即効で細く!5つの運動から、本当のダイエットをスタート!

男性 道路にいる姿

「早くやせる方法ないかな」と考えてしまうこと、多いですよね。つらいダイエットなんて、長くできない。手軽に、早くやせたいと思うのは、当然です。

そこで、即効で細くなる方法をお話します。それが「むくみ」を取ること。むくみとは、足など、体のある部分に水がたまることを言います。

これが無くなれば「細く」なる。そして、おススメが「有酸素運動」になります。なぜなら、血液の流れがよくなって、余計な水分も流れるから。まずは、この有酸素運動を5つ、お話しましょう。手軽にできるものですよ。

また、筋トレはダメです。太くなってしまうので、やらないでください。

さらに、運動以外のむくみを取る方法を、4つご紹介します。運動と併せて行いましょう。これで、細くなりますよ。

ここまで紹介しましたが、実は、即効でやせる方法は、お勧めしません。その理由が、3つ。

 

  1. 脂肪が減っていない
  2. リバウンドしやすい
  3. 体への負担が大きい

 

そこで、脂肪を燃やすホルモンをご紹介します。これが、カテコールアミンと呼ばれるもの。これを出す運動も、お話しますね。

最後に、本当のダイエットは、1か月以上かかる理由をお話ししましょう。筋肉も脂肪も、変わったと感じるにはこれくらいの期間が必要です。これさえ知れば、あなたも「なるほど」と納得するでしょう。

つまり、あなたは「即効で細くなる方法」のほかに「本当に体が変わっていく運動と、かかる時間」を知ることになります。あなたは今「早くやせたい」とだけ思っている。そこからでも、いいのです。この記事を読み終えるころには「本当のダイエット」がわかるはずですから。

むくみを取る有酸素運動 5つ

 

むくみを取るには、有酸素運動がいいです。先ほどもお話した通り、血液の流れがよくなり、必要のない水分も流れていくから。そして、ここでは5つ、ご紹介しましょう。

 

  1. ジョギング
  2. ウォーキング
  3. 水泳
  4. 踏み台昇降
  5. DVD

 

さあ、さっそく見ていきましょう。

 

1:ジョギング

走っている後ろ姿

ジョギングは、ダイエットの話題に、よく出る運動ですよね。このコツをご紹介しましょう。それが、次の3つです。

 

  • 腕を軽く振る
  • 足が痛いなら、つま先から着地
  • 話ができる程度の速さでOK

 

1つずつ確認していきましょう。

 

コツ1:腕を軽く振る

走る人形

腕は軽く振りましょう。これで走りやすくなります。力が入ると、仕事も運動もよくないわけですね。

 

コツ2:足が痛いなら、つま先から着地

足の形

走っていて「足が痛い」経験がある人は、つま先から着地してみましょう。痛みが治まることがあります。私も、この走り方にしています。

ランニングの本では「かかとから着地」と、よく書いています。私もやってみたところ、足が痛くなりました。それから、この走り方しかしていません。

 

コツ3:話ができる程度の速さでOK

赤の吹き出し

話ができる程度の速さで、問題ありません。これくらいで、十分運動としての効果がありますよ。

 

2:ウォーキング

ジョギングウエア

ウォーキングとは「きちんと腕を振って歩く運動」を言います。通勤や通学に、使えますよね。これもコツが、3つあります。

 

  • 靴や、靴下を準備する
  • カバンはリュックなど、両手が使えるものにする
  • ストックがあると、効果的

 

こちらも、1つずつ確認しましょうね。

 

コツ1:靴や、靴下を準備する

アシックスのスニーカー

靴や靴下を、準備するといいですね。ウォーキングとはいえ、足にはかなり負担がかかります。靴はスニーカー、靴下は厚手の生地にしましょう。

靴下は薄いと、穴が開きます。私も経験があって、恥ずかしい思いをしました(笑)。

 

コツ2:カバンはリュックなど、両手が使えるものにする

小学生のリュック姿

カバンを持つなら、リュックにしましょう。両手が使えます。斜め掛けもいいですね。手で持つタイプのカバンは、腕が使えませんので、やめておきましょう。

 

コツ3:ストックがあると、効果的

ノルディックウォーキング

ストックがあると、腕が自然と使えますから、ダイエットに効果的です。これは2,000円くらいで買えますので、使ってみてください。

 

3:水泳

ウミガメ

水泳は、長く泳げるなら、有酸素運動として効果的ですね。プールに行きやすいなら、ぜひ行ってみましょう。

 

4:踏み台昇降

 

踏み台昇降とは、動画のように、階段の上り下りをするような運動です。

NetFitTVさんより

 

踏み台も、1,000円~2,000円くらいで買えます。これなら、負担にもなりませんよね。

 

5:DVD

 

DVDとは、こういったものです。

〇TRF

avex otherのチャンネルより

〇カーヴィーダンス

FYTTEのチャンネルより

〇 エクササイズDVD 「ダンスwith佐川男子-上海ハニー編-」

 

テレビで見ながら、体を動かすだけです。簡単にできますね。

 

筋トレはダメ

ストップの看板

筋トレはやめましょう。筋肉が太くなり、体が大きくなります。これは、血液にあるエネルギーを、筋肉に送り込むため。

ちなみに、この状態を、パンプアップといいます。

 

むくみを取る4つの方法

 

運動以外に、むくみを取る方法が、4つあります。

 

  1. マッサージ
  2. お風呂
  3. 白湯(さゆ)やショウガの入った食事をする
  4. 糖分、塩分をひかえる

 

これも、1つずつ見ていきましょう。

 

1:マッサージ

女性のマッサージ

マッサージをすると、たまった水分が流れやすいです。体の中心に向かって、軽く行いましょう。

強くやると、水分が流れにくくなります。毛細血管(もうさいけっかん)と呼ばれる、体のすみずみにある細い血管を傷つけますからね。

 

2:お風呂

女性がお風呂でつかる

お風呂に入りましょう。体が温まり、血液の流れがよくなります。疲れも取れて、いいですよ。

 

3:白湯(さゆ)やショウガの入った食事をする

沸騰しているやかん

白湯(ただのお湯)や、しょうがの入った食事をしましょう。これも、体が温まりますね。

 

4:糖分、塩分をひかえる

 

糖分や塩分を控えましょう。多くとりすぎると、水分をため込みやすくなります。

糖分の摂りすぎは太る

 

おススメしない3つの理由

 

ちゃと

ここまで言っておきながら、私は、このダイエットをおススメしません。

それは、次の3つの理由です。

 

  1. 脂肪が減っていない
  2. リバウンドしやすい
  3. 体への負担が大きい

 

これは本当のダイエットではない。その理由を説明します。

 

1点目:脂肪が減っていない

餓鬼みたいな体

あなたは脂肪を減らしたいと思っているはず。

しかし、これは、余った水分が減っているだけです。水分は取ったら、また元に戻る可能性もあるのです。

 

2点目:リバウンドしやすい

リバウンド

早くやせようと思うと、ストレスがかかっています。このストレスが、終わった後のドカ食い(たくさん食べてしまうこと)にもつながるのです。これは、論文でも証明されています。

入り口がダイエットであろうとストレスであろうと,BE(むちゃ食い) がダイエットを促進させることで悪循環の過程は発生する。また,仮に,ダイエットをやめたとしても,ストレスが慢性化していれば,常にこうした悪循環を活性化する動力源が供給され続け,BE からは容易に抜け出せないことになる。

女子大生のダイエット行動とストレスがBinge Eatingに及ぼす影響

ちゃと

なぜか、出てくる「安心感」「達成感」が、あなたの食欲を、より大きくするのです。

 

3点目:体への負担が大きい

疲れを感じる人

短い期間でのダイエットは、体への負担が大きいです。たとえば、有酸素運動でも、必要以上に頑張ること、ありますよね。さらに、食事制限なら「まったく食べない」人も多いでしょう。

「少しの間なら、大丈夫」と思ってしまうからですね。

体への負担が大きいと、当然、肌や髪、表情に出ます。つらく、顔色も悪い、髪もパサパサ、くちびるは変な青い色。こんな姿に、誰もなりたくありません。

 

脂肪を燃やすホルモン

大きな火

ここで、脂肪を燃やすホルモンをお話します。それが「カテコールアミン」という、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つのホルモンをあわせていったもの。これは、論文で証明されています。

脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである

脂肪の代謝とその調節 ―からだのエネルギーバランス―

ちゃと

つまり、ダイエットでは、このホルモンを出すことが、大事なわけです。

 

脂肪を燃やす「有酸素運動」と「全力運動」

 

そして、このホルモンを出す運動が「有酸素運動」と「全力運動」なのです。それも、論文に書かれています。

 

〇 有酸素運動

マラソンの足元

また,(有酸素運動の)連続法では運動中の血中アドレナリン,ノルアドレナリン,成長ホルモン,遊離脂肪酸およびグリセロール濃度が増加し,インスリン濃度の低下が認められた.

間欠的な有酸素運動における運動中および運動後の酸素摂取動態

 

〇 全力運動

力いっぱいの男

血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して

運動強度の増大に対する心拍数および血漿力テコールアミンの応答

つまり、おススメした有酸素運動も、脂肪を燃やすのに、効果的だったわけですね。

 

本当のダイエットが1か月以上かかる2つの理由

 

では、本当のダイエットには、1か月以上かかる理由を、2つ上げます、それがこれ。

 

  • 脂肪を減らすには、1か月はかかる
  • 筋肉をつけるには、1か月かかる

 

これがわかると「即効でやせるのも、ちょっと困りものかな」と思えてきますよ。

 

1点目:脂肪を減らすには、1か月はかかる

お腹の周りを図る

脂肪が減ったことが、体でわかる期間は、1か月以上かかります。

脂肪が1キロ減ると、あなたの体でも実感できますよね。これを、実際に計算してみましょう。

脂肪が1キロ減るには
 

脂肪1キロは7,200kcalです。(脂肪1g=7.2kcalとされています。)

このカロリーを使うには、ジョギングだと140~150km走る必要があります。

140km÷30日=1か月、毎日4~5km走ることになる!!

ちゃと

だから、1か月「は」かかるのです。

 

2点目:筋肉をつけるには、1か月かかる

両手を広げた筋肉

本当のダイエットには、筋肉が必要です。なぜなら、あなたは綺麗でカッコいい体になりたいから。細くガリガリの、がい骨みたいな体になりたいとは、思っていません。

がい骨

そして、その筋肉をつけるには、1か月かかると思ったほうがいいですね。それが、この論文からわかります。

トレーニング後20日をすぎると,絶対筋力の増加は少なくなるが,筋断面積が拡大されてくる。ゆえに, この時期の最大筋力の増加は筋肥大によるものと考えられる。

最大筋力はトレーニング初期に急増するが, この時期にトレーニングを止めてしまうと,筋力衰えも速いといわれている。筋力増強効果を持続させるには,20日間以上のトレーニングにより,筋肥大まで到達させる必要があるといえる。

筋力トレーニングについて

数字では、20日と書いていますが、人によって違いがありますから、1か月くらい見ておく必要があります。

 

続く運動の特徴 

 

本当のダイエットは、続けることが大事になります。なぜなら、続く運動をすれば、ダイエットは成功するから。

これこそ問題!

  • 太る人は運動しない
  • リバウンドした人は、運動を止めた

これが、問題であり、本当の事実です。

そこで、その続く運動の特徴を、4つまとめました。

 

  1. 楽しい
  2. ストレス解消
  3. アンチエイジング効果
  4. 健康

 

私も、これがあるから、体を動かしています。

 

その1:楽しい

かわいい少女

楽しい運動は続きます。あなたもこれを探しましょう。有酸素運動じゃなくてもいいです。ヨガ、ピラティス、格闘技、何でもいいので、あなたも見つけてください。

 

その2:ストレス解消

ストレスとリラックス

ストレス解消する運動は、やりますよね。止めても、やると思います(笑)。ちなみに、私にとって、ボクシングがこれにあたります。

ボクシングジムに通わなくなって10年たちますが、その間、清掃工場の前の歩道で、1人、シャドーボクシング(ボクシングのトレーニングの1つ)をやっています。誰も来ないところで、です。はっきり言って、「変な人」(笑)。

ちゃと

でも、止められません。スカッとするので、やりたくなるのです。

 

その3:アンチエイジング効果

健康的な笑顔

運動には、アンチエイジングの効果があります。アンチエイジングとは、年を重ねると出てくる衰えを、少しでも防ぐ行動などを言います。

運動すると、筋肉が鍛えられます。だから、姿勢もよくなるし、歩き方も変わる。腰が曲がっていれば、老人に見えますよね。姿勢よく歩けば、それだけ若々しい印象を与えます。

ちなみに、肌の老化も同じ。この老化を防ぐ効果が、論文で証明されています。

皮膚の老化を避けるためには光老化対策、酸化ストレス対策、糖化ストレス対策が重要である。

一次予防としては骨格筋肉量の維持、適度な運動、適正な食習慣が奨励される。これは血糖の急激な上昇を避け、インスリン抵抗性を増加させないためである。グルコースの70% は骨格筋で消費され、骨格筋量の減少がインスリン抵抗性増加を助長するので筋肉負荷運動は重要である。

皮膚の糖化ストレスと光老化

ちゃと

運動は、人をキレイに、若々しくする力があるのです。

 

その4:健康

病気で寝込む

運動は、人を健康にします。体を動かすと、丈夫になりますよね。これはきちんと論文で証明されています。

たとえば、病気の原因として知られている活性酸素(かっせいさんそ)を、抑える働きもあるのです。

適度の運動負荷は生体に刺激を与え, 組織の機能を一時的に低下させるものの, 運動後の機能はかえって高い水準にあがる.)は生体に障害を引き起こす過酸化脂質の変動に関しての検討で適切な種類と強さの運動訓練を重ねることにより, 健康を維持できるだけでなく,疾病の予防効果も期待できるとしている

運動と活性酸素

実は私もボクシングを始めたきっかけが、この健康でした。風邪で寝込むことが多く「会社で働くことはできないかも」そう思っていた私が、ボクシングを始めたのが、20歳のころでした。

それから、健康になり、今では、インフルエンザの予防接種だけ病院に行くまでになったのです。

 

まとめ

 

即効でやせる、細くなるダイエットは、確かに魅力があります。

しかし、本物ではありません。あなたの脂肪は、長い時間かけて作られました。つまり、その時間と同じくらいかけないと、減らないのです。

そして、あなたは今、それを知りました。ここから、本当のダイエットを始めましょう。最初は「有酸素運動」だけでいいのです。そこから、楽しくなったり、ストレス解消をしたり、長く続けるものを見つけましょう。

そうすれば、あなたは、体を動かし続けるはずです。運動が、あなたに自信をつけてくれます。背筋がピンと伸びた歩き方に、ほかの人も驚くはず。言葉に力があり、仕事にもいい影響があるでしょうね。

これこそ、本物のダイエットです。ダイエットは、人生を変えるのです。

実際に私がそうです。デブで、マット運動が全くできない小学生だったのが、今では、176cm、65kgの体型を、15歳から25年間続けていられるのです。

あのころの、猫背で自信がなく、クラスで目立たないようにしていた私は、もういない。立ち姿もきれいで、キラキラしている私がいるのです。

これを、あなたにも手にしてほしい。そして、その方法が、今わかりました。あとは、あなたが「動くこと」。

さあ、今すぐやり始めましょう。ダイエットの「本当のスタート」を切るのです。

コメントを残す