「胸筋を作るために、プッシュアップバーを使おうかな」と腕立て伏せが終わった今、思っていました?

- 手は横向き
- 胸は大きく広げる
さらに、プッシュアップバーの種類を考えましょう。「床につく面(接地面:せっちめん)」と「持ち手」で考えます。そして、胸を鍛える自重トレーニングをご紹介。腕立て伏せだけではありませんよ。
最後に、胸板ができた効果、カッコいい体について、解説します。これで、あなたは確実に満足する。さあ、早速始めましょう。
胸に効くプッシュアップバーの使い方 2つ
胸にきくプッシュアップバーの使い方は、こちらです。
- 手は横向き
- 腕は大きく広げる
では、1つずつ確認しましょう。
1:手は横向き

手は横向きにしましょう。スポーツジムでバーベルを持ち上げるようにするのです。

これで、体を深く沈むことができます。
2:腕は大きく広げる

腕を大きく広げると、胸が鍛えられます。ちなみに、閉じると、背中や腕に負荷がかかるのです。
「使った場合」と「そうでない場合」を絵で比較
プッシュアップバーを「使った場合」と「そうでない場合」を比較しましょう。
1:構えたとき
「使った場合」

「そうでない場合」

2:下ろしたとき
「使った場合」

「そうでない場合」


体を深く下ろすので、効果が高いです。私も使っていますが、筋肉に大きな刺激があって、驚きました。ぜひ、おススメします。
プッシュアップバーの設置する部分を考える
プッシュアップバーの接地面について、次の3つで考えましょう。
- 棒の形
- 円
- 張り付くもの
これでイメージしやすくなります。
1:棒の形

棒の形は、3つの中で設置する面が最も小さいです。ただ、滑り止めがあれば、問題ありません。安いものが多いので、私も使っています。

2:円の形の物

円の形なら、接地面が大きいので、より安全です。
3:床に張り付くもの

床に張り付くものなら、かなり安定します。フローリングなら、これが1番ですね。ただ、値段は5,000円ほどします。
「棒の形」+「円で張り付く」の組み合わせもある
「棒の形」と「円で張り付く」の組み合わせもあります。

2,000円ほどで買えますよ。
やる場所も大事
やる場所も大事です。「フローリング」と「カーペット」では、全く違いますよね。
例えば、床に張り付くタイプでも、カーペットが動けば意味がありません。床に設置する面積が少なくても、フローリングで、なおかつ滑り止めがあれば、安全ですよね。

胸筋を鍛える5つの自重トレーニング
プッシュアップバーだけでは、筋トレの種類が少ない。そこで、胸筋を鍛える自重トレーニングを、5個確認しましょう。
1:タオルを使って、腕を開いたり閉じたりするもの
2:手を4時と8時に向けて、少し下にした腕立て伏せ
3:前後に体を回す腕立て伏せ
4:左右に体を回す腕立て伏せ
5:腕を閉じた腕立て伏せ
こちらも、絵で確認していきますよ。
1:タオルを使って、腕を開いたり閉じたりするもの

〇:流れを4コマで見る

- タオルを腕の下に敷く
- 肘の角度は床に対して90度

- 両腕を広げる
- 体はまっすぐにしたまま、下ろす

- 体は浮かせたまま

- 腕を閉じて、体を上げる

【最初の姿勢(A)を横から見ると】

【体を落とした姿勢(C)を横から見ると】


2:手を時計の「4時」と「8時」に向けた腕立て伏せ

〇:手の向きを絵で確認する

- 右手は「4時」の方向
- 左手は「8時」の方向
- 手はお腹のあたり
- 腕は肩幅より、少し広げる
〇:流れを4コマで見る

- 手は先ほど置いた位置
- 腕も少し後ろ気味
- 1秒止まる

- 体は一直線のまま
- 2秒かけて、下ろす

- 体と床の間は、拳1つ分
- 1秒、キープする

- 体をそのままの姿勢で
- 2秒かけてあげる

3:前後に体を回す腕立て伏せ

〇:流れを4コマで見る

- 腰を上げる
- 手は肩幅に広げ、胸の下あたり
- 1秒キープする

- 頭のほうに下げる
- 2秒かけて、下ろす

- 前の方に向けて、体を下ろす
- 拳1つ分、床からの位置で、1秒キープ

- そのまま、体を後ろに行くように上げる
- 2秒かけて「A」に戻る

4:左右に体を回す腕立て伏せ

〇:流れを4コマで見る


- 腕は肩幅より、少し広げる
- 1秒とまる

- 左に体を回す
- 2秒かけて動く

- 拳1コ分、床から上げたところで、止まる
- 1秒キープする

- 右に動かしながら、体を上げる
- 2秒かけて「A」に上げる


- 腕は肩幅より、少し広げる
- 1秒とまる

- 右に体を回す
- 2秒かけて動く

- 拳1コ分、床から上げたところで、止まる
- 1秒キープする

- 左に動かしながら、体を上げる
- 2秒かけて「A」に上げる
5:腕を閉じた腕立て伏せ

〇:手の置き方

- 親指が触れるくらい
- 辛ければ、手の間を広げて調整する
〇:流れを横・前から、2コマで見る
【横から見ると】

- 手の置く場所は、胸より少し下

- わきを必ず締める

【前から見ると】



胸の自重トレーニングは、腕立て伏せっぽいのが多い




胸の筋肉は大きいため、効きづらい
実は、胸の筋肉は自重トレーニングで、効きづらいです。なぜなら、大きいから。腕立て伏せは「体重の60~80%ほど」が、負荷となります。しかも、腕も使うので、胸に効くのは、明らかにそれ以下。

先ほどのトレーニングだけだと、腕が先に疲れてしまう。そこが、ちょっと悩むところですね。
ダンベルを使ったトレーニング
プッシュアップバーを揃えたなら、次はダンベルを考えますよね。ダンベルとは、このようなものです。

そこで、この2つのトレーニングをお話ししましょう。
- ベンチに仰向けになり、バーベルを床に対して垂直に上げる
- ベンチに仰向けになり、腕を広げたのを閉じながら、上げる
この前に、基本を確認です。
その0:まずは基本の姿勢を、絵で確認する
まずは、ベンチで仰向けになる姿勢を、絵で確認しましょう。
〇:上から見た絵

〇:横から見た絵

- ひざから下は、ベンチにのせず、足を床につける
- 頭から、ひざまではベンチに仰向けになる
- 肩から腕は、ベンチの外にする

その1:ベンチに仰向けになり、バーベルを床に対して垂直に上げる
まず垂直の上げ方です。

- わきを締める
- 床に対して垂直に上げる
- 上げる時は2秒、そこで1秒キープ
- 上げる時は、息を吐く
- 下ろす時も2秒、そしてまた1秒キープ
- 下ろす時は、息を吸う
その2:ベンチに仰向けになり、腕を広げたのを閉じながら、上げる
続いて、腕の広げる、閉じるの動きです。

- 腕は、ベンチと平行にして、前の腕部分だけ垂直にする
- 腕を閉じるように上げる
- 上げる時は2秒、そこで1秒キープ
- 上げる時は、息を吐く
- 下ろす時も2秒、そしてまた1秒キープ
- 下ろす時は、息を吸う

ダンベルを選ぶポイント

負荷が足りなくても、追加できるし、他のトレーニングにも利用できます。
- ネジのようにクルクル回すタイプ
- クリップのように止めるタイプ
の2つですが、しっかり止められることが大事です。ケガの予防にもつながりますね。
「個人差」はありますが、最初なら出費は抑えたいですよね。
ダンベル自体固いと、床が傷つきます。引っ越しの時に、修理のお金を請求されるかもしれません。
さらに、自分の家でも、家族から白い目で見られますからね。
バーベルのように、1つになるのもいいですよね。形が変われば、コスパ(安い値段で、大きな効果が得られること)も高くなります。
おススメは次の2つ
ぜひ、参考にしてください。
厚い胸板の効果
最後に、厚い胸板の効果を確認しましょう。
カッコいい体になる
胸板が厚いとカッコいいですよね。がっしりした体格は、頼りがいがあり、たくましい印象を与えます。
痩せマッチョなら、体の裏側を鍛える
実は、痩せマッチョになりたいなら、体の裏側を鍛えることが効果的です。つまり、背中、胸の逆となります。
普通の腕立て伏せが、背中を鍛える
そして、ここを鍛えられるのが、普通の腕立て伏せです。

背中と二の腕が鍛えられるので、細く引き締まるのです。

まとめ
厚い胸板は確かに魅力があります。自重トレーニングである程度、鍛えたら、ジムなどのトレーニングに切り替えるのもアリですね。
ただ、あなたの理想の体型を、もう1度確認しましょう。トレーニングはそこから考えても、決して遅くはありませんよ。