | 76.6kg |
180cm | 81.0kg |
もし必要なら、ダイエットをしましょう。私がすべてをかけて書いた記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
関節が痛いなら、ケガの可能性もある


それなら、ケガの可能性がありますね。
靭帯(じんたい)や腱(けん)は、長い期間の休みが必要
ひじなどの関節には、靭帯や腱があります。
- 靭帯…骨と骨をつなぐもの
- 腱…骨と筋肉をつなぐもの
この2つは血液が通っていないので、治るのに長い時間かかります。

まとめ
腕立て伏せができる方法は、簡単です。私自身がやって、出来るようになりましたからね。あとは、あなたの行動だけです。これはダイエットも同じですよ。ぜひ、一緒にトレーニングしましょう。