「水泳なら、ダイエットが成功するかも」と思いますよね。水泳選手は、細く引き締まった体、それに、よく食べるとも聞きますしね。「もしかしたら、最強の運動?」と考えるのは、当然です。
そこで、水泳ダイエットが成功する理由を、3つお話しましょう。
- 水の中では使うカロリーが多くなる
- 年齢に関係なく、運動できる
- ケガしにくい
ただ、コツも3つあります。
- 通いやすいところにある
- きれいな施設
- 食べ過ぎない
これで、成功に向かいます。
さらに、デメリットについても、お話します。使用料金や道具の費用を確認しましょう。
最後に、ペースが落ちたときの説明もしておきます。もう不安はないはず。今すぐに行きたくなりますよ。
スイミングでダイエットが成功する3つの理由

スイミングで、ダイエットが成功する理由は、次の3つです。
- 水の中では使うカロリーが多くなる
- 年齢に関係なく、運動できる
- ケガしにくい
では、1つずつ見ていきましょう。
1:水の中では使うカロリーが多くなる

水の中では使うカロリーは多くなります。こちらの表をご覧ください
〇60kgの人が1時間行ったカロリー
水中 普通 ウォーキング(ゆっくり)
150kcal 120kcal ウォーキング(ほどほど)
270kcal 210kcal ウォーキング(きつい)
408kcal 258kcal ジョギング 588kcal 420kcal 【身体活動の量からエネルギー消費量への換算方法】
○身体活動の量〔メッツ・時〕×体重〔kg〕=エネルギー消費量〔kcal〕運動の強さ「メッツ」も厚生労働省 e-ヘルスネットより
これほどの違いがあります。同じ運動なら、当然、多い方がいいですよね。
2:年齢に関係なく、運動できる

水の中では、年配でも運動できます。足腰が悪くても、歩けるのです。
3:ケガしにくい

先ほどの点と関係しますが、プールはケガしにくいです。水には浮力(ふりょく)という、浮く力がありますから。たとえば、水中ウォーキングでは、着地の衝撃が少ないです。だから、ケガしにくい。
それに加えて、進むときには水の抵抗があるから、運動の効果も高い。これほど、良くできた運動はほかにありません。
プールダイエット成功の3つコツ

ダイエットに成功するコツは、次の3つです。
- 通いやすいところにある
- きれいな施設
- 食べ過ぎない

と思っているあなた。必ず納得するはずですよ。
1:通いやすいところにある

通いやすいと、プールに行きます。通うのが大変だと、行かなくなり、結果、ダイエットは失敗に終わる。運動するのは、あなたです。家の場所と交通手段を考えて、選びましょう。
2:きれいな施設

きれいな施設・設備なら、やる気も出ますよね。着替えたり、体を拭いたりするので、清潔感は大事なポイント。汚いと、気分も良くありません。
3:食べ過ぎない

プールに行くと、お腹が空きます。水の中に入るだけで、カロリーを使いますからね。シンクロナイズドスイミングの選手は、体重維持のため「食べるのも仕事」と言われるくらい、食事を取ります。
ただ、ダイエットが目的のあなたは、食べ過ぎないようにしましょう。
ダイエットの基本の式

ダイエットの基本は、こちらです。
使うカロリー>食べたカロリー>基礎代謝(きそたいしゃ)
基礎代謝以上のカロリーを取りましょう。この基礎代謝とは、生活していくうえで、必要な最低限のカロリーです。これを下回ると、体が「やばいぞ!」と勝手に反応し、脂肪ではなく、筋肉をエネルギーにします。このため、極端に減らすのも、問題です。
デメリットはお金がかかること

プールは、お金がかかります。具体的には次の2つです。
- プールの利用料金
- 水着などの道具
では、1つずつ見ていきましょう。
1:プールの利用料金

プールの利用料金は、設備などで変わります。スポーツジムだと、入会金も必要です。まずは公営施設のプールを利用しましょう。数百円で利用できますよ。
2:水着などの道具

水着などの道具も、お金がかかります。これは、肌に直接触れますから、揃えたほうがいいですね。
自分に合ったものを探しましょう。今では、全身をカバーする水着もあります。プールが楽しくなる道具を選ぶのも、大事です。
ペースが落ちてきたら、運動と食事を見直す

ダイエットのペースが落ちてきたら、運動と食事を見直しましょう。これが、基本で、王道になります。
1:運動のメニューを見直す

運動のメニューを見直すと、ダイエットが加速します。なぜなら、脂肪を分解するカテコールアミンが出やすくなるから。
脂肪を燃やすホルモンが出やすくなる
脂肪を燃やすホルモンとは、カテコールアミンです。これは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3種類あるホルモンの総称(まとめていったもの)。これが、証明の論文です。
〇カテコールアミンの働き
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
そして、慣れてきた運動メニューだと、アドレナリンが出にくい。だから、新しい刺激を与えて、このホルモンを出しましょう。
では、運動メニューの見直し方ですが、次の2つになります。
- プールでのメニューを見直す
- 他の運動を増やす
1つずつ見ていきますね。
その1:プールでのメニューを見直す

プールでのメニューを見直しましょう。
- 今とは別の泳ぎ(バタフライや背泳ぎ)をしてみる
- さらに距離を伸ばす
- ペースを少し早めてみる
どれでも構いません。あなたの好きな方法でやってみましょう。
その2:他の運動を増やす

もし、スポーツジムもあるなら、筋トレなど、別のトレーニングを加えてもいいですね。また、ジョギングやウォーキングなどの運動も、取り入れてみましょう。
2:食事を見直す

食事を見直すことも大事です。食べ過ぎていませんか? あなたの1週間の食事を写真にとりましょう。食べ過ぎれば、太ります。
ダイエットは食事が9割ですからね。必ず見直しましょう。
まとめ
プールでの運動は、本当に効率がいいです。通えるなら、ぜひやってほしいですね。水の中は、最高のトレーニングマシン。スポーツジムにある、値段が高そうなマシーンよりも、素晴らしい。十分に利用しましょう。