「腕立て伏せを効率よくやって、筋肉を付けたいな」と思っているあなた。
ポイントを5つ、ご紹介しましょう。
- 筋肉に最大限の刺激を与える「正しいフォーム」
- 回数は8~12回で限界
- オールアウトまで追い込む
- 3セット、インターバルは45秒まで
- 週に2~3回
さらに、食事も見直して、コスパ(小さな投資で大きな効果を得ること)を良くしましょう。
最後に「効率」そのものを考えます。
つまり、あなたが付けた筋肉は、筋トレしないと、すぐに落ちます。これで、道が開ける。早速始めましょう。 効率よく鍛えるポイントは、次の5つです。 それでは、1つずつ見ていきましょう。 正しいフォームで行うと、筋肉に「最大限の刺激」を与えられます。そのコツは、次の7つです。 その1:1回あたり「6秒」をかける これで、今までのとは、全く違います。 まずは、1回あたりの時間の使い方。6秒の中身を絵で確認しましょう。 ①:体を下すのに「2秒」 ②:キープするのに「1秒」 ③:体を上げるのに「2秒」 ④:キープするのに「1秒」 体は姿勢よく、上下させましょう。 「上半身だけ」「下半身だけ」先に動かすと、負担が逃げます。 〇:上半身から動かす 〇:下半身から動かす 後半になると、この姿勢になりやすいですね。 手は胸の下に置きます。これで、腕に大きな刺激がいきます。 肩を引き寄せると、背中・二の腕に大きな刺激を与えられます。 肩甲骨(けんこうこつ)を意識しましょう。 反動を使うと、簡単にできます。だから、筋肉が鍛えられません。大事なのは「筋肉に与える刺激の大きさ」。「体を持ち上げる」だけでは、意味がないのです。 ひじが動いても、楽にできます。実際にやっている人も多いですね。 ひじをカチッと伸ばすのも、大きな負担をかけます。 ひじには、腱(けん)靭帯(じんたい)があります。 これらは、血管が通っていません。だから、血液で栄養を与えられないため、治るのに時間がかかるのです。 回数は「8~12回」で限界を迎えましょう。これで、筋肉が「大きく強く」なります。 先ほどの話と関係しますが、オールアウトまで追い込みましょう。オールアウトとは「これ以上無理」となるまで追い込むこと。これで、筋肉の繊維(筋繊維:きんせんい)がより切れて、成長します。 限界を迎える回数を「3セット」行いましょう。その間の休憩(インターバル)は45秒以内にすると、より効果的に筋肉が刺激されます。 このメニューを週に2~3回行います。筋肉の成長には「休息」も必要。腕の回復には2日、背中や胸は大きいので3日かかると言われています。これを「1つの目安」にしましょう。 筋肉の成長には、食事も大事です。なぜなら、材料がないと、筋肉が作られないから。 まず、タンパク質を多めに取りましょう。これで回復が早くなり、トレーニングも自然と多くできます。 プロテインとは「粉上のタンパク質で、水などに溶かして飲むもの」。これなら、手軽で簡単にタンパク質を取れます。ただ、腕立て伏せのような自重(じじゅう:自分の体重を使う)トレーニングは、負荷も大きくありません。 食事は、バランスが最も大事です。なぜなら、骨も、肌も、歯も、爪も作り変えて生きており、その材料が毎日必要だから。つまり、バランスよく栄養を取れば、体は満足する。この基本を、意識しましょう。 そして、糖質を取ると、筋肉はつきやすいです。なぜなら、筋肉を作るのに、エネルギーが必要だから。つまり、糖質制限(とうしつせいげん)をすると、筋肉はつきにくいのです。 もちろん、取りすぎると脂肪に変わります。先ほどもお話しした「栄養バランス」が大事ですよ。 私は15歳から25年以上、176㎝、65kgの体型を維持している42歳です。そして、もうずっと運動しています。腰の痛みもなく、健康そのもの。 筋肉は「やればつく」「やらないと落ちる」のです。つまり、あなたが、短時間で、筋肉を付けても、トレーニングを止めれば、確実に落ちます。 だから「継続こそ、最も効率がいい」のです。 つまり、止めたら、今までの時間、労力が無駄になる。ここが最も大事な点です。 効率いいトレーニングを目指すと、あなたの体が変わっていきます。そして、長く続けましょう。腕立て伏せで全力を出すと、スッキリします。ストレス解消にもなり、健康面も改善する。つまり、やったもの勝ちです。さあ、今すぐ始めましょう。効率よく鍛える5つのポイント
1:筋肉に最大限の刺激を与える「正しいフォーム」7つのコツ
その2:体はまっすぐにする
その3:手は胸の下
その4:肩を引き寄せる
その5:反動をつけない
その6:ひじを動かない
その7:ひじをカチッと伸ばさないその1:1回あたり「6秒」をかける
その2:体はまっすぐにする
その3:手は胸の下
その4:肩を引き寄せる
その5:反動をつけない
その6:ひじが動かない
その7:ひじをカチッと伸ばさない
2:回数は8~12回で限界
3:オールアウトまで追い込む
繊維が切れると、回復する際、トレーニング前よりも大きくします。これが「超回復(ちょうかいふく)」です。4:3セット、インターバルは45秒まで
5:週に2~3回
食事の大事さ
タンパク質を多めに取る
食事のバランスが最も大事
糖質を取ると、筋肉はつきやすい
長く続けるのが、結局効率がいい
筋肉は「やればつく」「やらないと落ちる」
1年間やっても、止めるなら、意味がない
まとめ
「長く続けること」が「最も効率がいい」ですね。なぜなら、筋肉は「やればつく」し「サボれば落ちる」から。