「ダイエットするときの運動って、何分くらいやればいいのかな?」これは、やせたい人、みんな悩むことですよね。どれくらい運動したらいいのか、目安があれば安心します。
そこで、私がおすすめする「朝の24分で行う運動の形」を、ご紹介します。
(朝食前に行う)
有酸素運動(20分)
(そのあと)
【HIIT】(合計4分)
全力運動(15秒)
休憩 (45秒)
これを4回繰り返す
この運動が、ダイエットに効く理由も、3つお話ししましょう。
- 脂肪を燃やす運動の組み合わせ
- カロリーを使う体を、朝から作り出す
- 短く、続きやすい
これを知れば、必ず「1つの目安」になります。
また、運動しても、やせなくなった人のために、メニューの見直し方も2つ、ご紹介します。
- 全力運動をプラスする
- 運動メニューを違うものにしてみる
これで、脂肪が燃えるスイッチが入ります。
また、ダイエットに必要な運動は、続くこと。そのために必要な条件をまとめました。
- 楽しい
- ストレス解消
- 健康
- 負担が少ない
太る人は、運動していません。リバウンドする人は、運動を止めてしまいます。だから、続く運動こそ、1番大事なのです。
つまり「何分やればいいのかな」という不安がなくなり「脂肪が使われる仕組み」と「ずっと続けられる運動」を、あなたは手に入れます。これこそ、本当のダイエット。
さあ、さっそく読み進めてください。時間を気にしていたあなたが、まるで別人のように変わっていきますよ。
私がおすすめする「朝の24分運動」の形

私がおすすめする運動の形、それがこれです。
(朝食前に行う)
有酸素運動(20分)
(そのあと)
【HIIT】(合計4分)
全力運動(15秒)
休憩 (45秒)
これを4回繰り返す
この形にある「HIIT」とは「数十秒の【全力運動】と【休憩】を、4~8回繰り返すこと」を言います。

おススメする3つの理由
これをおススメする理由が、次の3つ。
- 脂肪を燃やす運動の組み合わせ
- カロリーを使う体を、朝から作り上げる
- 短く、続きやすい
では、さっそく見ていきましょう。
1:脂肪を燃やす運動の組み合わせ

脂肪を燃やすには、カテコールアミンというホルモンが必要です。これは論文で証明されています。
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
カテコールアミンとは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つをまとめたもの。そして、このホルモンを出す運動が、まさに「有酸素運動」と「全力運動」です。これも、論文で、証明されています。
〇 有酸素運動

また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.
〇 全力運動

血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して

だから、私はこの運動の組み合わせを、おススメするわけです。
2:カロリーを使う体を、朝から作り上げる

全力を出すと、息が切れます。これが、カロリーを使う体になる合図。
息が切れることは、酸素が体に足りていない状態。そこで、運動した後に、この足りなかった分の酸素を、多く取り込みます。
これが、カロリーを使う合図。酸素が多いと、使うエネルギーも大きくなりますからね。これは論文でも、きちんと書かれています。
運動後の酸素消費量が安静値へ回復しても肺胞でのや酸素消費量は有意に上昇した状態が続いていた.このことは,運動後に長時間に渡って観察される全身レベルでの酸素消費量の増大は、活動筋以外の組織でのエネルギ消費の亢進,例えば換気や心筋活動の増大,肝臓での糖新生などに起因している可能性を示唆している.
だから、この体を朝に作り上げるのです。昨日と同じ今日が「やせやすい1日」に変わるのです。
3:短く、続きやすい

この運動はたった24分。しかも、全力を出す時間はわずか1分です。負担が少ないから、続きやすい。
私も、この運動を、10年以上続けています。だから、176cm、65kgの体型を、25年間、15歳から40歳の今まで続けていられるのです。
週に2回でOK
この運動は、週に2回以上行いましょう。私も平日1回、休日に1回行っています。これなら、急な予定の変更にも対応できます。

家事、子育て、仕事など、忙しいですからね。
まずは、このペースから始めてみてもイイかなと思いますよ。
運動してもやせないなら、見直す2つのポイント
運動してもやせないなら、見直すポイントが2つあります。
- 全力運動をプラスする
- 運動メニューを違うものにしてみる
さあ、さっそく見ていきましょう。
ポイント1:全力運動をプラスする

全力運動をプラスしましょう。私のメニューと同じように、HIITを使ってみるのです。アドレナリンが出て、脂肪を燃やす力が増えます。

ぜひ、試してみましょう。
ポイント2:運動メニューを違うものにしてみる

運動メニューを違うものにするのも、アドレナリンが出ます。まったく違った変化が、体に新しい刺激を与えるのです。
走っているのに、お腹がボコッと出た人を見たことあるでしょう。そのような人に、特におススメしたいですね。
ダイエットに必要な続く運動
ダイエットに必要な運動は、続くこと。これだけです。太っている人、リバウンドする人は、運動していません。だから、太ったままなのです。続く運動をしましょう。
続く運動の4つの条件
そこで、続く運動の条件を4つにまとめました。
- 楽しい
- ストレス解消
- 健康に効果がある
- 負担が少ない
これが分かれば、あなたも「こういうものを選ぶべきなんだ」と納得しますよ。
1:楽しい

楽しいと、運動は続きます。私も走ることが楽しいです。朝日を浴びながら走ると「きれいだな」って思いながら、力がみなぎるのを感じます。
こうなると、やめる理由など、無くなりますね。
2:ストレス解消

ストレス解消になる運動は、続きます。ストレスをためておきたい人なんて、いませんからね。私はこういったメニューもやっています。
①シャドーボクシング 18分
(3分×6回)
②ダッシュ 15秒
休憩 45秒
②を4回繰り返す
このシャドーボクシングは、ボクシングの練習メニューです。
これをすると、スッキリします。

実際に、拳を出す、殴る動きをすると、やはり「スカッ」としますね。
3:健康に効果がある

健康に効果があると、続きます。
私は20歳からボクシングを10年やっていました。その始めたきっかけが、この健康です。1週間に3回風邪を引き「こんな状態で会社勤めなんてできない」と思っていた私が始めたのが、ボクシングだったのです。
そこで鼻呼吸を身に着け、今では、インフルエンザの予防接種だけ病院に行くという、健康な体を手に入れたのです。

あの体が弱かったころに、戻りたくない。だから、続けようと思えるのです。
4:負担が少ない

負担が少ないと、続きます。誰も、つらく、苦しいものはやりたくありません。
その点、先ほどの運動なら、1回24分。「1週間で、たった48分間」でいいわけです。これなら、続きますよね。
まとめ
私は30代に、子育て、仕事、家事などいろいろありました。このため、1週間に50分作り出すことが、精一杯だったのです。
そこで、ストレス解消になり、楽しく、そして、自分の健康のためになる運動を、色々、試した結果、この形になりました。
そして、ただ、やり続けたのです。これこそ、本当に大事なこと。
続く運動こそ、ダイエットに1番効果があるものです。だから、あなたもこれを基準にしてください。
運動が続くから、引き締まった体が手にできる。それもずっと。
その運動の仕方がわかりました。あとは、あなたが実際にやること。これだけです。さあ、今すぐ始めましょう。何分ではなく、ずっとできる、本当の運動を。
ここでは、24分に収めるために、4回にしています。