「運動音痴でも、ダイエットできるのかな?」と、不安に思っているあなた。安心してください。

その理由が次の3つです。
- 他人に迷惑をかけない
- 重さが選べる
- 筋肉は、誰でも、大きく強くなる
これなら、運動が「ちょっとイヤだな」と思っていても、できますよね。
さらに、筋トレがダイエットにいい理由も、2つご説明しましょう。
- 脂肪を分解するホルモンを出す
- ダイエット中でも、筋肉を維持する
また、筋肉がつくと、運動神経がよくなる理由も2つ、お話します。
- 鏡を見ることで、体の動かし方がわかる
- 筋肉自体、強くなるので、できることが増える
そして、私の体験をお伝えしたい。なぜなら、私は、あなたと同じ運動音痴だから。
小学校時代、マット運動で前転もできなかった男が、ミニバス(小学生のバスケットボール)で選抜チームに入り「スポーツができるグループに入った経験」を、お話します。
最後に食事制限です。
まず、あなたが太った理由は、食べ過ぎです。運動音痴「だけ」ではない。そこも、確認しましょう。
つまり、この記事を読めば、運動音痴にピッタリなダイエットがわかります。その全てを詰め込みました。さあ、しっかりと読み進めてください。
運動音痴なら、マシーンを使った筋トレが1番
運動音痴なら、マシーンを使った筋トレが1番です。その理由は単純な動作だから。「力を入れて動かす」だけで、運動神経は必要ありません。

これが、ボールを使ったスポーツなら、全く違いますよね。


それでは、メリットをご説明しましょう。
マシーンを使った筋トレのメリット 3つ

マシーンを使った筋トレは、次の3つのメリットがあります。
- 他人に迷惑をかけない
- 重さが選べる
- 筋肉は、誰でも、大きく強くなる
「運動が苦手」と思っているあなたに、ぴったりです。
1:他人に迷惑をかけない

筋トレは他人に迷惑をかけません。つまり、体育の時の、サッカーやバスケットボールのように、同じチームの人から冷たい視線を浴びないのです。
さらに、ジムにいる人は、あなたに興味がありません。なぜなら、みんな、自分のことに夢中だから。あなたのように、ダイエットしたい、良い体になりたいと思っている人ばかり。みんな、自分のことだけ見ています。

「人の目が怖い」と思っているあなたに、ピッタリです。
2:重さが選べる

マシーンを使えば、重さが選べます。つまり、子供が持てるくらい、軽くできる。だから、確実にトレーニングできます。
これが腕立て伏せ、腹筋といった「自重トレーニング(自分の体重を使ったトレーニング)」なら、話は変わってきますよね。体重が重いと、できない場合が多い。だから、マシーンを使うのです。
3:筋肉は、誰でも、大きく強くなる

筋肉は鍛えれば、誰でも大きく強くできます。そこに運動神経は関係ありません。だから、あなたも、ほかの人と同じだけトレーニングすれば、大きく強い筋肉が手に入るのです。これほど、平等な条件はありません。
筋トレがダイエットにいい2つの理由
筋トレがダイエットにいい理由は、次の2つです。
- 脂肪を分解するホルモンを出す
- ダイエット中でも、筋肉を維持する効果がある
1つずつ確認すると、筋トレしたくなりますよ。
1:脂肪を分解するホルモンを出す

全力で筋トレをすると、脂肪を分解するホルモンが出ます。これはカテコールアミンと呼ばれるもので、論文で証明されています。
〇カテコールアミンの働き
脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンである
〇 全力運動
血漿A(アドレナリンの濃度)は70~90%(運動)強度で急激に増加したのに対して
脂肪を分解し、20分以上の運動時間で、しっかりとエネルギーを使い切る。これを行っているのが、ライザップなどのパーソナルトレーニングジムなのです。

筋トレが「ダイエットに不向き」と言うのは、嘘です。
2:ダイエット中でも、筋肉を維持する効果がある

ダイエット中の筋トレは、筋肉を維持する効果があります。なぜなら「トレーニングした筋肉は必要」だと、体が感じるから。
ダイエットすると、脂肪も筋肉も減ります。ここで筋肉を使えば、体に「必要なもの」と教えることができる。つまり、脂肪の方を、より多くエネルギーに変えるのです。
そして、ダイエットの目的は、脂肪を多く減らすこと。だから、筋トレすべきなのです。
筋肉がつくと、運動神経が良くなる2つの理由
筋肉がつくと、運動神経が良くなります。その理由は次の2つです。
- 鏡を見ることで、体の動かし方がわかる
- 筋肉も強くなり、できることが増える
未来のあなたは、今と別人になりますよ。
1:鏡を見ることで、体の動かし方がわかる

ジムでは、自分のトレーニング姿が鏡に映ります。つまり「体の動かし方」が、目で見て分かる。これが運動神経を良くする、最も簡単で確実な方法です。
世界一、素晴らしいコーチのアドバイスを聞くより、自分の目で見たほうが100倍速く分かります。実際に、自分の運動している姿を見て、驚く人も多いでしょう。イメージと、実際の動かし方は全く別。だから、運動神経が良くなるのです。
2:筋肉も強くなり、できることが増える

筋肉が強くなれば、できることが増えます。例えば、早く走ったり、高く飛んだり、相手を倒したりするには、強い筋肉が必要ですよね。そして、トレーニングで、これが手に入る。だから、運動できるようになるわけです。
運動音痴だった私の体験
突然ですが、実は、私も運動音痴でした。小学校3年生のとき、138cm、48kgの体型で、マット運動が全くできない、クラスに1人はいるデブだった。
そこから痩せて「運動できるほう」のグループに入れたのです。この経験を、お話ししましょう。
体重が重い上に、筋肉が弱いと何もできない

デブが運動できない理由は、これです。体重が重い上に、筋肉が弱いから。これなら、何もできません。
しかし、筋肉が強ければ、体重があっても運動できます。アメフト、ラグビーの人たちは、走るのも速く、スポーツもできますよね。デブは、脂肪だけ多いのです。
やせて、できた3つのこと

私は15歳から、176cm、65kgの体型で、41歳である今も変わっていません。やせて、軽くなると、色々できるようになりました。
- ミニバスで選抜チームになった
- ボクシングもできる体に
- 学校で頼られる存在に
1つずつ、自慢したいと思います。
その1:ミニバスで選抜チームになった

ミニバスという小学校のバスケットボールで、選抜チームのメンバーになりました。

バスケを始めたころは、ランニングだけで、自分の体重が支えられずに、ひざが痛みだすほどでした。
今なら、考えられません。
小学校6年生で選ばれたときは、本当に驚いたのです。
その2:ボクシングもできる体に

大学時代、1か月に3回、風邪を引くほど、体が弱くなった私。「このままだと、普通の仕事は無理かも」と思い、健康のために、ボクシングを始めました。ジムに通い始めると、本当に面白く、体も強くなったのです。
これも、デブだったら、絶対にやらなかったでしょう。今でも、人が来ない清掃工場の前で、シャドーボクシング(ボクシングの練習の1つ)をやっています。
その3:学校で頼られる存在に

体育や、球技大会で、頼られる存在にもなりました。
以前の太っていた時期は、迷惑をかけないよう、存在を消していた。なるべくボールに触らないよう、少し離れたところにいたのです。
しかし、やせて、走れるようになると、自然とボールが回ってきます。「デブで、全く見向きもされなかった私が」です。この時は、本当に衝撃でしたね。
やせることで運動神経は良くなる

やせると運動神経は良くなります。それは体が軽くなれば、より簡単に動けるから。
運動は「体の移動」を多く行います。マラソンやウォーキングは、まさに体の移動ですよね。サッカーやバスケも、ボールの動きにあわせて。ボクシングや空手は、相手の動きにあわせて、移動します。
だから、ダイエットで、体が軽くなると、移動が簡単にでき、運動神経も良くなるのです。
食事制限も必要
ダイエットには食事制限も必要です。それは、あなたの太った原因は「食べ過ぎ」だから。
太った原因は、食べ過ぎ

あなたの体は、食べたもので作られた。だから、食事を変えないと、ダイエットは成功しません。
ダイエットは食事9割、運動1割

ダイエットは「食事が9割、運動が1割」です。なぜなら、運動しても、それ以上食べれば、太るから。
運動のカロリーは大きくない

運動のカロリーは大きくありません。例えば、おにぎり1つ(160kcal)を使うなら「ジョギング 30分」「ウォーキング 60分」必要です。
これなら、おにぎりを我慢したほうが、楽ですよね。食事制限の大事さが分かったはずです。
2つの制限
続いて、2つの食事制限について、ご紹介しましょう。
- カロリー制限
- 糖質制限
あなたに合ったものを選びましょう。
1:カロリー制限

カロリー制限は、次の式で、ダイエットできます。
使ったカロリー>食べたカロリー>基礎代謝(きそたいしゃ)
守るものは、これで十分です。
使ったカロリー>食べたカロリー>基礎代謝(きそたいしゃ)
「使ったカロリー」が「食べたカロリー」より大きければ、やせます。
そして「食べたカロリー」が「基礎代謝」より、大きいことが大事。なぜなら、脂肪を燃えやすい状態にするため。
まず、基礎代謝とは、呼吸をする、心臓を動かすなど「人が生きていくうえで、必ず使う最低限のカロリー」のこと。
これを下回ると、体が「ヤバい!」と反応し、筋肉をエネルギーにします。だから、極端な食事制限をすると、筋肉が無くなって、リバウンドしやすいのです。必ず、基礎代謝以上のカロリーを取りましょう。
2:糖質制限

糖質制限は、1日に取る量を制限するものです。
糖質を1日130gに抑える

糖質は1日130gにしましょう。これで、食事の楽しみが感じられます。
飲み会などがあっても、これなら乗り切れます。「ご飯2杯以上」の糖質が取れますからね。だから、長く続けられて、成功するダイエットになる。これがおススメする理由です。
2つのメリット
糖質制限のメリットは次の2つです。
- 簡単にできる
- 最初の3キロは簡単に減っていく
始めやすいので、今からできますよ。
その1:簡単にできる

糖質制限は簡単にできます。なぜなら、スーパーで売ってある食べ物に、糖質の量が表示されているから。実は「食品成分表」とよばれるものに、糖質が書いてあります。だから、簡単に計算できるのです。
その2:最初の3キロは簡単に減っていく

糖質制限をすると、最初の3キロは簡単に減っていきます。なぜなら、水分を含んだ糖分が使われるから。これをグリコーゲンといい、スッと体重がなくなるのです。嬉しくなって、やる気も出ますよね。
3つのデメリット
デメリットとしては、次の3つがあります。
- 物忘れが激しくなることがある
- ストレスのコントロールが大事になる
- お金がかかる
対策も一緒に説明していきましょう。
その1:物忘れが激しくなることがある

糖質制限をすると、物忘れが激しくなることがあります。これは脳のエネルギーを制限しているから。仕事や勉強に、悪い影響が出てしまいます。
対策としては「制限をやめる・緩めること」。糖質が体に入れば、脳も働きます。
それでも、物忘れがある場合、病院を受診してください。認知症や、脳の病気も考えられますからね。
その2:ストレスのコントロールが大事になる

糖質制限で、ストレスを感じることもあります。もし、イライラするときは、夜ご飯に糖質を多くとりましょう。これで、ぐっすり眠れます。甘いものを食べると、なぜか落ち着きますよね。これは糖質の1つの力。
ストレスをコントロールすることも、ダイエット成功のポイントです。
その3:お金がかかる

糖質制限をすると、お金がかかります。なぜなら、糖質を含んだ食べ物のほうが安いから。
例えば、コンビニでの昼ご飯で、次の2つのメニューを比べてみましょう。
- カップラーメン(150円)+おにぎり2個(120円×2個)=390円
- 焼き鳥 3本(100円×3本)+サラダ(250円)=550円
わずか、100円ちょっとですが、毎日だと大きいですよね。
これは、ダイエットに必要なお金だと、理解し、納得することが大事。そうすれば「うわ! 高い!」なんて、思わないですよ。
まとめ
運動音痴なら、ジムでの筋トレが1番です。そして、筋肉がつき、体が変われば、あなたも自信が持てます。しかも、苦手な運動でついたもの。今までとは、全く違う世界に、足を踏み入れるのです。
これは、あなたにとって、かけがえのない大切な宝です。
その宝をつかめる場所に、あなたはいる。さあ、あとは行動です。私のように、人生に革命を起こしましょう。
ダイエットできます!
ジムでの筋トレなら、運動神経ゼロでも大丈夫。